楽しまな損やで 股関節専門サロン

固い筋肉をほぐして楽しく過ごしましょう。

コアトレにご注意②

2014-01-09 10:32:30 | 日記
生まれて35年間インフルエンザに感染した事が無い山中です。

老人ホームで働いている時に豚インフルエンザが流行ったり、
2月に季節性のインフルエンザが流行ったりもしましたが、
その時も大丈夫でした。

徐々にインフルエンザが流行ってきているようですが、
今年も感染しないように手洗いうがいを頑張って行います。





上の絵は
「横向きの人が、体の下になっている方の肘を曲げ、
体の下になっている肘と膝で体を支えている」
様子を表しました。
(絵が下手すぎてすいません)

有名でよく行われているコアトレーニングの一つです。

絵が分かりにくい方は
「コアトレ」
で検索して下さい。


上半身は肘で支えていますから、
肘を支えいる肩関節周辺の筋肉が鍛えられます。

主に棘上筋、小胸筋、前鋸筋が収縮します。

腕を上げる棘上筋(きょくじょうきん)


肩甲骨を外に引き出す小胸筋(しょうきょうきん)


同じく肩甲骨を外に引き出す前鋸筋(ぜんきょきん)



腹筋、背筋も体を支えるために収縮します。


下半身はどんな筋肉が収縮して姿勢を維持しているのでしょうか。

下半身にかかる力を黄色の矢印で表してみました。



股関節を内に曲げる方向(内転)に力が加わっているのがわかると思います。

ですから姿勢を維持するために股関節は外に曲げる方向に(外転)力を出さなければなりません。

股関節の内転外転。


股関節を外転する筋肉といえば、

中臀筋、小殿筋


大腿筋膜長筋です。


いずれの筋肉も股関節症患者さんが疲れている事の多い筋肉です。

疲れている筋肉、痛みの出ている筋肉に負荷を加えると、痛みの増える危険性が高いです。

ですからお尻の外側に違和感や痛みがある時には、やめておいた方が良い運動だと思います。

お尻の外側に痛みのある方が病院でこの運動をすすめられた、という話をうかがったので、
このブログを書いてみました。

このブログをみて筋肉を傷める人が減ってくれると良いのですが。



股関節周りの筋肉をほぐして楽しく過ごしましょう。