東日本大震災5周年祈念チャリティー「高橋順子講演会」の案内
平成28年2月27日(土)千葉県東総文化開館で「読み書き歌い語り継ぐ 高橋順子 海へ」と題し講演会を開催することになった。
これまでに講演の内容も決まり、共催、後援、協力等の依頼も済みチラシの原案が出来上がった。
7月に発足した総会で「私たちは震災以来、この震災の記憶を次世代へと語り継ぐこと、そして震災をばねにして旭いいおかの復興まちづくりを目指す活動をしてきました。その活動の一つとして、「高橋順子さんを囲む会」をたちあげました。その目的は、郷土が生んだ詩人・高橋順子さんを囲んで、特に文化的活動に若い人たちの参加を呼びかけることで、震災で疲弊したまちの活性化と、まちの文化の発展にも寄与したいと考えました。あわせて、震災の記憶を語り継ぎ、震災などで疲弊した心の支援をめざす機会としたい」と趣旨を確認した。
その後、集まりを重ねて先々に 旭いいおか文芸賞「海へ」の創設の準備委員会を目指し2月27日の講演会に至った次第である。
◎ 高橋順子を囲む会の会員募集
7月の発足以来、定例会や寄付の募集などを通じて会への参加をお願いしている。
地域では詩などの文芸的な活動は目立たない存在である。ありふれた言葉でいえば風土として蓄積を呼び込むほどその営みは皆無に等しいと考えられる。可能性からはある面では未開発の土地でもある。
今回の震災を通じ詩人高橋順子の存在を介し、元禄以来の時間と予感される地域の消滅が呼び込まれた。こうした中で人づてに会への参加をお願いし募集をしたところ、12月11日現在で会員が54名となった。
会費は年1000円、本会の趣旨に賛同される会員を募集しています。
問い合わせはNPO法人 光と風内「高橋順子を囲む会」
電話 0479-57-5769
チラシの原案
平成28年2月27日(土)千葉県東総文化開館で「読み書き歌い語り継ぐ 高橋順子 海へ」と題し講演会を開催することになった。
これまでに講演の内容も決まり、共催、後援、協力等の依頼も済みチラシの原案が出来上がった。
7月に発足した総会で「私たちは震災以来、この震災の記憶を次世代へと語り継ぐこと、そして震災をばねにして旭いいおかの復興まちづくりを目指す活動をしてきました。その活動の一つとして、「高橋順子さんを囲む会」をたちあげました。その目的は、郷土が生んだ詩人・高橋順子さんを囲んで、特に文化的活動に若い人たちの参加を呼びかけることで、震災で疲弊したまちの活性化と、まちの文化の発展にも寄与したいと考えました。あわせて、震災の記憶を語り継ぎ、震災などで疲弊した心の支援をめざす機会としたい」と趣旨を確認した。
その後、集まりを重ねて先々に 旭いいおか文芸賞「海へ」の創設の準備委員会を目指し2月27日の講演会に至った次第である。
◎ 高橋順子を囲む会の会員募集
7月の発足以来、定例会や寄付の募集などを通じて会への参加をお願いしている。
地域では詩などの文芸的な活動は目立たない存在である。ありふれた言葉でいえば風土として蓄積を呼び込むほどその営みは皆無に等しいと考えられる。可能性からはある面では未開発の土地でもある。
今回の震災を通じ詩人高橋順子の存在を介し、元禄以来の時間と予感される地域の消滅が呼び込まれた。こうした中で人づてに会への参加をお願いし募集をしたところ、12月11日現在で会員が54名となった。
会費は年1000円、本会の趣旨に賛同される会員を募集しています。
問い合わせはNPO法人 光と風内「高橋順子を囲む会」
電話 0479-57-5769
チラシの原案
囲む会では月1回定例の会議を開いている。今月は来年の2月27日に開催する東日本大震災5周年祈念チャリティ・高橋順子講演会の準備の打合せとなった。
主な内容は
①チラシは10000枚、ポスター100枚、配布先は次会までに決めるなど
②講演会の準備・リハ-サルについて、前日・当日の役割・スケジュールなど提案を検討した。
③旭いいおか文芸賞「海へ」の創設は以下の案が示された。
趣旨 郷土が生んだ詩人・高橋順子を囲んで、震災で疲弊したまちの活性化と文化の発展に寄与する。
(1)創設準備委員会(高橋順子を囲む会)
*2月27日 創設宣言――実行委員会の正式発足
(2)募集内容をどうするか(案)
ア、テーマの設定・震災を通して古里の
未来を考える。海、古里
イ、対象 小中高生、一般(地域限定か全国公募にするか)
ウ、募集ジャンル 詩、エッセイ、俳句、短歌
エ、審査委員会 審査委員長・高橋順子
委員 松井安俊先生、教育委員会生涯
学習課、その他
オ、授賞 大賞(各1名)、千葉県文化振
興財団賞、旭教育委員会賞、千葉日報社
賞、旭青年会議所賞、その他
カ、賞品をどうするか。
キ、出品料(事務諸経費として)
一人1000円(一般)
ク、事業予算について 文芸賞基金の募集
ケ、募集開始をいつにするか。
コ、募集要項の作成、配布
2011年3月11日に発生した東日本大震災で、千葉県旭市飯岡地区は最高7・6㍍の津波に襲われ、16名の死者・行方不明者を出すなど大きな被害がありました。
さて、旧飯岡町出身の高橋順子氏は2014年に出版した詩集「海へ」で、被災した古里への思いを綴り藤村記念歴程賞、三好達治賞を受賞なされました。このことは、同郷の私たちへ、ともに思い、喜び、歌う機会を与えてくださり、その感謝の気持ちをどの様に表わしたらよいか、しばし思念しておりました。
改めて詩集「海へ」を開くと、三行詩の夢の5番「花は/真っ赤になって/言葉を吐き出そうとしている」と歌っています。物言わぬ草木でも言葉にしようと、綺麗な花を咲かせている――同感。言葉を心の奥にしまっておいては誰からも見えません。人は文字を知っています。文字に書けばいつでも読み返すことできます。ぜひ直筆でお書きください。また、黙読は一人です。音読は、いっしょに楽しめます。ぜひお声をお聞かせください。
つきましては、文芸賞の創設を提案するにあたり、わたしたちは応募者に3つのお願いをすることにしました。
① 原稿は作者が直筆すること
② 自ら作品を朗読すること
③ 「いいおか津波を語り継ぐ」ことを「海へ」伝えること
旭いいおか文芸賞「海へ」を発足することを、ここに宣言いたします。
2016/2/27
高橋順子を囲む会
会長 渡邉 昌子
副会長 石田 禮子
兼ねてから高橋順子講演会に合わせ千葉県東部図書館が企画を提案していた。先日、図書館の担当者と打合せを行いその内容がほぼ確定した。
主催 千葉県東部図書館
日時 平成27年12月19日から平成28年3月中旬まで
内容 図書館所蔵の著作物を中心に高橋氏提供のもの
を展示(自筆原稿、サイン入り初版、
色紙、直木賞受賞の時計、写真、愛用の半纏、等
など
12月15日の読売新聞文化欄によると5月に亡くなった車谷が残された未発表の俳句や小説など「蟲息山房から」として出版されるという。
19日から千葉県東部図書館での作品展では車谷長吉さんに関するものが展示される予定である。是非ご高覧頂きたいと思っている。