絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

南魚沼のコシヒカリ

2005-09-30 20:10:06 | Weblog
未だ9月なのに夕方、南魚沼の農協からコシヒカリの新米が届いた。
早速米びつの古米を全部取りだし、新米と入れ替えた。
我が家は貧しいから高級な食材は買えない。
廉価な食材でも美味しく食べられるように、米だけは南魚沼農協から混じりけのないコシヒカリを送ってもらっている。
米はスーパーの安売りを買っても、本物のコシヒカリを買っても、価格差はせいぜい2倍くらいなものだ。
豪州産の牛肉と国産の松坂牛との価格差は何十倍にもなると思う。
美味しいお米で炊いたご飯があれば、納豆でも、目刺しでも美味しく戴ける。
貧乏絵描きの生活の知恵である。
食べきれなかった古米は、寒くなったらどぶろくに仕込む。
自家製のどぶろくは美味しいだけでなく添加物なしの安全飲料だからね。

                          2005/9/30

交通違反取り締まり

2005-09-30 18:22:12 | Weblog
ニース市街と海岸の間を広い車道が走っています。中央には広い緑地帯があって、片道3車線あります。遊歩道もかなり広いので市街の建物と海の間は200m位離れています。
遊歩道も道路の両側にあります。遊歩道ではジョギングする人、犬の散歩、ローラースケートやスケートボードに乗る人、それに交通違反で調べられている人もいました。
この道路はいつも渋滞していますが、少しも苦になりません。
走れない方が周りをゆっくり観察できてとても楽しいんですから・・・

                          2005/9/30

私の足になってくれるのは・・・・

2005-09-30 08:10:57 | Weblog
ニース空港内にあるエイビスレンタカーに行く。
日本で予約しておいたのだ。欧州ではオートマ車は少ないから予約しておく方が安心だし、レンタル料も安くて済む。
メルセデスとアウディーがあるけどどちらが良いかと聞かれたから、娘が最近乗り換えたアウディーにしてみた。
欧州で主流のディーゼル車だった。
欧州の燃料価格はガソリンと軽油の価格差はほとんど無い。
燃費が良いのだから高くても得だと思う。
日本が何で軽油が安いのか不思議である。軽油を多用している産業界からの政治献金が多いからかなぁ?
新らしい車(メーターは3970km)のアウディーでコートダジュールを右に見てイタリアへ向かう。

                         2005/9/30

親しみの持てるオブジェ

2005-09-30 00:01:47 | Weblog
ニース空港(標識にはニースコートダジュール空港と書いてあった。)のコンコースに飾られていたオブジェ。
ライオンとかニワトリとかがユーモラスに並んで愛嬌を振りまいている。
これが芸術だ!みたいな高飛車な感じの彫刻とかが多い中で、これは親しみやすいし、何であるのかも分かって、感じがよかった。
退屈な時にこんなオブジェを眺めていれば、忽ちのうちに、楽しい童話の二つ三つが浮かんで来そうな気がしてくる。
童話作家なんて言うのも良いなぁ・・・

                       2005/9/30

南国ニース

2005-09-29 16:40:33 | Weblog
コートダジュール(紺碧海岸)の空の入り口ニース空港はごらんの通り、南国の植物が生い茂っています。
九州の日南海岸と同じような植生ですが、緯度は北海道札幌あたりと同じです。
地球の気候は緯度だけでは決められないようです。
地中海気候は北では温暖、南に行くと過酷な炎暑をもたらしているのです。
自爆テロが繰り返されている中東とかエジプトなどと地中海の紺碧の海で繋がっているのだと思うと世界は狭いのだという実感が湧いてきます。

                          2005/9/29

縁起物のコイン

2005-09-29 08:40:14 | Weblog
最近の空港はテロ対策で持ち物検査が非常に厳しくなっている。
物事に万事おおらかなフランスの空港でさえ搭乗時の検査ではベルトを外すことも要求される。
私は小さな果物ナイフを携行しているが、うっかり託送のトランクに入れ忘れてしまい、京都の出来の良いナイフだから没収されるのは悔しいので、空港で久しぶりに旧交を温めにきてくれたPtrickにあげることにした。
Ptrickは喜んで受け取ってくれたが、見ていた奥さんのCornneが一旦戻すように言う。
ナイフは只で渡すのはよくないという。
Ptrickが 私に1ユーロコインを呉れ、引き替えに 私がナイフを渡した。このコインは幸せを呼ぶから大事に仕舞っておくように言われた。
私の語学力では何故そうするのか聞き出せなかったが、面白い習慣だと思った。
日本でも縁起担ぎのいろんな風習があるから、その土地の風習とかは旅人も大事にしないとね!
この1ユーロ、どんな幸せをもたらしてくれるのかなぁ?

