わざわざ読んでゃ 「ゆずの宿」便り

「燃える湯魂Burning hot soul」の泣き笑い奮闘記

此岸から彼岸まで

2012年09月27日 00時22分00秒 | 地域情報
 彼岸(ひがん)の最終日にお寺で法要をしていただきました。お寺の名前を書いた木札もなかなかえい雰囲気やと思わんかよ?



 何年か前に本堂新築になってから、初めて訪れたっちゅうけしからん檀家やけんど、高い天井から自然の光を取り込めるがも素敵やし、昔のものも丁寧に残してあってなかなかえい感じ…。



 「彼岸(ひがん)」というがは、煩悩を脱した悟りの境地のことで、「彼岸会(ひがんえ)」は、雑節の一つで、春分・秋分を中日として前後各3日を合わせた7日間のことで、何でもこの頃は御日様が真西に沈むがやと。



 浄土思想で信じられちゅう極楽浄土(阿弥陀如来が治める浄土の一種)はとっと西の彼方にあるとされちょって(西方浄土ともいう)、春分と秋分は、太陽が真東から昇って真西に沈むきに、西方に沈む太陽を礼拝し、遙か彼方の極楽浄土に思いをはせたがァが彼岸の始まりながやと…。やきにお彼岸にゃあ夕陽を眺めて御先祖様や自分の行く末について考えてみたらどうやろうかと教えて貰うた。こりゃあなかなかえい!



 有難いお言葉を書いた額やら版画やら…、まるで博物館みたいに見どころ満載の本堂付近に何やら気になる額が!横一列に書かれた謎の文字は、ダライ・ラマ14世の直筆やと!住職さんと一緒に撮った写真が飾られちゅうがァは、ものごっつ~骨董的価値がありそうな感じの「足踏み式オルガン」!



 ここから80キロほど東の「ゆずの宿」にも昔の道具たちを展示しちょります。



 夕陽を眺める時にゃあ、ご先祖さまや西方浄土に想いを馳せるようしちょいて、ついでに東方にある温泉のこともチョイチョイ思い出して貰えたら嬉しいねや!

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