馬鹿野郎！！…なんちゃって…

　朝から靄がかかっちょって…絶好の燻製日和？



　今回で商品化の目処をつけちゃおと思いゆうきに、気合を入れて前の日から秘伝のタレに漬けちょいた猪の赤身に焼き色をつけてスモーカーへＧＯ！けんどなんかそのままでも美味そう。



　今回は手法を変えて、冷燻１２０分やっちょいてコンベツクで仕上げることにしたがぢゃ。はてさて鬼と出るか蛇と出るか…。



　靄も晴れてきたきに、ぼちぼち燻し上がったろぅかね～。



　なっかなか香ばしい感じに出来たみたいやきに、後はオーブンで中まで加熱して半日ばぁ冷蔵庫で熟成させたら…、多分美味いと思う…。



　熟成中に大宴会！



　ところで…、ＴＢＳ木曜ドラマ９「あぽやん～走る国際空港」の第五話で、またまた痺れる台詞が！



　柳葉敏郎さん扮する今泉利夫（主人公の上司）は、いつもいつも穏やかな懐の広い人物ながやけんど、ドラマ始まって以来初めて「怒髪天を衝く」勢いで「馬鹿野郎～！！」ときたもんやきに、思わず身構えたら…、破顔一笑して「なんちゃって～、立ってる者は上司でも使えって言うでしょ…」ちゅうマイルドな切り返しに心を打たれたがぢゃ。



　まだまだ熟成中…。馬鹿野郎～！！



　熟成の仕上げは「ごな線」通勤ぜよ。なんちゃって…。



　「ゆずの宿」に着いて冷蔵庫で待ってくれよった燻製ちゃんに恐る恐る包丁を入れてみたら…、まるでローストビーフみたいに美しい色合いで、味は従来品の上をいく仕上がりで大満足やった！けんどまだまだ研究を積んでもっとえいもんにしていくぜよ！

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ラストホープ～タメ口～

　なんだか雑な拭き掃除の後みたいな空の下を「ゆずの宿」へ向けて車を走らせゆう…。原油価格はとうから上がっちょったがやけんど、洗面器に顔を浸けて我慢くらべをしよった高知県は、イキナリ１０円以上もはね上がったもんぢゃきに、気持ちノロノロ運転が増えたような…。



　物部川を渡りよったら雲がひとところに収束しゆうみたいに見えてきて…、なかなかのもんぢゃ。



　いつもの「道の駅やす」は、おみかん全開でしかも割安やきに、またどっさり買うたぜよ。こんまいレモンのマスコット風が可愛らしいねや。



　フジテレビのドラマ「ラストホープ」で、インパクト大の若き「タメ口」女医橘歩美を演じる多部美華子さんは、ちくと前まで少女キャラやったがやけんど…、持ち味はそのまんまで大人のキャラに成長した感じ…。役柄は「マシーン」と呼ばれるばぁ冷酷で、他人から「心を持っちゃあせんがやない？」とも思われそうな言動で、その「タメ口」に先輩医師たちも辟易するがやけんど、ホンマは「患者を救いたい」という気持ちが強ぅて温かい心を持った女性ながァです。自分自身の重い過去を背負ぅちゅうがやけんど…、きっと心は青ぅ澄み切っちゅうがやろ～ね。



　ところで「タメ」とは元々「同目（ゾロ目）」を意味する賭博用語で、「対等」「同じ」を意味する俗語ながよ。やき「タメ年」いうたら「同い年（同学年も含む）」で、「タメ口」言うたら丁寧体を含まない「友達口調」を指し「タメ語」とも言うがぢゃ。私のたいしたこたぁない経験上から言うたら、「タメ口」はごく稀に功を奏する場合もあるけんど、やっぱりトータルぢゃあきちんとした言葉の足許にも及ばんと思うぜよ。



　ドラマ「ラストホープ」の舞台である「高度先端医療センター」は「最後の砦」と表現され、キャッチコピーは「死なせない、ただ一人として。」ぜよ。「ゆずの宿」のフロントカウンターにも最近赴任してきたこんまい「ラストホープ」が鎮座しちゅう！さしづめ「なんちゃあない、ただ温もってって。」みたいなことかえ…。



　その夜あった会議は「ゆずの宿」の存続にもかかわる大事な話合い…。地区の集会所がこれっぱぁ立派やったら心配ないろ～…って、そんな単純明快な話ぢゃあないがよ。



　考えようによっちゃあ「ゆずの宿」がここいらのラストホープかもしれんきに、靴紐を締め直して頑張るぜよ。

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「愛している」と言われるよりも「美味しい」と言われるほうが嬉しい

