不吉なニュースが重なって １月１１日２０１８年

　日銀の金風緩和の縮小にプラスして、中国の米国債購入が減らされるか停止の可能性、との報道が追っかで出てきました。


◆米国債１０年物利回りは、２．５８０％です。

　注目は二つあります。

　その一つ、米国債３ヶ月物利回りは、１．４２７％です。
　
　これは、昨年２０１７年８月２０日終値で、０．９９６と、１%以下から上昇を始めました。

　昨日１月９日終値は、１．４４２％でした。

　今後、この短期債利回りが下落していくかどうか？

　もう一つは、２年物と３０年物、１０年物との利回り差が、これまで縮小してきていました。

　それが反転し、今後拡大していくかどうか、です。


□「米債権購入ペース低下・停止、中国当局者が提言=ブルームバーグ」（ロイター：１月１０日）

□「市場は下落、中国の米国債買い入れ停止報道で」（ZeroHedge:１月１０日）

□「ビル・グロス氏、米国債１０年物は売り。１０年物は今年年末に２．８％へ上がる；PIMCOは買い建ての準備。」

　（ZeroHedge:１月１０日）