楽しまな損やで 股関節専門サロン

固い筋肉をほぐして楽しく過ごしましょう。

ロコモティブシンドローム

2014-06-28 10:47:25 | 日記
下の子供が電車中毒で困っている山中です。

朝から晩まで電車のDVDを見ています。

家族全員ぐったりしています。

最近電車に詳しくなってきました。

「ドクターイエロー」って知ってますか?



皆さんは「ロコモティブシンドローム」という言葉をご存知でしょうか?

ロコモティブシンドロームとは「運動器の機能低下により要介護になりやすい状態」だそうです。

運動器と言うのは主に筋肉と神経の事です。

体を動かすために必要な筋肉。

筋肉に指令を出す神経。

どちらが弱っても体が動かしにくくなります。

神経は他にも、体の位置情報を集めて体が転倒しないように計算したりしています。



ロコモティブシンドロームというのは、テレビの健康番組などで言われるようになってから5年ぐらいだと思います。

新しい言葉ですね。



そこでロコチェックと言うのがありますので、ロコチェックをチェックしてみましょう。

1)片脚立ちで靴下がはけない
2)家の中でつまずいたり滑ったりする
3)階段を上るのに手すりが必要である
4)横断歩道を青信号で渡りきれない
5)15分くらい続けて歩けない
6)2kg程度の買い物(1リットルの牛乳パック2個程度)をして持ち帰るのが困難である
7)家の中のやや重い仕事(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)が困難である

上記の7つの項目のうちひとつでも当てはまればロコモが疑われます。



1つでもダメだとロコモが疑われるそうです…。

厳しいですね。

ここで文句を1つ言いたいのですが、
「立って靴下をはけなきゃならないか?」
と思うのです。

レベルが高すぎる…。

はけるに越した事は無いですが、みんな靴下を立っては、はかないと思います。

「ズボンは立ってはくけど、靴下は椅子に座ってはく」
という人が多いと思うのですが…。

いかがでしょうか?

靴下じゃなくズボンならしっくりくるのですが。


患者さんの中に
「立って靴下がはけない」
という人が多かったので、こんなお題を取り上げてみました。

「立って靴下がはけない」
と言っていた人はロコチェックを見たのでしょうか?


立ってはこうとして、こけたら危ないですし、靴下は座ってはくのが良いのではないでしょうか?


と言う事で、靴下は座ってはきましょう。

僕も座ってはいています。

ベッドは固い方が良いのか、柔らかい方が良いのか?

