今年も残り2ヶ月余りとなりました。
スーパーでは早々と言うか、例年並と言うか、「クリスマスケーキ」の予約がスタートしましたね。
当然、我が家もクリスマスケーキ買いますよ!。
クリスマスと聞くと、過去の悲惨な惨劇を思い出す!。
身の毛も弥立つ生死を分けた血みどろの戦いを・・・・。
今から十数年前、長男が通っていた保育園での事。
先生が「明日はクリスマスですねぇ。皆のお家にもサンタさんが来ると良いね」と、若い女性の先生らしい夢の或る・・・いやメルヘンタッチな問い掛けに、クラスの子供達は胸躍らせて、鼻息荒く既に興奮状態だったらしいです。
その時、我が息子は世の中で禁句とされている「言ってはいけない!」掟を破ってしまったのですよ!。
息子は「嘘は付かない!」という我が家の家訓を立派に遂行した訳ですが・・・・。
先生は園児たちに夢を育む質問をしていたらしく、園児の中には夢を膨らませサンタさんを迎える心の準備をしていたのでしょうね。
その場の心温まるメルヘンの世界を息子の一言が修羅場と化したようです。
息子曰く「サンタさんは居ないよ!サンタさんはパパだよ!」と、叫んだそうです。
教室内の先生と園児は一瞬静寂の渦に入り、次の瞬間男子園児が「違うよ!サンタさんは居るもん!」と猛反撃に出たそうで、
その反撃に乗じて男女園児全員が我が息子に総攻撃を開始したそうです。
十三人の刺客為らぬ17人のガキの刺客と化し、
しかし、そこは我が息子・・・・一歩も引く事なく最後まで「サンタはパパだよ!」という主張を曲げなかったようです。
教室内では、その事実を知った園児数名が泣き出し阿鼻叫喚の世界だったようです。
親として回想すると「パパがサンタと聞いて相当ショックだったんだろう」「俺のプレゼントの渡し方にも問題があったなぁ・・・」と我ながら教育に関して反省しておりますが、しかし、私が赤い服着て、白いヒゲ付けて、声色変えて「ハ~イ!サンタのおじさんだヨ!」と息子に言ってもバレバレだと思うけど・・・・・。それこそ息子は「パパ、病気なの!」って言われるのがオチだよ。
その後、妻が息子を迎えに行くと先生から「今日、大変な騒ぎになりまして・・・・子供達が泣いて・・・・もう少し〇〇君も優しい気持ちを持って・・・」と注意を受けたそうです。
しかし、「サンタさんは居るよ」とは今でも私の口からは言えません !我が家にはサンタが通れるような煙突は無いし・・・・。
やはり事実は正確に伝えねば・・・と私は今でも信念を持っております。
次男はもっと強烈に、お菓子の入ったクリスマス用の紙の靴を履くんだ!と大騒ぎした事がありましたね。
それほど言うのであればここは実践在るのみ!履かせちゃいました。
さすがに両足履いて1歩も動けない事に学習したようでしたよ。
今では学習能力を身に付けた年代になったので、「靴を履く」とは言わないと思いますが・・・・。
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