みなさんこんにちは。
台風が本州から逸れてホッとしている山中です。
明日から急に寒くなるので、今日の晩は暖かくしてお休みください。
寒暖の差が激しいですから、風邪など体調を崩さぬようにご用心ください。
今回は楽な立ち上がり方について書きます。
楽な立ち上がり方について書く理由は、しんどそうな立ち上がり方をしている患者さんが多いからです。
楽な立ち上がりを知って、楽に立ち上がりましょう。
これが良い楽な立ち上がり方です。
① ② ③ ④
楽に立ち上がるためには②番の動きが重要です。
しんどく立ち上がっている人は②番の動きがありません。
②番の動きをさらに分解します。
Ⅰ、膝を曲げてお尻の近くに足を持ってくる。
Ⅱ、股関節と背骨を前に倒して重心を前に持ってくる。
の二つに分けられます。
Ⅰの動きは立ち上がる時に、体が前に行く距離を短くするために行います。
人間が立ち上がる時には、上に移動すると考えている人が多いと思いますが、
立ち上がる時に体は上だけでなく、前にも移動します。
上の絵を見ると、座っている時と、立ち上がった時ではお尻の位置が前に移動しているのがわかると思います。
人間が立つときには、上にも移動しますが、前にも移動するというのが、このブログで一番のポイントです。
立ち上がった時にお尻の位置は、足の真上まで前に移動しないといけないので、
足の位置が体から離れると、その分だけ体は沢山前に進まなければなりません。
移動距離が長いとその分、体にかかる負担は大きくなります。
ですから立ち上がる時に、足は体に近い方が楽なのです。
Ⅱの動きは、足の力を使わずに、体を前に持って行く運動です。
この時、股関節を曲げて顔がつま先より前に来るまで、前に倒します。
この動きは、股関節が固い人には、日常生活で出来る簡単なストレッチになるかも知れません。
後方侵入の手術を受けられた方には、股関節を90度以上曲げるので注意が必要かもしれません。
先日来た患者さんは、立ち上がり時に痛いとおっしゃっていたのですが、
前に行くと言う事を指導しただけで、痛みなく立ち上がることができるようになりました。
立ち上がりにくい方はぜひ、
「前に行く!」
という気持ちで立ち上がって見てください。
股関節周りの筋肉をほぐして楽しく過ごしましょう。
台風が本州から逸れてホッとしている山中です。
明日から急に寒くなるので、今日の晩は暖かくしてお休みください。
寒暖の差が激しいですから、風邪など体調を崩さぬようにご用心ください。
今回は楽な立ち上がり方について書きます。
楽な立ち上がり方について書く理由は、しんどそうな立ち上がり方をしている患者さんが多いからです。
楽な立ち上がりを知って、楽に立ち上がりましょう。
これが良い楽な立ち上がり方です。
① ② ③ ④
楽に立ち上がるためには②番の動きが重要です。
しんどく立ち上がっている人は②番の動きがありません。
②番の動きをさらに分解します。
Ⅰ、膝を曲げてお尻の近くに足を持ってくる。
Ⅱ、股関節と背骨を前に倒して重心を前に持ってくる。
の二つに分けられます。
Ⅰの動きは立ち上がる時に、体が前に行く距離を短くするために行います。
人間が立ち上がる時には、上に移動すると考えている人が多いと思いますが、
立ち上がる時に体は上だけでなく、前にも移動します。
上の絵を見ると、座っている時と、立ち上がった時ではお尻の位置が前に移動しているのがわかると思います。
人間が立つときには、上にも移動しますが、前にも移動するというのが、このブログで一番のポイントです。
立ち上がった時にお尻の位置は、足の真上まで前に移動しないといけないので、
足の位置が体から離れると、その分だけ体は沢山前に進まなければなりません。
移動距離が長いとその分、体にかかる負担は大きくなります。
ですから立ち上がる時に、足は体に近い方が楽なのです。
Ⅱの動きは、足の力を使わずに、体を前に持って行く運動です。
この時、股関節を曲げて顔がつま先より前に来るまで、前に倒します。
この動きは、股関節が固い人には、日常生活で出来る簡単なストレッチになるかも知れません。
後方侵入の手術を受けられた方には、股関節を90度以上曲げるので注意が必要かもしれません。
先日来た患者さんは、立ち上がり時に痛いとおっしゃっていたのですが、
前に行くと言う事を指導しただけで、痛みなく立ち上がることができるようになりました。
立ち上がりにくい方はぜひ、
「前に行く!」
という気持ちで立ち上がって見てください。
股関節周りの筋肉をほぐして楽しく過ごしましょう。