わざわざ読んでゃ 「ゆずの宿」便り

「燃える湯魂Burning hot soul」の泣き笑い奮闘記

五台山

2012年03月22日 01時06分14秒 | 地域情報
 車窓から見える景色は春たけなわで夫々色々と美しかったり、意味深かったり…、旅立ちの季節でもあり、送別の宴でも精一杯の気持ちが嬉しい今日この頃です。



 去る3月15日、「とさ恋あさげツアー」の後、バスは五台山々頂へ「ライオン宰相浜口雄幸」の凛々しいこと…、けんどこのお方の名前は酔っぱろうた父親が「幸雄」と書くがを間違ぅたがや言うきに、まっこと土佐の国らしいろうがえ。昔私が子供の頃は、対岸から山頂まで、「五台山ロープモノレール」というロープウェイが運行されよったがやけんど、これは通常のロープウェイと違ぅて、個々の搬器にエンジンが搭載されちゅう自走式の大変珍しい構造やったがやと…、たいちゃ前に乗らぃて貰ぅたけんど、そこまでは知らんかった。



 さて「五台山」やけんど…、本家は中国で、山西省東北部の五台県にある古来からの霊山ながです。標高3,058mとごっつい高い!仏教では、文殊菩薩の聖地として、古ぅから信仰を集めちゅうくぜよ。旧字表記で「五臺山」別名「清涼山」いうて2009年にUNESCOの世界遺産に登録されちゅうエライ凄い山ながァです。山名の由来は、この山が五つの主要な峰東台望海峰西台挂月峰南台錦綉峰北台葉頭峰(最高峰、海抜3058m)中台翠岩峰、から来ちょります。



 これに対して高知市の「五台山」は標高146mと、だいぶミニチュアながやけんど…、地形が五台山 (中国)に似いちょったきに、行基いうエライ坊さんが、これに肖って「五台山」と命名したがやと。因みに行基さんは奈良の大仏(東大寺ほか)建立の実質上の責任者やと言われゆう、たいそなお人ながァです。



 山麓には夢窓疎石開基の「吸江寺」、四国八十八箇所第31番札所の「竹林寺」、「高知県護国神社」、「高知県立牧野植物園」と色々あるがやけんど…、この日は時間の関係で竹林寺を通り抜けぜよ。



 話題の「花皿鉢」を撮りよったら、何故か「招き猫」が!



 これは昔、高知市の愛猫家北村家で子猫が成長するにつれて腹に「北」という文字が現われ、やがて北村家に福運が続き栄えたことに因んぢゅうがやと!こりゃぁ「北」川村の「ゆずの宿」にも、きっとご利益があるろうきに、きっちり拝まんといかんねゃ。

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