周藤 強  「もっと活き生き」

島根県 雲南市議会議員 

総務委員会

2008-01-31 21:43:15 | Weblog

今朝の様子はこんな感じ・・・やわらかい雪でした。

今日は、議会・総務委員会でした。

主な議題は

1.地域振興補助金の見直しについて

2.地域づくり活動検討委員会の検討状況について

3.市町村消防の広域化について

など5点でした。

委員から意見が多かったのが、2.の問題でした。

 これは、現在ある各地域の公民館施設を「地区交流センター」とし、地域自主組織が指定管理者となり、市からの受託料と交付金で管理運営するというものです。

「地域のことは地域で・・・」 地方分権ならぬ、市が進める「地域分権」です。

地域自主組織の活動と公民館の生涯学習事業や地域福祉活動をなぜ一体化しなければならないか?など、委員から質問が多く出されました。

 市としては、検討委員会の最終報告を受け、早ければ平成21年度から実施したいとのことでした。

「地域分権」・・・さて、その先に見えるものは???

明日は、議会運営委員会です。


暫定税率

2008-01-30 22:21:36 | Weblog

 揮発油税の暫定税率問題で、与野党は30日午後、「年度内に一定の結論を得るものとする」との河野衆院議長と江田参院議長のあっせんを受け入れることで合意したとのニュースが流れました。

すでに、委員会付託され可決された法案が取り下げされるルールは??ですが、委員会の可決法案の取り下げは初めてで31日にも撤回手続きを取るとのことです。まずは混乱が回避されました。

全国の1700余の自治体・議会から、暫定税率継続の要望が行われています。 雲南市議会も昨年12月に「道路特定財源堅持の意見書」を国へ提出しています。地方の声を大切に、しっかり議論していただきたいものです。

暫定税率とは、

みなさんが支払われているガソリンが1ℓ 150円とすれば、その内、揮発油税は約50円。その内、本則税分が約25円、暫定税率分(上乗せ)が約25円です。

民主党が言っている「廃止すればガソリンが25円安くなる・・・」とは、この上乗せ分25円のことです。

この、暫定税率分(上乗せ)の収入が年間2.6兆円です。国(国道)が使うのが1.6兆円、県・市町村への配分がおよそ1兆円と言われています。

暫定比率が廃止された場合の雲南市への影響は、5~7億円とも言われております。道路建設・維持修繕への影響はもちろんのこと、教育・福祉部門への影響も心配されています。

写真は、今日の尾原ダム工事現場です。

左岸側

ダム本体

明日は議会総務委員会です。




愛の共育講演会

2008-01-27 15:31:31 | Weblog

今朝は、向かいの土手の桜にふんわか雪が咲いていました。

やがて消えてしまいました。

 今日は、西日登公民館主催で「愛の共育講演会」が西日登小学校で開かれました。

「共育」には、子育ては家庭・地域が共に支えあうことが大切との想いが込められていますです。

講師  身体教育医学研究所うんなん 鎌田真光研究員

演題  「家族そろって健康づくり」

       ~子どもの生活習慣と健康に関する話しとストレッチ体操~

 今日は、「早寝・早起き・朝ごはん」にプラス「動くことの大切さ」のお話しでした。

聴講者からの「子どもに必要な睡眠時間は?」との質問に、

1~2年生は10時間、2~3年生は、9時間、4~6年生は8時間位を目安に・・・とのことでした。 基本は・・・「寝る子は育つ」です。

 講演の後は、椅子に座ったままでのストレッチ体操でした。「お~きく~」

小学校・幼稚園の保護者や地域の方など、およそ80人の参加でした。

 


議員定数等検討委員会

2008-01-25 21:41:37 | Weblog

今朝は、薄っすらと雪化粧の朝を迎えました。気温も0℃程度で路面の凍結はありませんでした。

今日は、議員定数等検討委員会でした。

① 議会事務局長から先日の総務委員会での「議員定数を20名に削減せよ陳情(要旨)」の審査結果が報告されました。

 2月16日に開催する「市民から意見を聴く会」について協議しました。

 その中で、私は、『合併協議において定数は26と決定し、条例で26と定めてある。そこから議論が始まるべきだが、マスコミも含めて市民の間では「今は38だが今度は上限が26でそれからいくら減らすかで決まる」如くの論がなされているように感じられる・・・』と指摘し、委員会で合併協議事項(内容)の再確認をしました。

