絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

石橋宿 ① 不可解な家

2008-05-23 00:07:47 | 絵画
石橋宿には古そうな家はこの家一軒のみでした。古いと言っても明治以降おそらく昭和の初めのものだと思われます。
最初に見たときはお寺かと思いましたがそうではないようです。住宅にしては屋根の形や門構えが馴染めない感じがします。
ともかく、これでもか!というように金をかけて建てた建築物です。
新興宗教の本部というなら納得ですが、そうゆう事でもないようです。
重厚な反り屋根と銅を随所に使っているのも成金趣味で嫌みな感じを受けます。
私の趣向からすると好感の持てない建物です。
建物に限らず、シンプル、素朴、さりげなさ、そうゆうやり方が粋だと思うのです。金をかけるなら見えないところに贅をつくす、そんな心遣いはみじんも感じられない悪趣味な建物でした。


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2 コメント

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既視感(デジャヴュ) (湖の騎士)
2008-05-23 23:55:28
こういう建物はどこかで見た記憶があります。いわゆるデジャヴュ(既に視た感じ)というやつです。大正の終わりから昭和の初めころに、一部の人々の間で流行した「好み」なのかも知れません。
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湖の騎士様 (悠々)
2008-05-24 06:11:58
なるほど、そう言われてみると私も以前何処かで見たようね気がしてきました。大正デカダンス?の影響で成金趣味が流行ったのかも知れませんね。
おかげでもやもやが幾分すっきりしました。
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