　またまたドラマの「dinner（ディナー）」から失敬。第五話で柴本幸さん扮するソムリエ本宮恵理子が発した名台詞！袴田吉彦扮する不倫相手で軽薄なくせに腕の良いシェフ夏野大樹に別れを告げる場面で使われたがぢゃ。シュッとした感じのシャープな彼女がやや「負け惜しみ」風やけんど仕事に誇りを持って毅然として言うところが、なんともせつのうてグッときたがァです。



　そりゃそうと、お馴染のゴル君はまたもや上手に毛布を畳んぢゅう。



　ずっと行きとうて延び延びになっちょった「きかんしゃ」にようよう行きついた！留守中のカミさんにゃあ悪いけんど、ひと足お先にテイスティングしちょくぜよ！



　お店の中は、常連さんらぁの愛で溢れちゅう！やっぱ「愛している」と「美味しい」は密接な関係やないろ～かと思うぜよ。



　キタ～ッ（＾◇＾）月見焼き！広島焼きならではのふわっふわキャベツにピリリとラー油のアクセントがきいちょって、それをまろやか～に包み込む温泉玉子とのバランスが絶品やね～。ここのお店はＳＮＳのお友達がこぞって薦めてくれよって、こぢゃんと気になっちょったきに念願叶うて嬉しいぜよ。



　実はもうひとつ大切な用事があったがぢゃ！



　これもまたＳＮＳのお友達に教えて貰うた「ゆずのお雛様」！「ゆずの宿」へ「わざわざ」来てくれるお客様に「愛して」もらうためにアンテナを張って色々集めよります。勿論見た目だけやのうて内面から磨きをかけるように頑張ります。「美味しい」の方も一所懸命に磨いていきますきに、是非味わいに来てつかぁさい

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にぼし、ふんどし…、アベノミクス

　ここ数日寒さが戻んてきちゅうがやけんど…、「ゆずの宿」前の河川大工事は日増しに勢いを増しよります。



　あんまり寒いきに「ゆずのお雛様」も一時的に収納モードに…。



　さて昨日２月１４日は「バレンタインデイ」で世間の男性は、ソワソワ落ち着かんかったかもしれんけんど…、この日に「女性から男性にチョコを渡して告白する」らぁいうことは、日本だけながやと！



　因みに「ゆずの宿」ぢゃあ男湯も女湯もタトゥー（刺青）のある方は入浴せられんぞね。



　２月１４日は、ほかにも…チョコより高価いネクタイを売ろうとして「ネクタイの日（ちなみに１０月１日もそうやと、なんべん売りたいがやろ）」やったり、語呂合わせで「ニボシの日」やったり「ふんどしの日」やったり…。私は長いこと「ネクタイ労働者」をしゆうきに、家にネクタイはどっさりあるけんど、生憎「ニボシ」と「ふんどし」は無かったきに、あしからず…。



　まぁどうじゃち「アベノミクス」でも何でも上手いこといってくれて、景気が良ぅなってお金が使い易い世の中になったら嬉しいきに、男も女もプレゼントをバンバン買うて配って喜んで貰えたらえいと思うぜよ。



　露天風呂の塀越しに見た青空は、もう春の気配…。こりゃあボチボチ花粉注意かえ。

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モヤイ～もやもや～

　世間はバレンタインデイやけんど、画像も私も全く関係ない…。ここは前にもちくと紹介した「津波避難タワー」と隣接してある「石の公園」ぜよ。



　「扉を壊して…」と何やら物騒な文字が、余計に恐ろしさを強調しゆうような…。



　公園から看護るお顔のモニュメントは、何やら渋谷駅にある「新島モヤイ(何故かモアイぢゃないがよ)」に似ぃちゅう感じや。



　私の用事は、避難タワーでも公園でもなく、隣のホームセンターやった。研究中の燻製にぼっちりの熱源やないろぅかと「レンタンコンロ」を買ぅてみたぜよ。



　「ゆずの宿」へ着いて早速試してみたがやけんど…、もやもやと昇る熱気のワリにゃあ、ど～にもこ～にも温度が上がらん。なんぼ寒いゆうたち真っ赤に燃え盛るレンタンの上で、ようよう５５℃たぁどういたことやろう？