「意見を聴く会」の発言者のみなさんに、そこのところを踏まえていただきたく発言しました。

なお、議員定数等検討委員会が「市民から意見を聴く会」は次のように開催されます。

日時 2月16日(土) 13時30分~15時30分

会場 雲南市議会議場

発言者 雲南市自治会連絡協議会 会長 他1名

      雲南農業協同組合 組合長 他女性部1名

     雲南市商工会 会長 他女性部1名

     雲南市社会福祉協議会 会長 他1名

の8名で、公開して行われます。

③ 議員報酬等のあり方について

 現在の議員報酬月額306000円は、合併協議において次のように算出されました。

市長の報酬月額・890000円×40.5%=360450円・・・・議員報酬は市長の40.5%が類似団体の標準です。

定数特例の期間中は、15%をカットし

360450×0.85=306382・・・・306000円とする。

 また、期末手当の特別職加算率が、市の標準は「1.40」ですが、現在は町村並の「1.10」です。(旧町村選挙区選出)

 「20にせよ陳情」の参考人招致の中でもありましたが「財政状況が厳しく、市長も職員も報酬・給料をカットしているのに、議会は何もしていない・・・」との発言が繰り返されました。議員は最初から15%カットしているということです。

 次のことを確認しました。

・ 次の選挙後に、360000円に戻し、それからのカット等については、改選後に決定すべき。

・ 期末手当の特別職加算率が、現在は「町村並の1.10」であるが、次期からは、本来の「市の標準1.40」にすべき。(全市1区の選出)

この、報酬等については、有識者による「特別職報酬審議会」が設置され、いづれそこで決定されます。

 

 今日の傍聴者は、議員2名、マスコミ3社でした。


雪降らず

2008-01-23 22:52:38 | Weblog

ここのところ雪が降らない雲南市です。

今日の東京は、3センチの積雪とか・・・。

雲南市木次町はゼロ・・・積雪どころか降雪もありません。

 今日は、木次選挙区選出議員と木次町幹部職員の研修会でした。

有意義な勉強会でした。


陳情審査 「採択」と「不採択」

2008-01-21 21:56:15 | Weblog

 今日は、総務委員会で陳情2件の審査でした。傍聴者は31名。NHKテレビカメラも入った中での審査でした。

 初めに、「JR不採用問題の解決に向けた協議の開始を求める意見書」の提出を求める陳情書の審査でした。

私は、次のことを発言しました。

「この件は、20年前からの闘争である。当時はイデオロギーの強い時代であり、結果的に、1407名の労働組合活動家が不採用になった。今日的状況においては、人権・人道的なことを考えるべきで、JRは少なくとも協議に入るべきだ」

と「採択」すべき旨の発言をしました。

採決の結果、全会一致で(反対はゼロ) 「採択」となりました。

 

 次は、「議員定数を20にせよ」の陳情の審査でした。

各委員が意見を述べ、私は次のように述べました。

受理番号 第12号  雲南市議会議員定数削減についての陳情について

私は「不採択とすべきである」

 今日の陳情審査は、議員定数を20名にせよと陳情審査だ。20名でいいかどうかの審査だ。意見を述べる。

1.国は、地方分権を進める中で、議会の権能の強化も進めてきている。地方自治体の中でも、とりわけ住民の直接の窓口である基礎自治体の議会の役割が重要となってきている。

「基礎自治体の行政・議会が日本の政治の原点である」これが私の持論だ。

2.市民生活に直結している基礎自治体の行政運営には、急激な変化があってはならない。合併協定は、合併後の混乱を避けるために「軟着陸」を基本として、個々の項目について協定されたと理解している。最初の選挙が選挙区選挙、次回選挙から全市一区の選挙が実施されるのも、そうしたことによると理解している。以上から、現員数38から20名への削減案は理解しがたい。

3.議員定数については、地方自治法でその上限数が定めてある。5万人未満の市は上限数が26。一方、2万人以上の町村も上限数26である。言い換えれば、2万人から5万人の自治体の議員数の上限数が26ということである。

「類似自治体の2/3が上限数から減員しているから雲南市議会も減せよ」とのことだが、類似といっても、合併していないところ、吸収合併したところ、対等合併して間もないところ、などその状況はさまざまである。従って、対等合併間もない雲南市に、「類似団体に見習って」の論は成り立たない。

