ブログ雑記

感じることを、そのままに・・・

フェリーVS大橋の通行料バットル

2006-01-20 17:26:12 | Weblog
寒い冬の海を競合する大橋を正面に見据えながらフェリーは目的地へ向かっている。かなりの数の車が車輌甲板に並んでいる。橋を往来する車はあまり見えない。約1兆円もの巨費を投じてつくられた橋に2隻の4~5百トンのフェリーが合理化をして料金を下げながら顧客獲得競争を繰り広げている。
近くに住む私にとっては恰好のウォーキングコースで、素晴らしい景観のなかを悠々と闊歩出来る無料の歩道のある橋は有り難い。恐らく歩道が併設されているこのような自動車専用道路橋は世界にもあまり例がないと思う。歩きにこられた方はきっと素晴らしさに感動されるでしょう。ですが生活道路として日々利用したい島の住民の方々も通行料を払わなければなりません。観光にこられた人は1度か2度の通行ですから差程高いとは思わないでしょう。景色や建設技術の素晴らしさを体験するだけで通行料以上の価値があります。しかし生活道路として利用したい人々には合点がいきません。国が作ったものですから無料とはいかなくても1万円で1ヵ月何回でも利用出来るとか、5千円で10往復出来るとか?そのような利用方法があってはじめて大橋を架けた意義があるのではないでしょうか。政治家や技術者の自己満足の為の物ではありません。

フェリーと橋の料金は便利さや時間の違いはありますが普通車で次のようになっています。

フェリー:往復 1920円  大橋:往復 3400円






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