　恥ずかしながら後でわかったことやけんど、そもそも「レンタンコンロ」は暖をとるためのもんで、調理をしたりするもんやなかった！よう似ぃちゅうけんど「七輪」が調理用で、使う炭の種類も違うがやと…。私の認識ぢゃあ七輪にレンタンを入れるみたいなことでもやもやしちょった…。勝手な思い込みは無知よりずっと性質(たち)が悪いねや。



　燻製修行は、まだまだこれからやけんど…、「ゆずの宿」の対岸の山桜は着々と開花の準備が出来ゆうみたいで、遠目からみたら膨らみかけた蕾の色でもなんか咲いちゅうみたいに綺麗やきに、こりゃあ三月の下旬がこぢゃんと楽しみぜよ！

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きざし

　今日は公休。カミさんは主婦の連続休暇で大阪の娘のくへ行ったきに…、またまた独りウォーキングぜよ。頬で受ける風は冷たいけんど、陽射は暖こうてワンコも上手に毛布を畳んぢょります。



　よそ見するワンコたちも陽の光を全身で受け止めて気持ち良さそうやね～。



　山羊さんが食事しゆう急斜面も陽あたり良好ぢゃ！



　春の「兆し（きざし）」が感じられゆう中で、このめちゃめちゃ粘り強い「最後のひと葉」はこのまんま持ち堪えて越冬するがやろうか？桜の蕾も膨らんできちゅうね～。「きざし」にゃあ「兆候」だとか「前触れ」という意味もあって「前兆」「予兆」「吉兆」「凶兆」とまぁ…色々あるがよ…。



　そんなことを想いもって「ゆずの宿」の最近を振りかえってみたら…。世間は三連休でも大車輪で働く重機やら新しい厨房メンバーやら…。



　中でも一番嬉しかったがァは、ずっと不調が続きゆう入浴部門やけんど…、「なんかお客様がようけ来てくれゆう」と思いよったら、いつの間にか下駄箱も駐車場も満杯に！こりゃあえい兆しに違いないろぅ！とか勝手に想いもって裏山越しに仰ぎ見た空もごっつい綺麗やった。



　お風呂場が混み合うてお客様にゃあちくとご迷惑をおかけしましたが…、色々ひっくるめて「ゆずの宿」の全部を改善しようと一所懸命頑張りよりますきにもうちっと待ちよってつかぁさい

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的中ててねり練り

　一か月余りが過ぎて…またまた「お弓」ネタの反芻やけんど…、無形民俗文化財ですきに、まぁ「飽きた」らぁて言わんと付き合うてつかぁさい。



　儀礼的な「三度弓」「神頭の矢」「雁股の矢」の後に、「初的」「千八筋」と、射手の技を競う弓射が始まるがやけんど、ここで張り合いをつけるがに一役買うがが「勝負の的」で、誰でも提供できるきに「ゆずの宿」でもちっくと出さぃて貰うたぜよ。



　さていよいよ普通の的から勝負の的に変わって、射手らぁの集中が研ぎ澄まされて来ゆうがが、傍目にもようわかる。



　榊の枝に赤い布と天狗の面をつけた「初的」から、いよいよ「ほんく」の的に！こんなこんまい「達磨さん」でおじよったらいかん！「テディベア」やら「アンパンマン」やら「クリスマスのサンタ靴」とか…、まぁこれっぱぁばぁのこんまい的がバラエティ豊かに出てくるがやけんど、厳しい修練を積んだ射手らぁは皆ァ上手で、なかなか良う中るがよ。



　「ターゲットスコープ オープン」「対ショック・対閃光防御」の号令こそかからんけんど、大きゅう身を反らせちょいてから前かがみの姿勢で的を狙うちょう優雅な作法を守りもって、ひたすら射抜くがぢゃ。



　中でもよう中てた射手に的差配役のおんちゃんらぁが、褒美の品（主に反物）を持ってきたら…、何やら裏から一家の人らぁが出てきてスクラム？



　こりゃあスクラム組みゆうがでも、別に揉めゆうがでも無ぅて、大当りを喜ぶ「練り」というもんで「よい！よい！よい！」と景気のえい音頭とりで大騒ぎになるがァです。



　これっぱぁしつこうに書きゆうきに…、ぼちぼち「お弓祭り」へ行きとうなってきつろう…。２０１５年の１月７日は「ゆずの宿」へ泊まっちょいて朝イチから行ってみんかよ！今やったらまだお部屋も空いちゅうぞね。