4.参考人の意見聴取において、「市民が主役のまちづくり・地域委員会等でモノが決まって行き、議会の役割が減少している」との発言があった。地域委員会は執行部側の会である。

 強力な権限を有する執行部、それに対する議会。そうした中で、2元代表制・議会制民主主義を守るためには、ふさわしい議員定数が望まれる。合併前の大東町の議員定数と同じ20名では、合併間もない雲南市の現状から、基礎自治体議会としての機能維持はできないと判断する。

 採決の結果、全会一致で不採択となりました・・・20に対しての賛成者はゼロ

 本日の委員会審査結果は、次回本会議(全議員が出席)で総務委員長から報告され、全議員にそれを問い、最終的な雲南市議会の審査結果となります。

 なお、大東町からの陳情書の7638名の署名簿の中には、同じ筆跡のものや、捺印のないものが多数あるが、法的に制約されるものではないので、署名があったものと見なし、慎重に審査した旨を報告することになりました。

  ところで、市民の皆さんの間では、「次は上限が定めてあり、それからいくら減らすかで決まる・・・」との論がなされているように思われます。

そうではなく、合併協議で「次は26」と決定・明記してあることを踏まえての議論が始まるべきと思っています。


議員定数陳情参考人招致を省みて

2008-01-17 19:07:27 | Weblog

 今日は、吉田町上山の親戚で、34歳の若さでの悲しい悲しい葬儀に参列しました。

                                             合掌

 ところで、昨日の総務委員会での議員定数陳情参考人招致を省みてひとこと・ふたこと。 

やはり、合併後間もない市議会の参考人招致でした。

 ・証人喚問のルール認識不足の議員の質問もありました。

 ・参考人の意見陳述の中で、参考人から質問者に対して「議員の数より質だ。少数精鋭でやっていただきたい。貴方は、何時もすばらしい質問をされているが、そうではない議員もいる・・・」と。2名の議員を高く評価していると受け取られる発言がありました。 

もちろん、私はその2人の中には入りませんが、質問した議員は、各議員の評価の質問をしていないので、そうした意見陳述は好ましいことではありません。

参考人のルール~質問されたことだけに対して意見陳述が認められている。

 

 

 


議員定数陳情審査・参考人招致

2008-01-16 13:32:51 | Weblog

 今日は総務委員会でした。議員定数についての陳情審査を、陳情者の代表4人の方を参考人招致し、「定数を20名とせよ」の根拠等について質問しました。

私は次の質問をしました。

私の質問

周藤 強でございます。私は合併協議会委員でした。そうした立場から質問をさせていただきます。

初めに、宮川参考人、矢壁参考人のお二人に質問いたします。

議員定数につきましては、合併協議において「次回の選挙は定数を26とする」を定められております。

お二人は、合併協議会委員でございましたので、質問をさせていただきます。

協議の過程を振り返ってみたいと思います。

合併協定項目6「議会の議員の定数及び任期の取り扱いについて」は、第12回合併協議会において確認されたところであります。

その内容は、(要旨)

1.        議員定数は、地方自治法により26とする。ただし、最初の選挙に限り38とする。

2.        最初に行われる選挙は、公職選挙法により、選挙区を設け、各選挙区の定数を定める。

3.        将来において社会情勢の推移において議員定数を変更する時は新市の議会において、これを定める。

なお、3.の「将来」とは、合併4年後ではなく、それ以降を想定したものであり、次回の選挙は定数26としたものです。(当時の合併協議会事務局長に確認済み)

 この議員定数につきましては、6町村議会事務局長で構成された専門部会である議会事務局会で、慎重に協議・検討され、また、6町村議長会との調整も図られ、議案として、平成15年8月29日に開催された第10回合併協議会で協議第39号として提出されました。

この議案の審議が付託された、総務・企画・議会小委員会では、2ヶ月にわたり慎重に協議がされました。10月28日に開催された、第12回合併協議会において、吾郷委員長から小委員会での審議結果が、「原案のとおり全会一致で了承された」ことが報告され、協議会で確認がされたところであります。

通常月1回のペースで開催される合併協議会では、提出された議案が担当小委員会へ付託され、約1ヶ月の審議を経て次の月に開催される協議会で確認がされてきましたが、この議員定数の議案については、提出されてから2ヵ月後の協議会で確認されたところです。それだけ時間をかけ調整が図られたということです。 

