とりとも雑楽帳

狭山丘陵の里山歩きとクラッシク音楽の鑑賞日記です。

春の陽気に誘われ、トトロの森から狭山湖に

2016年02月13日 | バードワッチング

 このところの気象変動に、老体はついていけない。朝起きて今日着る服装に悩む。真冬から初夏とは言わぬがポカポカ陽気に日替わりするにはついていけない。今日は1枚脱いで出かけた。トトロの森ではルリ子が歓迎してくれた。

(シロハラ)柳瀬川にはジョウビタキ、 カシラダカ

シメが歓迎してくれて狭山丘陵のバードワォッチングを楽しんだ。

 北四阿にスタンバイして常連さんから、私がクラス会旅行に出ている時期から、「オオタカvsカラスvsノスリ」の狭山湖無形文化財「仁義なき戦い」が再開されたことを知らされた。湖面を見ると、水位は下がり、カラスが首を洗って待っているではないか。気温上昇でカーテンがかかったような対岸に、主役のオオタカ、悪役のノスリも出番を待ってスタンバイしている。するとオオタカがカラスをあ!!!というまの早業でカラスを仕留め狭山湖に突入して水死?させた。すぐに湖岸まで泳ぎながら岸辺まで来たが、これまでならば岸辺に引き上げ食事になるのだが、オオタカも学習効果が表れたのか、横取りするノスリの位置を確認したのか、獲物を置き去りにしノスリとの距離を測ったように獲物を真ん中に置いて反対側の枝に上陸しにらみ合いをした。するとどこから来たのかオオタカの若が入り込んでカラス・オオタカ2羽、ノスリが入り乱れ騒然となったが、カミさんから頼まれたスーパーでの買い物のため後ろ髪を引かれる思いで私は現場を後にした。いずれにしても500m離れた対岸の出来事でカメラに収めることはできなかった。(毎年冬場の水蒸気の上昇の少ない時期の楽しみだが、今年の気象条件はあまりにも異常すぎる)

 それにしても狭山湖「無形文化財」が伝承されたことを確認できたのは良かった。

(オオタカがカラスを湖水に沈めているところ)



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