2014-06-26 10:24:12 | 日記
昨日は久しぶりに海遊館に行ってきた山中です。

今回は大きなカニさんの画像をお楽しみください。



足が長くて太くて美味しそうですね。



人間が休むためには睡眠が大事です。

快適な睡眠を取るために、ベッドのお話をしてみたいと思います。


ベッドには大きく分けて低反発ベッドと高反発ベッドがあります。


低反発ベッドと高反発ベッドの違いは固さです。

低反発ベッドと高反発ベッドを比べると低反発ベッドの方が柔らかいです。


低反発ベッドに寝ると、体重のかかった所が沈んで、体全体を包み込んでくれます。

家具屋さんで横になって気持ちいいのは、固い感じのする高反発ベッドよりも。体全体を包み込んでくれる低反発ベッドかもしれません。

短時間横になると気持ちが良いと感じる人が多いと思います。



しかし長時間寝るとなると不快を感じる人がいます。

僕もその一人です。


長時間寝ると不快になる原因として、寝返りがしにくいと言う事があげられます。

寝返りをする時には手や足で床を押しますが、床が柔らかいと床を押した時の力が床に伝わりにくくなります。

床が固いとダイレクトに力が伝わり、寝返りをするのが簡単ですが、床が柔らかいと、力が伝わりにくいために大きな力が必要です。

そのため、寝返りや、少し体を動かして体勢を変えると言う事が出来にくくなるのです。

同じ姿勢を取りつづけなければならないために、体が疲れるのではないかと思います。



患者さんの話を聞いても、高反発ベッドや、布団で寝ていると調子が良いと言う方が多いです。

ちょっと寝た時の包まれた感が良くて、低反発ベッドを買ってしまうと、後悔してしまうかもしれません。


しかし低反発が悪いと言うわけではありません。

高反発で寝ると痛くなるけど、低反発で寝ると調子が良いと言う人も少数ながらいらっしゃいます。


いらっしゃいますが少数ですので、迷った場合はまず高反発ベッドを試した方が良いと思います。



ちなみに私は年がら年中、布団も敷かずに畳の上に寝ています。

良い子は真似しないでね。


股関節周りの筋肉をほぐして楽しく過ごしましょう。

膝の治療をすると

2014-06-21 10:59:20 | 日記
近所のスーパーに買い物に出かけたら、財布を忘れていたことに気付いた山中です。

みなさんも買い物に出かける際には、財布を忘れないように注意してください。

私のように、何も買えずに帰宅する事になりますから。



先日いらっしゃった患者さんは、左の股関節が痛いと訴えていた。

しかし歩き方を見ると、どうも右足が痛そうに見える。

「右足も痛くないですか?」
と聞くと、
「右膝も痛いです、というか30年ぐらいずっと体のいたるところが痛いのでどこが痛いのか分からない」
との返答でした。


この方の膝は、寝ているとまっすぐ伸ばすことが出来ますが、立って膝を伸ばすと痛みが出る状態でした。

きちんと立てないと歩けませんから、膝が伸び、きちんと立てるようにまず膝の治療から始めました。

この膝痛がなかなか取れない。

結局、右膝の痛みを取るのに、時間がかかってしまい、左の足は殆ど触れずに初めての治療は終了しました。

なんとか膝を伸ばして立つ事が出来るようになった所で、一度目の治療は終了となりました。


二回目の来院の時に、
「治療後二日間は、どっこも痛くなくて気持ち悪かったです」
「ここ30年で痛みが無いのは初めてです」
と驚きの感想が。

殆ど膝しか治療していないのに、二日間は体中の痛みが全く消えてしまったそうです。

え~そんなことあるの。


しかし痛みの無い状態は二日間しかもたず、三日目からは痛みが徐々に出てきたようです。



2回目の治療で姿勢はさらによくなった。

痛みの無い期間もさらに伸びて欲しい。



膝の治療で全身の痛みが取れると言う不思議なお話でした。



股関節周りの筋肉をほぐして楽しく過ごしましょう。

足は組まない方が良いのか?

2014-06-17 12:27:40 | 日記
「僕、便秘なんです」
と告白すると、
「男のくせに」
と言われることが多い山中です。



「股関節症の人は足を組まない方が良いと、書いてありました。
それを見てから足を組むのを止めました。」
と言う患者さんがいらっしゃいました。

ですので今回は股関節症の人が足を組まない方が良いのかについて、書いてみたいと思います。

良い座り方というと、こんな座り方を想像される方が多いと思います。



無茶苦茶綺麗な姿勢ですが、長時間維持するのは難しいと思います。

僕にはできません。

また、長時間続けたとして、体に痛みが出ない座り方かというとそんなことはありません。

その患者さんは上の無茶苦茶綺麗な座り方を30分続けているそうですが、痛くなるとおっしゃっていました。

無茶苦茶綺麗な座り方も万能では無いようです。




患者さんの話を聞いていると、同じ姿勢を長く続けると痛みが出ると言う人が多いように思います。


そのため30分に一回は必ず立ち上がって、そのあたりを歩くという患者さんがいらっしゃいます。

みなさんも同じ姿勢を取りつづけたら、痛みが出たという経験はありませんでしょうか。






自分のおすすめの座り方は、いろんな座り方を座ると言う方法です。

自分は無茶苦茶良い座り方をしたり、右足を組んだり、左足を組んだりして、細目に体制を変えて座るようにしています。

同じ方ばかりに組むと、背骨が曲がる原因になりますので、同じ方ばかりに組むのは止めた方が良いと思います。


同じ体制を続けるのではなく細目に体制を変えて座ることで、体に痛みが出にくくなると思っています。



また足を組むと言う事は、上になる方の足が外旋しますので、
出来る人には軽いストレッチになるかもしれませんね。


と言う事で、足を組みたい人は、右で組んだり、左で組んだり、無茶苦茶良い座り方をしたりして、
痛みの出ない生活を続けていきましょう。

鍼ってどうなのでしょうか?

2014-06-14 16:09:52 | 日記
昨日の晩御飯もたこ焼きだった山中です。

この夏はたこ焼きを食べる日が多くなりそうです。

たこ焼きをネタにされることが多い大阪人ですが、
大阪人といえどたこ焼きとご飯は食べません。

食べる人もいるとは思いますが、僕の周りにはいません。

おそらく少数だと思いますよ。


お好み焼きとご飯を食べる人の方が多いと思います。

僕は食べません。



患者さんにたまに質問される
「鍼ってどうなんでしょうか?」
と言う事について個人的な意見を書いてみたいと思います。

聞かれるといつも
「受けてみて良いと感じれば、続けて受けてみるのも良いのではないでしょうか」
とお答えしています。

自分は鍼灸師ではないので、詳しい事は分かりませんが患者さんによっては痛みを取る効果があると思います。

それはなぜかと言うと、私は以前鍼灸整骨院で働いていましたが、鍼によって腰や肩の痛みが軽減している人を見た事があるからです。

血行が良くなるような作用が鍼にもあるのだと思います。




でも鍼は怖いと言う人も多いですよね。

鍼が怖いと言う人にも二通りの人がいると思います。

1、受けたことが無くて怖い人
2、受けたことがあるけど怖い人


僕は2です。

鍼を受けた時にビビビビッーと痛みが走りました。

それからは怖いですね。

あの痛みがまた走るんじゃないかと思うと怖くて怖くて。


ですので僕はどんなに体が痛くても鍼を受けません。

緊張してリラックスできませんし。

僕みたいな「受けたけど怖い」という人には効果が薄いかもしれませんね。



一人一人の体には個人差がありますので、全員に鍼が良いとは言えませんが、
受けてみて良いと思えば、継続して受けてみるのも良いのではないでしょうか。


ご自身に合った治療を受けて楽しく過ごしましょう。