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熱帯tropics

　こないだの「室戸市観光びらき」の時に会場周辺の遊歩道をちくとウロウロしてみたがよ。


　小学生の頃、理科の時間に「日本は温帯に属していますが、石垣島や波照間島など一部熱帯に属しているところもあります。高知県では室戸岬と足摺岬がそれにあたり…」みたいな事を聞いたような聞かんような…。



　調べてみても…、どうも熱帯ではないことは間違いないみたいやけんど…、植物の生態系は確かに違うちゅうような感じや。



　海の雰囲気は確かに違う。室戸も足摺も先端部分へ行くと独特な感じで海の雄大さに引き込まれそうになるぜよ。



　遊歩道の大半はこんな「木のトンネル」状態ながやけんど、「ゆずの宿」界隈にあるような針葉樹のトンネルとは趣が違うちょって、やっぱり熱帯系？記憶によると足摺岬の遊歩道もこんな感じやなかったろぅかと思うぜよ。



　歩を進めていくと、ちょっと残念なことが…。何でもほったらかしは止めんといかんぜよ！



　こんな凄い財産を大事に保っていくにゃあ地元の人も観光に来た人もルールを守らんといかんね～。



　ここ室戸岬から「ゆずの宿」までは、車でぼっちり１時間ばぁやきに観光しちょいてひとっ風呂とか、まったりお泊まりとか…、えいと思うぜよ！



　見上げたら有名な室戸岬灯台がやさしゅうに見守ってくれよった。凪の日にここで満天の星を仰ぎ見るがもまたえいと思うぜよ！

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いつか陽のあたる場所で

　ＮＨＫのドラマ「いつか陽のあたる場所で」を第五話までず～っと観よります。調べてみて初めて知ったがやけんど…、この話は「芭子&綾香シリーズ（はこアンドあやかシリーズ）」というとこから来ちゅうらしい。



　「ゆずの宿」の露天風呂は桃の花が満開で、もうすでに良ぅ陽があたりゆう…。



　この「芭子&綾香シリーズ（はこアンドあやかシリーズ）」いうがは、乃南アサさん（私と同じ1960年うまれ）が書いた小説のシリーズで、人によう言わん過去（前科）を持つ二人の女性が、東京の下町谷中でひっそりと暮らし始める物語ながよ。
　「ゆずの宿」の前にも何やらひっそりと…。実はこれ安芸市の特産「入河内大根」で干野菜の実験中ながよ…。生でかじっても梨みたいに甘い大根やきに、こぢゃんと美味いもんが出来るろぅとワクワクしよります。



　庭のお池ぢゃあ元気に育ったクレソンと水面に映り込みながら春を待つ桜の木が好対照でえい感じです。



　こっちはひっそりやのうて結構大胆に干した同じ入河内大根。「いつか」やのうてきっと近いウチに陽の目をみる日がくると思うぜよ！



　ドラマのキャッチコピーは「語れない過去があります。捨てられない想いがあります。」となかなか雰囲気出しちよって秀逸ぜよ。



　表に出て空を見上げたら「語れない過去」も「捨てられない想い」も全部ひっくるめて面倒みてくれそうな青空が拡がっちょって気分爽快やったぜよ！

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遥か（はるか）

　またまた「道の駅やす」で業者買い！花もトマトもアイスプラントも安い！



　それにつけても…、最近の大ヒットはカゴの中でひときわ目立つレモン色の「はるか」ぜよ！「はるかみかん」は日向夏（ひゅうがなつ・ニューサマーオレンジ）の種子から自然発芽した品種で熊本県の特産やと…。酸味はほとんどのうて、爽やかな甘さと香りがこぢゃんとえい高級フルーツで一玉200円ばぁするみたいながやけんど…、ここぢゃあ一袋300円で激安ながよ！



　遠目で見たら目立たんかもしれんけんど、「ゆずの宿」の前ぢゃあ、相変わらず果てしなく遥かな作業が継続中…。



　そんな中で未来を照らす微かな灯火…いや煙か…。おっとと温度が上がりすぎちゅう。



　というワケで燻製修行初日の作品は、味がプレーン過ぎてゴールには程遠いもんやった…。けんどこれは、遥かな道程に確実に一歩踏み入れたっちゅうことぜよ。



　中芸地区であった「食」への取組の会ぢゃあ、新しいネットワークも出来てなかなかえい感じやきに、遥かな道程もそれほど苦にせんと進んでいけそうやね～。

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