ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

愛は死をこえるのだろうか

2007-11-12 15:06:45 | Weblog
「自分は末期がん」と悲観、認知症の妻を絞殺した夫を逮捕(読売新聞) - goo ニュース

本当に悲しい出来事だ。
何年一緒にいたのだろうか。
長く生きても幸せに一生を終えるのは非常に難しい。
看取ってくれる子供はいなかったのだろうか。
介護をしてくれる施設はなかったのだろうか。
行政は手を貸してくれなかったのだろうか。
地域の人は二人の辛さに気付かなかったのだろうか。

今は元気に暮らしているけれど、先のことは分らない。

奥さんのご冥福とご主人の遣る瀬ない心情につまされる。

ああれっ!トドがいる!

2007-11-03 17:29:00 | Weblog
今日は文化の日だ。
天気もいいし、時間もあるのでウォーキングに出掛けた。
何時ものコースから少し外れて海岸へ出た。
海は穏やかで、砂浜はゴミもなく綺麗だった。
靴を脱ぎ裸足になって、手に靴を持って歩き始めた。
踏み出した足裏に砂の感触が心地よく、さくさくと味わうように歩いた。
ところどころに投げ釣りをする人がいて波打ち際に突き立てたスタンドへ釣り竿を持たし掛けて、魚の引き具合を見守っていた。
何が釣れるのか分らないけれど、ただじっと海を見ているだけで釣果以上に値打があるように思えた。
歩いていくにつれて、波打ち際に何か寝そべっているようなものが見えてきた。
初めは波打ち際で二人の人がしゃがみ込んで釣りをしていると思ったが、動かないので怪訝に思いながら、近付いていくと、トドのような形をしたスクーターの残骸だった。
流れ着いたものではなく、誰かが捨てに来たものだ。

今日は文化の日だというのに非文化的な状況に出くわして、残念だった。

人の記憶

2007-11-02 11:06:47 | Weblog
つい先日、もう亡くなって五年以上も経つ友人の知り合いに会った。その人の名前は直ぐ思い出せたのだが、もう一人彼と一緒によく会っていた船長をしていた人の名前が浮かんでこなかった。当時の様子を思い浮かべてみたり、頭の中で「あ、い、う、え、お・・」と唱えながら頭文字でも思い出せばと、繰り返してみても駄目だった。顔は思い出しているのに、名前も自分の額の前あたりに、ちらちらとしているようなのだけれど、思い出せない。何かスッキリしない気分になった。仕事に没頭している時などは忘れてしまっているのだが、何かの拍子に、「あの人の名前は・・ええと~誰だった」と頭の中で旋回が始まってしまうことが起きる。お昼の時間帯だと、又直ぐいろいろと他のことを考えるから、直ぐ何処へ消えてしまう。しかし夜ベット入ってだったりすると、其のことだけぐるぐる回りをして、眠れなくなってしまう。思い出せればいいけれど、思い出せないと、気持の良い眠りにつけない。それでも今回は、やっと昨夜、降って湧いたように、名前が思い出せた。

一体人間の記憶はどのように記録されているのだろうか。日々新しいものが上書きされていくだろうに。本当に不思議だ。学者はコンピュータと同じようなもので、電気信号を脳細胞に蓄積している、と云うのかも知れないけれど、私の記憶は一体DVD何枚あれば保存出来るのだろうか?教えて欲しい。