先ずは、素人の私でも驚いた土木工事・トンネル工事が発覚した。
和歌山県の串本町と那智勝浦町を結ぶ「八郎山トンネル」という工事で、コンクリートの厚さが不足するなど施工不良が見つかったという。
問題のトンネルは和歌山県の串本町と那智勝浦町の町境をつなぐ県道のトンネルで、「八郎山トンネル」という名称だそうだ。トンネルの全長711m、地震などの災害時には、海沿いの国道42号の迂回道路としての重要な県道として、トンネルはおととしの9月に完成し、去年12月に供用開始の予定だったそうだ。
だが、おととしの12月に行われた照明設置工事で、アンカー用の穴をあけたところ、コンクリートを貫通して内部に空洞があることがわかった。
電気屋さんも驚いただろうね!トンネルの天井等に空洞を発見!これは戦国時代の「埋蔵金」でも隠されている空洞なのか?なんて思ったか・・・思わなかったか。
更に調査が進んで、空洞はトンネル全体の約8割の範囲に及んでいるんだって。
此処から問題となる!本来の設計はコンクリートの厚さは30センチ必要なのに、最も薄いところで、わずか「3センチ」、要するに1/10しかコンクリートの暑さが無かった・・・。
冗談でしょ!!
工事会社によると、トンネル工事を担当した現場所長は社内でも経験が豊富で「トンネル工事」敏腕社員だった”ということだが、どんな腕前なんだろう・・・「不可能を可能にする」何だか映画であったぞ!それは「ミッション・イン・ポッシブル」の架空の世界で、アンタはトム・クルーズ演じる「イーサン・ハント」じゃないでしょ!
また、この所長=イーサンハントは『覆工コンクリートは、化粧コンクリートのようなもので、厚さが足りなくても問題ない』という発言もしちゃったそうだ。
私なりに解釈すれば、この所長さん曰く「我々に不可能な工事はない!コンクリートの厚みが30Cm必要な工事でも、俺が手掛ければ、たった3Cmで十分なのだ!もう一度言うぞ!俺に不可能な工事はない!」とでも思っているんだろうなぁ・・・
この所長さん、作ったトンネルの利用方法が解っていないと思うが・・・
このトンネルは、地震などの災害時に利用されることを第1目的として作ったんじゃないの?
それが災害時にコンクリート厚さ不足で、真っ先に潰れたらどうするのよ・・・
身勝手もいい処だなぁ。
不動産業で言うなら、例えばだよ・・・私が「この地域の用途は第1種住居地域だが、ここを商業地域にしちゃうよ・・・俺に不可能なことはないから・・・」という世界だよ。あり得ない。
完全に私の頭中は「いっちゃっている!」ことになるよね。
この工事の内容について報告を受けた県の担当者は「全く信じられない発言で、あり得ない」と話しているそうだ。当然だろう!
千葉外房不動産情報サイト
有限会社優和ハウジング
千葉県知事免許(6)第13004号
(公益)全国宅地建物取引業保証協会会員
(社)千葉県宅地建物取引業協会会員
千葉県茂原市大芝1-6-11 電話0475-27-8971