絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

2016秋の欧州ドライブ バローロに向かう道すがら

2016-10-31 04:51:01 | 海外旅行

サンレモから高速に入り、バローロ最寄りの出口から出たのですが、

交差点で一つ曲がり角を間違えたらなんとポリスステーションの専用口でした。

怪しいやつめ! なんてことになったら大事ですし、難民と間違えられてシリア辺りへ送られたら

生還もおぼつきません。

君子危うきに近寄らず、君子で無く盆暗でも危ないところへは行かない方が良いですからね。

虎口を脱してやれやれと思ったらポリスに捕まって荷物を調べられている車に出会いました。

飛行機雲が空に曲線を描きやっと平和な美しい田舎風景になりました。

葡萄の取り込みをしています。

辺りは葡萄畑一色になりました。

まもなくバローロです。

ここも葡萄畑。

バローロの標識が出ました。

 

 


2016秋の欧州ドライブ サンレモの街を走るトロリーバス

2016-10-30 06:17:22 | 海外旅行

前から電線のない街に張られているトロリーバス用の電線が気に掛かっていました。

架線だけあってトロリーバスが走っているのを見た事がなかったからです。

かなり使い込んだボディーですが立派に運行しています。

社内は荷物であふれています。後部座席に2個、トランクルームにも2個。


2016秋の欧州ドライブ サンレモの四つ星に投宿

2016-10-29 04:59:51 | 海外旅行

サンレモは音楽祭で有名ですが、さすが良いホテルが並んでいます。

Grando Hotel なんとかという格式のありそうなホテルですが

オフシーズンで値段は119ユーロ(朝食付・二人で)と言う破格の安さです。

オフシーズンでもレストランは安くはならないから、夕食は街に出てピッザを食べました。

イタリア入国第一夜ですからね。

部屋はオーシャンビューです。

夕闇が迫ってきました。

やがて日没です。

ホテルへのアプローチも広くて堂々としています。

ピッザは大きくても中の皮は薄く私の食べ切れました。おいしかったからでもありますが。

お店の雰囲気も気楽な感じ、職場の集まりなのか様々な年齢の女性と3人の男性のグループが居ました。

それぞれが好きなものをオーダーしていました。

ガジュマルみたいに気根の下がった大木がありました。

幹もうねっていて日本では見かけない大木です。

 