                            2005/9/29

我が家の彼岸花

2005-09-29 08:21:31 | Weblog
彼岸花は不思議な植物で、秋に花が咲き、その後葉を茂らせます。
太陽の恵みを葉で受け止めて球根に蓄える期間は太陽のエネルギーが少ない冬になってからです。
繁殖力も旺盛でテレビなどで季節の風物詩として今の時期に見られるように土手や野原一面に華麗にオレンジの絨毯のように咲かせています。
オレンジが多いですが、白花もあります。我が家では庭一面に蔓延らせるわけにはいかないから、狭い庭の片隅でひっそり咲いてくれます。
やはり野に置けレンゲソウ、ではなく彼岸花でしょうか?

                           2005/9/29

プロフェッショナルのお嬢さん

2005-09-28 23:59:00 | Weblog
この場所、昼間は会社の玄関の前庭か通路といった佇まいですが、昨夜バスから降りてホテルに歩いていたときは、極端に布地を節約した洋服を纏ったお嬢さん達がウロウロしていました。
パリのブローニュの森でもお見かけした職業婦人達です。
昼間はそうゆう感じはまるでありませんが・・・

                        2005/9/28

絵描きの習い性

2005-09-28 13:40:03 | Weblog
朝食の折、デザート用に置いてあった果物から洋梨を戴いてきた。
食べる前にナプキンに乗せてちょっと配置を考えたりした。
これならSMか0号に描けるなぁ・・・
カメラで写してスケッチした気分になる。
絵描きの習い性である。
フランスの果物は見かけは日本のものより見劣りするが、食べたら昔の懐かしい、そして果物本来の味がする。
味がキリッと締まっているのです。
日本のは甘ければ美味しいとばかりに、たるんだ味になっています。
曲がったキュウリは売れないとか、大きさのそろわないのもは規格外だとか、、、
農業産品は工場で作るものではないんだから大きさも形も不揃いが当たり前ですよね?
味と鮮度と減農薬で勝負して欲しいなぁ!
売る人も作る人も消費者におもねりすぎですよ。

                      2005/9/28











ニースで宿探し

2005-09-28 08:08:14 | Weblog
薄暮のニース空港で無事にスーツケースを受け取り、今夜の宿を探すことにした。
AFは割とアバウトで乗り継ぎ便の場合、荷物が積み残される事も屡々ある。
その場合、苦情を言うと、かなり遠くてもホテルまで荷物を届けてくれる。
空港内を一巡するリムジンバスに乗って窓の外を見ていると、5分ほど走ったところで、アメリカ系のホテルチェーンの名前が見えた。
バスの「降りますボタン」を押して下車(無料です)。
ホテルのフロントで空室の確認をし、値段を聞いて部屋を見せて貰う。
ヨーロッパでは一般に、必ず部屋の下見をさせてくれる。
部屋を見て気に入らなければ別の部屋に換えることも出来る。
部屋代には朝食が付く場合と着かない場合がある。
日本の宿屋のように夕食の付くところは無い。
レストランで食べても別料金だ。
もちろん外で食べても、持参の弁当を食べてもかまわない。
ニースノボテルはツインで朝食付き約12000円だった。
朝食はアメリカ系のホテルはハムとか卵とかサラダも付くが、コンチネンタルスタイルだとパンと牛乳、コーヒー程度しかつかない。
最近はヨーロッパ家のホテルでも、朝食はアメリカンスタイルが多くなってきているようだ。

