周藤 強  「もっと活き生き」

島根県 雲南市議会議員 

議会報告

2018-04-24 15:38:55 | Weblog
30年3月議会報告

平成30年3月定例会は3月1日から23日までの23日間にわって開催されました。
平成30年度一般会計及び特別会計予算や平成29年度一般会計及び特別会計補正予算など、予算18件。条例16件、一般事件9件、報告事項5件ついて慎重に審査しました。
その結果、全て原案のとおり可決しました。




平成30年度一般会計予算
299億1、400万円
対前年比 + 6、5%


◆平成30年度施政方針は

普通通交付税の一本算定への移行を見据えた中で、「第2次雲南市総合計画」及び「まち・ひと・しごと雲南市総合戦略」に掲げた「地方創生」「人口の社会増」をめざし、「安全・安心」「活力と賑わい」「健康長寿・生涯現役」のまちづくりを進める事業を取り入れながら予算編成が行なわれました。
施策としては、生涯スポーツの振興、生涯学習の推進、都市・住まいづくりと土地利用の推進、子育て支援の充実、商業の振興、上水道の整備などの事業費の増額が図られました。
会派代表質問
雲南市議会には、「清風雲南」(6名)、「明誠会」(7名)、「フォーラム志民」(4名)の3つの会派があります
年一回、3月定例会で会派代表質問をしています。
今定例会で、「清風雲南」は。会派代表である私が行いました。

(市政運営について)
問 市長は、市民の理解を得ながら解りやすく施策を展開し、説明責任を果たさなければならない。
その政治手法はどのようにしていくか。
答 市政懇談会、まちづくり懇談会、あるいは広報、ケーブルテレビ、出前講座などを通じて、市民の皆様と同じ目線でやり取りし、受け止めていく。

問 平成30年度の最重要課題として取り組む施策を一つ挙げるとすれば何か。
答 安全・安心、活力と賑わい、健康長寿、生涯現役が全うできるまちづくりを目指す。そのための定住基盤の整備と次代を担う人材の育成・確保である。

(地域自主組織について)
問 地域自主組織の将来に向けては、人材の確保等を中心に不安が募る。地域と行政の今後の関わり方について、どのように考えているか。
答 大人チャレンジ、若者チャレンジ、子どもチャレンジの連鎖によるまちづくりに期待している。

問 国において検討がされている地域自主組織の法人化並びに税制が制定された場合、地域自主組織の取り組みはどのような展開を想定されるか。
答 求めている法人格となれば、幅広い事業展開が可能となる。また、税法上の優遇措置が実現した場合には、積極的な収益活動により持続可能な地域づくりにつながっていく。

(地域包括ケアシステムについて)
問 本市が目指す地域包括ケアシステムはどのようなものか。

答 地域で暮らしづらい要因を、医療、介護、住まい、生活支援、介護予防の分野ごとに分けて、一つひとつ解決していく仕組みである。

問 地域との関わりはどのように展開していくか。

答 平成30年度から各交流センターに生活支援コーディネーターを配置し、これまで以上に関係機関が連携していく。


(全国植樹祭について)
問 第71回全国植樹祭が2020年に大田市での開催が決定したがその経過は。
答 この開催について、県内の市町村に開催地の希望調査が行われ、本市も奥出雲町とともに、さくらおろち湖周辺での共同開催に向け誘致活動をしてきたが、国土緑化推進機構と県が現地調査し、三瓶山北の原での開催が決定した。

問 植樹祭に雲南市内の「緑の少年団」の参加を模索すべきでは
答 祭典構想の中で式典運営は「緑の少年団」やボランテアの協力で行うとされている。本市も協力していく。

施策評価
雲南市議会では、毎年8月から9月にかけて前年度の施策について、事務事業ごとに施策評価を行い、執行部に意見書を提出しています。
新年度予算審議を前に、3月定例会において議会意見に対する対応について説明が行われました。
主なものについては次のとおりです。
議会意見
☆まちづくり活動拠点施設の
トイレの洋式化について、再点検され、要望等があれば早急に改修されたい。
議会意見に対する考え方
地域要望を踏まえ、計画的に整備を進めます。

議会意見
☆公共施設の適正管理の中で
市内学校の整備計画、長寿命化計画をスケジュール化し策定され、中長期の視点で持続可能な公共施設の適正管理をされたい。

議会意見に対する考え方
現時点計画策定時期は未定ですが、教育委員会において計画策定し適正管理に努めます。
議会意見
☆市立病院も地域自主組織等と関わりを持つことが大切である。
議会意見に対する考え方       
市立病院が行っている、医療出前講座は、病気の早期発見、予防に限らず、病院と地域のつながりにも大いに役立っている。今後も積極的に行っていく。

       

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