2016秋の欧州ドライブ 国境が見えてきた。

2016-10-28 05:24:39 | 海外旅行

遠方に見えるのが濃っ挙運チェックをする建物です。

今まではフリーパスでしたが、難民問題があるので或いは止められるかもし

フランス側はフリーで通過できました。この先にはイタリアのチェックポイントがあります。

前方に兵士の姿が見えます。

兵士は銃を手にしていますがあらぬ方向を向いていて我々の車には興味がないようです。

無事にイタリアに入国できました。右には大型の軍用車が待機していますが、どの車もフリーパスで通過していました。

国境のイタリア側にある店で肉入り乾燥パスタを仕入れました。

このパスタはここでしか売っていないのです。もちろんイタリアのどこかにはあるのでしょうが

何軒かのスーパーを探してもありませんでした。

EUでも国によって酒税やたばこ税に差があるのでたばこや酒類を大量に買い込む客で混雑しています。

サンレモに入りました。


2016秋の欧州ドライブ 国境の町メントン

2016-10-27 05:04:33 | 海外旅行

日本を出るときの心づもりではまだ泊まった事のないコートダジュール海岸で

フランス東極の街メントンに投宿を考えていました。

しかしメントンは、雑然としていて私の感覚にはヒットするようなホテルも見当たりません。

活気があると言えばそうもとれますが、ここはパスする事にしました。

イタリアに入って、サンレモあたりなら有名な音楽祭も開かれるところだし

それにまだ陽も高いからそちらまで足を伸ばす事にしました。


2016秋の欧州ドライブ ニースの遊歩道は

2016-10-26 08:20:09 | 海外旅行

ニースは穏やかな顔を見せていました。

ニースの緯度は稚内くらいだと思うのですが、地中海気候のため温暖です。

海岸ではのんびり日向ぼっこをしているし、中には水に入っている剛の者も居ます。

海岸沿いの道は渋滞気味、時々停まってしまいますが、景色を眺めるにはかえって好都合です。

速度計はゼロを指しています。

↓ でも急にがらっと空いたりするのは日本と同じ現象です。

暴走車が侵入して多数の死傷者が出た遊歩道には暴走を防ぐバリケードなども出来ていましたが

物事に拘らないラテン気質のためか、それほど厳重なバリケードではありませんでした。

秋葉原のホコ天が長期間閉鎖された日本の対応とはかなり違います。

こんな車なら歩道に入れるのです。

 

 


2016秋の欧州ドライブ サージ・バートン宅をお暇する。

2016-10-25 06:09:48 | 海外旅行

一年ぶりの再会で話題は尽きないのですが、3時頃になったのでお暇することにしました。

双子の孫たちやそのお母さんエロディーには会えません。

エロディーは病院勤めだし、孫たちは学校です。

A50に入りツーロンを経てイタリア国境方面に進みます。

ツーロンにエロディーたちは住んでいます。

ニースの標識を見てニースからは一般道を通る事にしました。

ニースの海岸通りにある遊歩道にトラックを降り入れて暴走した事件を思い出し、

その事件跡も見てみたかったし、何より紺碧海岸の景色を楽しみたかったからです。

 

 

 

 


2016秋の欧州ドライブ サージ・バートン宅 記念写真を撮る

2016-10-24 09:13:21 | 海外旅行

私も歳だし彼らとまた会えるかもわからないからサージさん自作のプールサイドで

記念写真を撮りました。

下はアップで・・・ブリジットは階段・坂道はだめなので元気な我々だけです。

撮影者は指だけで我慢?

 


2016秋の欧州ドライブ サージ・バートン宅 ブリジット登場

2016-10-23 17:03:04 | 海外旅行

ローランドが車でブリジットを迎えに行き、連れ帰りました。

ローランドはバンドル(Bandol)に住んでいます。

サージ宅から15kmくらい南の海沿いの街です。

彼女は元歌手で夫さんは現役のピアニストで今もクルーズ船で

ピアノを弾いていますから、もう7年くらい会って居ません。

ローランドは得意げに鶴の手品?をブリジットに披露しています。

ブリジットにも同じものを持ってきたのです。

 