                                2005/9/28

エールフランスの機内サービス

2005-09-28 00:52:00 | Weblog
パリ・ドゴール空港からニースに向かうAF(エール・フランス)の機内です。
A-300は満席でした。
フランスは厳然とした階級社会ですから、エリート階級は、一般庶民とは同席しないという不文律があるようです。
フランス国鉄、SNCFには鈍行でも一等車が連結されています。
一等車といっても、ドアに1と記載されているだけで、普通車と何ら違いはありません。でも、エリート階級の人はそれに乗らないと、エリートではなくなってしまうみたいです。座席が良いわけでも無いのにね!
AFも前の方の椅子はファーストクラスになっているのですが、なんの変わりもありません。お値段が高いだけです。違いといえば、席が一つおきにクローズされていて、お隣とは必ずあいだが開くと言うことだけです。
下層階級の貧乏絵描きはもちろんエコノミークラスでご満悦です。
飲み物も食べ物も一緒ですからね。          

                            2005/9/28

ローカルな化粧品ロクシタン

2005-09-28 00:37:43 | Weblog
日本で最近若者に人気の化粧品ロクシタン。
私も若い友人にリクエストされたので、ドゴール空港の売店を物色していたら、国内線の売店で発見、各種のロクシタンが大きなスペースを占領していた。
値段を見たら日本の価格と同じだから、帰国時に国際線の免税売店で買うことにした。
ロクシタンは南欧の雰囲気を売りにしている新興の化粧品。
ローズとかいろんなジャンルに分けてローションとかスキンクリーム、シャンプーなどをラインアップしているのがこだわりの若者に受けたのかも知れない。
蛇足ですが、帰りに国際線の化粧品の店を探したが、見あたりませんでした。
シャネルとか、ジバンシーとか一流のメーカーでさえ幅1m位のスペースしか確保できないのだからロクシタンは未だ割り込む事は出来ないのでしょう。

                              2005/9/28

マキシム

2005-09-27 18:33:09 | Weblog
成田の出発が遅れたのが、ドゴール空港の到着まで尾を引いて、1時間近く遅れてシャルルドゴール空港に着いた。
私はニースまでのエールフランスの便に3時間ほどの余裕があったから、却って、待ち時間が少なくなって喜んでいたが、JALの機内で隣り合った、ポルトガルツアーの添乗員さんは困っていた。乗り継ぎ時間が迫っていて、下手をするとパリに一泊する羽目になるらしいのだ。
2時間の待ち時間になった 私は、空港内のマキシムでビールを一杯やった。
さすがマキシム、このビール、1500円もするんだからね。(2005/9/16)

                            2005/9/27

旅支度

2005-09-27 12:42:21 | Weblog
今回のフランス・イタリアドライブは10日程だし、パスポートも国際免許証も未だ有効期間内だから準備は割と簡単だ。道路標識とかがイタリアは、フランスに比べるとお粗末だから、今回からGPSを持って行くことにした。(日本の標識よりはすっと親切だけどね!)
ハンディーGPSの記憶容量は38MBなので、ドライブ予定地全体はカバーできないから、ノートパソコンも必要になる。
その日の行動予定地域を入力し、コースを覚えさせれば、カーナビゲーション機能が発揮できる。
下着類は100円ショップで揃えたから、毎日使い捨てに出来る。
カードと少々の円、常備薬、それと 私を待っている可愛いエロディーやエマニュエル、ミッシェル、その両親たちへのおみやげ。
レンタカーを借りる際には何故か日本の免許証も提示を求められる。
国際免許証は、何のためにあるんだろう?
さぁ! いざ出発。(2005/9/15)

                        2005/9/27

                     

長旅の前に・・・

2005-09-15 17:55:56 | Weblog
私も、そろそろ高齢者と言われる年だから、旅の前に身体のチェックをしておこうと、ホームドクターのO先生の診療所を訪れた。
待合室には 私の絵を掛けて下さっている。
上高地の焼岳を描いたもので、 私の個展を見に来て下さった先生が、お気に入りのご様子だったから、飾って戴いているものだ。
20分もかけて丁寧に診て戴いたが、診察の結果は異常なし。
これで安心して出かけられるというものだ。
では行って参ります。  (T_T) 

                         2005/9/15