 宮川参考人は、当時、大東町議会議長でありました。特に、この議員定数を26名とすることや、最初の選挙に選挙区・定数特例を用いることについて、6町村議長会での調整に大きく関わってこられました。

また、矢壁参考人は、新市特別職報酬等審議特別小委員会委員長として、議員報酬等の決定に大きく関わってこられました。

こうして、合併協議会委員として、合併協議に大きく関わってこられましたお二人は、合併協議を遵守される立場にあると思われますが、今回の「議員定数を20名にせよ」との陳情者の代表であることについてのお考えを伺います。 

答弁

宮川参考人  合併協議はそうだったけれども、人口想定や財政状況が想定外となった。現実を直視すべきだ。

矢壁参考人  「将来」とは、合併直後からだと解釈している。合併協議会で決まった「26」は地方自治法による「上限を決めた」との解釈をしている。

 次に、景山参考人と山本参考人に伺います。

 先ほど述べたとおり、合併協議会において「新市の議員定数は26とする」と定めてありますが、市民の皆さんの間では、「今は38で今度は上限が26でそれからいくら少なくするか・・・」のごとくの論がなされているように感じられます。

「上限26からいくら・・・」ではなく「定数は26」と明記してあることを踏まえて、署名活動がなされているかについてご意見を伺いたいと思います。

 答弁 

景山参考人  26と明記してあることは承知しているが、住民は、上限26は多すぎると言っている。・・・・・?

山本参考人  上限が26と説明している。

 今日の質問・答弁で、合併協議会での確認事項・・・「26と定める」について、「上限として定めてある」との解釈がなされており、合併協議の確認事項について、認識の違いが明らかになりました。

 因みに参考人招致は、こちらからの質問に対して答弁いただくだけで、参考人の考え方・認識が間違っていても、こちらが再質問して参考人を責めることはできません。

今日は、私を含めて8人の委員(議員)が質問しました。

傍聴者は、NHK、山陰中央新報社などマスコミ関係が6名、市民の皆さんが17名、雲南市職員が1名、雲南市議会議員が13名の計31名でした。

  今日の参考人の意見を踏まえ、今月21日に開催する総務委員会で、陳情書について「採択、不採択」が表決される予定です。


無災害・無火災・安泰

2008-01-13 18:25:12 | Weblog

新年恒例の雲南市消防出初式が三刀屋町アスパルで行われました。

現在の団員数は1370名です。

 

市長式辞

吾郷市議会議長 来賓あいさつ

式典の後、三刀屋川で一斉放水が行われました。

おっと~こちらは、家族連れで、応援・見学に・・・。

午後は、歳徳神祭・とんどさんでした。

今年一年が、無災害・無火災で安泰でありますように。

 


竹下 亘先生と雲南市議会議員有志との懇談会

2008-01-12 22:16:19 | Weblog

 今日は、標記の会が、市議会議員28名が参加し三刀屋町で開催されました。

各町代表が、それぞれ課題を竹下先生に問い、国の考え方や先生の想いについてお話いただきました。

 木次町は佐藤議員が代表し、昭和47年当時からの懸案事項でした斐伊地区の「請川改修」について、これまでの竹下登先生時代からのご尽力に謝意が述べられました。 この改修工事は先般完成しましたが、斐伊川が増水した時には、雲南合同庁舎周辺を中心に水位が上昇し、冠水の恐れがあるため、強制的に排水できる「ポンプ設備」の設置が求められており、その要望がされました。先生からは「よく分かる話だ。国交省と協議する」とありました。

 ところで、平成元年当時、尾原ダムに伴う「集団移転地」が斐伊地区に求められた時、請川の早期改修が絶対条件となりました。新たに団地を造れば集水面積が増え、洪水に拍車をかけるからです。 

時間的に猶予のない課題解決が求められ、急遽、我が家で要望が行われました。 

竹下事務所から秘書が来宅。町長、建設課長、建設係長から、要望が行われました。翌日、秘書が上京、建設省と協議され、それまで年に1~2000万円程度の予算だったのが、2年で5億円の予算が確保され集中的に工事が進捗しました。それにより団地造成が進んだと記憶しています。

今日の佐藤議員の話を聞きながら、当時を思い出していました。


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