お料理はローランドとブリジットの合作です。

肉料理とクスクスで、ローランドは心得たもので

私には心持ち少なめに取り分けてくれました。

フランスですからランチでもワインは欠かせません。

今日は我々のためにシャンパンを開け、その後にワインです。

サージさんは今まではグラッパのような強い酒でしたが

今回は同じのを飲んでいます。

秋の南仏は風通しの良いベランダでの食事に最適の季節です。

サージさんも少しおなかが出てきました、それをローランドがからかうのですが、

ローランドの体格の方が私には立派に見えます。

ブリジットに至ってはお相撲さんクラスの体格なので、

私のおなかの出っ張りは目立ちません。

デザート、コーヒーと進んで楽しいランチは済みました、いつもならさらにワインが出てくるのですが、

今日は私もイタリア国境あたりまで移動するし、ローランドもブリジットを送るため、ワインも控えめです。

ブリジットがお相撲さんクラスと書きましたがこうしてみるとかなり痩せたようです。

逆にローランドの方が一回りふくよかさが増したように思えます。

私がこの中では最年長なのですが、そんな差は感じません。

英語とフランス語、時には日本語も飛び出して和やかな時間を過ごせました。


2016秋の欧州ドライブ サージ・バートン宅

2016-10-22 09:53:33 | 海外旅行

サージさんとは二年ぶりの再会です。

昨年訪れたときはサージさんは山歩きのレーダーとして付近の山にいました。

毎週木曜日は山歩きの定例日だそうで今回は木曜日を外した日程にしました。

土産にプリセット加工されためがね拭きを持参しました。

鶴の形をほどいてめがねを拭いた後、手のひらの上でぽんぽん弾ませると自然に元の鶴の形に戻ります。

ローランドがチャレンジしています。

サージ宅は丘の中部区に有り展望は開けていて遙か彼方まで見通せます。

ローランドが昼食の準備にかかりました。

今の暖炉の横の壁には私の絵が掛かっています。


2016秋の欧州ドライブ フランス第二の大都市マルセイユが見えてきました。

2016-10-21 05:07:47 | 海外旅行

新港にはには大型船が停泊しています。

近代的なビルも建っているし遠方の山にはノートルダム寺院が見えます。

まさにマルセイユです。

バウセットの道標が現れました。

これから訪れるサージ・バートン宅が近づきました。

こちらが村の中心部だという看板も現れました。もうすぐです。

 


2016秋の欧州ドライブ マルセイユのホテルを出発

2016-10-20 05:06:25 | 海外旅行

AVISは8時から借りられるのでホテルの連絡バスでAVISの事務所に行来ました。

車は何が良いというので何があるのか訊くとボルボはどうかと言うのでそれに決めました。

ナビもついているので英語バージョンにして貰いホテルもインプットして貰いました。

横から操作を見ていて大凡の操作法も覚えました。

かなり大ぶりの車です。ジーゼルだからパワーもありそうです。


2016秋の欧州ドライブ マルセイユに到着

2016-10-19 15:48:37 | 海外旅行

無事定刻にマルセイユに到着、今日の昼前に羽田を発ってその日の夜にはマルセイユの土地を踏めるなんて

時差の悪戯とはいえ不思議な気分になります。

マルセイユは雨でした。

タクシー乗り場に行き,荷物が多いので二台に分乗しようとしたら、配車係が少し待てというのです。

なんと貨物室の大きいバンタイプの車を手配してくれ1台でホテルまで行く事が出来ました。

一流ホテルの配車係のような心配りです。これは幸先の良い旅になりそうです。

ホテルのレストランで遅い夕飯にしました。

一室70ユーロ朝食付の安ホテルですからレストランも気楽な雰囲気です。

良い事は続くものではありません。フランスのおいしい牛肉を食べようとステーキをオーダーしたのですが、

ウエイトレスは焼き加減を訊こうともせず3分もしないでステーキが運ばれてきました。

サラダは普通のものでしたがこのステーキが難物でした。

チャップリンの映画で、どた靴を煮て空腹を満たすドタバタシーンがありますが,それに匹敵する硬度を備えています。

日本の安いステーキ店でもこれほどの堅さを備えた強者にはお目にかかれません。

13時間、いやエールフランス線を加えると15時間の機内での運動不足を、このステーキの切断作業で解消出来ました。

 

 


2016秋の欧州ドライブ CDG F2ターミナル・離陸

2016-10-18 08:46:08 | 海外旅行

今年1月に来たばかりなのにE/F2ターミナルの様子がだいぶ変わっています。

透明だったガラス屋根がアルミ板で覆われているし、そのほかにも何か感じが違います。

飛行機から降りてE2からF2に来るルートも直線ルートになって分かりやすくなりました。

エールフランスの機内から見たF2の屋根もこんな形で覆いがあります。三度笠みたいですね。

シャルルドゴールからマルセイユに向かいます。

JALではエコノミークラスでも荷物は23kgを2個積み込めるのですがエールフランスでは1個です。

でもJALから乗り継ぐ場合には2個でも大丈夫です。(帰路はエールフランスの制限が適用されるので直接パリから乗らねば超過料金が発生するようです。)

1月の時にはマルセイユ向けが3時間も遅延してマルセイユ着が翌日になってしま居ましたが、今回は定刻の離陸です。


2016秋の欧州ドライブ 旅立ち

2016-10-17 04:45:01 | 海外旅行

今も昔も旅立ちはお江戸日本橋。

羽田空港国際線ターミナルにはこんなスペースも出来ています。

 

この機体が私をパリCDGまで連れて行ってくれるようです。

帰国から1週間経ちますが時差惚けに逆らわない生活をしているためかブログを再開する意欲がわかず延び延びになっていました。今日から始めますのでよろしくお付き合い下さい。

 

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