周藤 強  「もっと活き生き」

島根県 雲南市議会議員 

議会報告「もっと活き生き」

2015-04-29 13:21:19 | Weblog
周藤強議会報告「もっと活き生き」5月号をアップしました。ご笑覧ください。



3月定例会
平成27年度一般会計予算
297億9700万円
  3月定例会は2日から20日まで開かれました。
平成27年度予算、平成26年度補正予算など予算21件、条例31件、規約変更1件、一般事件12件、同意事項7件が提案され、全議案とも可決しました。

平成27年度は新たな10年に向かってのスタートの年です。その新たな10年を「人口の社会増」を大きな目標に掲げ、「飛躍の10年」にしなければなりません。
「地方創生」「人口の社会増」に向け、政府が平成27年度中に求めている地方版地方創生総合戦略の早期策定、「住宅」「雇用」「子育て」「教育」「若者チャレンジ」の5つの重点分野において、新たな事業や既存事業を効果的、効率的に取り組み、キャリア教育を通じた「子どもチャレンジ」、志のある若者による「若者チャレンジ」、さらに、これまでの地域自主組織による「大人チャレンジ」の3つのチャレンジの連鎖により課題解決先進地をめざさなければなりません。

27年度予算の主なもの
☆庁舎建設事業
   21億3748万円
☆市立病院改築事業
  13億806万円
☆道路整備事業
(市道改良、県道整備事業負担金)
5億3206万円
☆番号制度導入
(マイナンバー制度導入によるシステム改修)
1億785万円
☆保育所施設整備補助金
(民間保育所)
7972万円
☆交流センター整備事業
(日登交流センター、中野交流センターの修繕・改修)
  6280万円
☆雲南市観光協会補助金
(法人化に伴うもの)
3588万円
☆清嵐荘整備事業 
(基本設計等) 
  3185万円
☆上久野地区上水道整備事業
3000万円
☆幼稚園施設整備
(認定こども園化のための3幼稚園の施設整備)
  1827万円
☆災害対策施設整備
(加茂町排水ポンプ更新)
  1650万円
☆自立相談支援
(生活困窮者の自立支援)
1543万円
☆中心市街地活性化推進
 (基本計画認定に向けた調査)
1235万円
☆病後児保育
(運営経費及び新施設整備)
  1097万円
☆除雪車回転場整備
1000万円
☆エコエコ農業推進及び支援補助金
  626万円
☆特別支援教育推進
(不登校等を支援する子ども家庭支援センターの設置)
  705万円
☆道路愛護事業交付金
  550万円
☆健康づくり拠点整備事業
 (加茂B&Gプール温水化基本設計)
  351万円

3月補正予算の主なもの
☆多子世帯生活支援
(商品券配付)
1050万円
☆農業振興商品券発行補助金(市内生産の農産物・加工  
品等の市内直売所を対象とした商品券の発行)
2300万円
☆プレミアム商品券発行
(雲南市特産品を集めたカタログギフトの販売)
450万円
☆プレミアム商品券発行
(市内商店等における消費喚起を図る商品券の発行)
  4850万円

教育民生常任委員会
教育民生常任委員会での主な審議状況は次のとおりです。

①雲南市子ども医療費助成条例について
子どもの医療費について、これまで、小学6年生まで無料でしたが、中学卒業まで無料にすることが提案され、可決しました。

②不登校対応について
これまで、三刀屋町と加茂町において不登校対応施設がありましたが、平成27年度から、木次町旧温泉小学校施設を利用し開設することが示されました。
そして本部が東京都にある、NPO法人「カタリバ」と連携し運営することが示されました。

③身体医学研究所うんなん」が「かもテラス」に移転しました
これまで、三刀屋町の雲南社会福祉協議会の隣にあった「身体医学研究所うんなん」の事務所が4月から加茂町の加茂健康福祉センター「かもテラス」内に移転しました。

組織の改編
4月から新たに次の部局(課)が設置されました。

うんなん暮らし推進課
定住対策を担当する「うんなん暮らし推進課」を新たに政策企画部に設置し、定住支援情報を一元的に発信するとともに、定住推進員の増員や都市圏の移住フェア等への積極的な参加などにより、移住・交流人口の拡大が期待されます。

子ども政策局
平成27年度から始まる「子ども・子育て支援新制度」への対応を含めた政策を一体的に進めるため、健康福祉部「子育て支援課」と「子育て相談室」は廃止し、新たに「子ども政策課」と「子ども家庭支援課」の2課による「子ども政策局」が設置されました。
 また、同局内には「子ども家庭支援センター(仮称)」も設置し、これまで教育委員会学校教育課で行ってきた業務との一元化を図り、乳幼児期からの子どもの発達や、虐待、不登校及び就労の支援が行われます。

環境政策課
市民環境部に「環境政策課」が設置されました。また、「市民環境生活課」が「市民生活課」に改められ、これにより、地球温暖化対策、エネルギー政策や廃棄物対策などに対して、地域の実情に応じた機動的かつ、きめ細やかな環境政策が期待されます。

うごき

デマンド型乗合タクシーについて
掛合町、吉田町、三刀屋町、大東町で実施されている、デマンド型乗合タクシーが、加茂町、木次町でも運行に向けた検討や準備が平成27年度にされることになりました。
実施になれば、交通手段の無い高齢者や独居の方には朗報となります。

議会基本条例
地方分権時代にあって、自治体の自主的な決定と責任範囲が拡大し、地域の自立が求められています。こうしたなか二元代表制の一翼を担う議会の役割が益々重要となってきています。
雲南市議会では、持てる機能を十分に発揮し市民にわかりやすく信頼される議会となることを目指し、「最良の意思決定を導く決意と市民に対する議会の約束」として議会における最高規範となる議会基本条例を策定することとしました
6月定例会での議決をめざしています。



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1 コメント

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がんばって! (辻ふみお)
2015-05-04 08:05:56
市民の皆さんから信頼を得る議員は、気まぐれではいけないと思います。
ブログを継続するなら、月に1回程度の報告は必要だと思います。
かくいう私も、なかなか守れていませんが、今期中は、こうした自分の努力で市民に訴えることのできる行動に重点を置きたいと思います。
お互いにがんばろう!
祝電や、為書きくらいは送って!ほしかった。
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