観光バスがパトカーに捕まっていました。
パリのドライバーは運転技術が高いのか、かなりスリリングな運転をします。
このバスのドライバーも警察官の考える許容量を越えた
ルール違反をしたのでしょう。
パリのおまわりさんは歩行者が信号無視をしても咎めることはありません。
自分の命は自分で守るという自己責任があるのだから、
と言う個人主義の思想が背景にあります。
でも車が違反したら、そうはいきません。
車の違反は他の車や歩行者に被害を与える事があるからです。
観光バスがパトカーに捕まっていました。
パリのドライバーは運転技術が高いのか、かなりスリリングな運転をします。
このバスのドライバーも警察官の考える許容量を越えた
ルール違反をしたのでしょう。
パリのおまわりさんは歩行者が信号無視をしても咎めることはありません。
自分の命は自分で守るという自己責任があるのだから、
と言う個人主義の思想が背景にあります。
でも車が違反したら、そうはいきません。
車の違反は他の車や歩行者に被害を与える事があるからです。
オペラ座の前でタクシーを降り、付近を散策しました。
ビルの工事現場です。
建物を覆うシートがだまし絵のように窓まで描いてありました。
以前、マドレーヌ寺院の改修工事の時は、
シートがマドレーヌ寺院の絵になっていました。
オルリー空港近くのMercureに宿をとりました。
近年、ドゴール空港周辺の宿は満室が多く、
空いていてもとんでもなく高い部屋だったりするので、
オルリー近くで探すことにしたのです。
オルリーの方がパリ市内に近いというメリットもあります。
車をホテルのパーキングにおいてシャトルバスでパリ市内に向かいました。
バスはどこだか分からない街に降ろされたので、
そこからはタクシーでオペラに向かいました。
パリのタクシー代は日本の半分くらいの値段ですから
気軽に使うことが出来ます。
グーグルマップの撮影車を発見しましたが、
残念ながらカメラにはカバーが掛けられていて
撮影中ではありませんでした。
世界中、路地の隅々まで写して回るのですからかなりの数の
車があるのでしょうが現物を見たのは初めてです。
パリの外周道路は4~6車線ありますが、
左側の一車線目と二車線目の間は
二輪車の優先通路になっているみたいです。
どの車もバイクが通りやすいように車線を空けています。
バイクは我が物顔に渋滞している4輪車を尻目にすいすいすり抜けていきます。
道路が渋滞していると土地不案内な私には運転が楽になります。
この案内標識をゆっくり読めるからです。
空いていたらこの案内文字を100kの速度で走りながら
読み取らねばならず神経が疲れるからです。
昨夜のイビスはホテルチェーンで各地にあります。
割とリーズナブルな価格設定なので宿泊予定地にあれば利用します。
昼は又高速にあるレストランです。
最近は室内は禁煙で、ワインなどを飲む人は少なくなっています。
このレストランのトイレは無料でした。
おしゃれな壁で清潔なトイレでした。
レストランを出ると雀が待ち構えていました。
私の食べ残したパンを待っていたのです。
フランスの雀たちはあまり人を怖がりません。
フランス人は雀を食べないのかも知れません。
鳩は食べるのに、雀はフランス人の食欲を満たすには小さすぎるからかも知れません。
でも、もっと小さなカタツムリは食べるのにね???
ガーミンのナビソフトには、現在地から近い順にホテルを教えてくれる機能があります。
分かるのはホテルの名前、距離、方向だけで星の数などは分かりません。
私がその中から選んだホテルは夕食なしの B and B みたいな感じの商人宿でした。
日本人の観光客などは来ないと思われる気の置けない宿です。
宿の並びにあるレストランに入りました。
ここも観光客などには無縁のリーズナブルなところです。
ブリキのバケツをシェードに利用しています。
天井に実物大の牛の飾り物があって、落ちてきたらつぶされそうな忌がしました。
ガーミンのナビを持っているから迷子にはならないとタカをくくって
一般道を適当に走りましたが、田舎道には食堂もホテルもありません。
仕方がないのでまた高速に入りサービスエリアで昼食にしました。
朝昼サービスエリアでの食事とは情けない話です。
以前は自動販売機など滅多に置いていませんでしたが、近ごろは少しずつ増えてきたようです。
トマトスープだけだった品揃えもこんなに選択の幅が拡がっています。
高速道路は早く移動は出来ますが、景色は単調でつまらないので
ロデーズの街で降りました。
立派な教会がありました。
日曜日のためか人気がありません。
やっと見つけたレストランは満員で席の空くのを待っている人が何人も居ます。
フランス人は時間を掛けて食事する人種ですから、何時空くか分からないテーブルを
待つのは気の短い私には出来ません。
教会の近くに車を止めて中に入ってみました。
内部は荘厳、絢爛、という表現がぴったりの造りです。
なにやら古そうな壁画がありました。
蝋燭を備えるのは有料ですが、日本の寺院のような入場料はないし、賽銭箱もありません。
これも古い石棺です。
裏庭です。
サンシュウの花が咲いていました。
♪庭のサンシュウの樹に~♪という古謡では聞き慣れた花の名前ですが、
見かけることはあまり無いと思います。
こんな感じで林になっていました。
隣には紅葉が花を付けていました。
ブリジット宅からの帰途、高速でラ・シオタを通り越してカシまで行きました。
カシからラ・シオタへ抜ける峠道を通りたかったからです。
私が最初にこの道を通った頃には、道は砂利道で通る車もほとんど居ませんでした。
今では道は舗装されていて、砂利道の時のようなスリル感は無くなりました。
砂利道の頃は下手にブレーキを踏んだらスリップして断崖を転落する危険があったのです。
今ではビュースポットにはパーキングスペースが設けられています。
日本人は見かけませんでしたが、観光客が結構来ています。
若者が過ぎ去る夏の陽光を楽しんでいます。
空には飛行機雲が尾を引いています。
つきだした岬の遙か先にはマルセイユやカマルグの大湿地帯がひかえています。
墨絵のような情景が拡がっています。
私の借りたメルセデスも景色に溶け込んでいます。
ブリジットは蔵か細くなったみたいです。
旦那はエーゲ海方面の船でピアノを弾いています。
庭仕事、山歩きに精を出しているサージさんのスマートさが目立ちます。
今日のメインディッシュは肉の煮込み料理です。
野菜もたっぷり入っていて美味しいですが、
野菜嫌いのサージさんには困り顔でした。
サージ婦人ローランドはブリジット宅へ行くときには必ず
どこかの店により、ケーキなどを買って行きます。
ブリジットは歩くのが不得手だから気遣っているのだと思います。
私はここでムール貝をました。
サージさんは出かける前にご自慢の庭を案内してくれました。
薪も大分積み込まれています。
冬への備えでしょう。
プールも彼の手作りです。
巨大な風呂桶みたいな物は既製品を買ったのですが
プールサイドのタイルとかは彼がコツコツ作ったのです。