絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

庭の花  多肉植物

2015-10-28 08:13:02 | 絵画

行きつけの薬局の店先にあったのを一芽頂いて差して置いたら根付いて

こんな花が咲きました。サボテン類は一日だけでしぼんでしまうのですが、

これは何日もさいています。

名前も分からない寂しげな花ですが、挿し芽で咲いたのでいとおしいのです。

この多肉植物はベンケイソウです。植え替えもしないのに毎年沢山の花を付けてくれます。

 

*10/28より旅に出掛けるので暫く更新はお休みします。


庭の花  小菊

2015-10-26 07:18:59 | Weblog

 

小菊が一輪花を開きました。

春先に芽先を摘んで沢山に分岐させたから、ろくに手入れもしないのに沢山の蕾を持っています。

今朝一輪だけ咲きました、桜の開花宣言は特定の木の桜が3輪開花したときだそうですから

我が家の小菊も未だ一輪だから正式にはかいかといえないのかもしれません。

 


秋の実り  四季なり苺

2015-10-25 08:45:29 | Weblog

この苺、本当に四季なりです、夏の暑い盛りにも実を付けていたし、今も実を付け続けています。

苺は本来は春に結実するもので、それを夏は高地に移住させて夏の終わり頃、低地に下ろし、

苺に春が来たと錯覚させてクリスマス頃に出荷が始まるというのが普通の苺です。

それなのにこの苺は一年中春だと勘違いする脳天気な性格を人間に植え付けられたのでしょう。

粒は小さめですが現在も赤い実を付け続けています。


郷土研究会50年記念パーティー

2015-10-24 21:17:38 | 交友

地元にあるギャザホールと言うかなり大きな結婚式場で郷土研究会50年記念パーティーが開かれました。

先日行われて恥ずかしい思いをしたのは郷土研究会50年記念式典で昨日行われたのはパーティーです。

挨拶をしたのは写真に出ている会の会長と国会議員、県会議員のみでした。

当然私はそれを聞いているだけで済みました。

そのうち会員の方がハーモニカの演奏を披露しました。

マイクを手で覆ってハーモニカを吹くので大音声が会場中に鳴り響きました。

その後はカラオケ大会です。

これも物凄い大音量で騒音と言うより爆音と言うべきものでした。

隣の人との会話も出来ないのです。

難聴になったりしたら大事ですから私は所用を理由にして退出しました。

 


秋の実り  根三つ葉

2015-10-23 18:31:23 | Weblog

スーパーで買った根三つ葉です。

茎から葉は食べてしまい、根の部分をコップに浸けておいたら見事に葉を茂らせてくれました。

何も秋でなくても根三つ葉は葉を出します。

地面に植えてやると花まで咲かせて種を落とし新しい三つ葉が生えます。

我が家の庭にはこうした三つ葉があちこちに茂っています。

人が食べて美味しいものは虫にも好まれるから、私は虫の食べ残した残り物を食べる羽目になります。


秋の実り  レモン

2015-10-21 05:01:32 | Weblog

レモンの収穫期は未だなので秋の実りとは言いがたいですが、

立派な実を付けているからお仲間に入れました。

レモンは近所の農家さんから沢山頂けるので、何も狭い庭に植えることもないのですが、

自分の所で採れたのもはまた格別ですからね。


秋の実り  ホップ

2015-10-20 08:50:14 | Weblog

ビールの苦みを付けるのに使われるあのホップです。

花のうちは天麩羅にしたり、薬味に使ったりしましたが、こうなると苦みを抽出して

味わう以外には道はありません。

ビールは造れないので焼酎に漬け込むと美味しい苦みのあるリキュールになります。


実りの秋 柿

2015-10-19 18:29:03 | Weblog

我が家の柿の木は植樹後もう20年以上経っていて我が家では最も大きな木です。

昨年は不作でしたが今年は豊作です。

柿には隔年に豊作と不作が繰り替えされると言うことですが、一までは毎年豊作だったのです。

北海道には柿の木がありませんから、北海道の親戚や友人に毎年送っているのですが、

送料の方が高くつくので今年はやめようかと思っています。無効でもお店で売っているのですから。

 


想定外の出来事!

2015-10-18 10:30:49 | 交友

私の所属するK市郷土研究会の会長さんから「50周年記念式典で一言お願い出来ないか?」と電話がありました。

いつもお世話になるばかりで何のお役にも立っていない負い目があるので「一言くらいなら」と気軽に考えお受けしました。

50周年記念という節目のお祝いなので、威儀を正してスーツにネクタイ姿で出掛けました。

会場に着くと、なんと壇上の椅子席に案内されました。

想定外の出来事です。

私はパーティーのテーブルで、つまり平座でマイクが回ってきたときに「一言」お祝いを述べるのだと思っていたのです。

東電の原発事故とは違い、想定外と言っても災難は自分一人に降りかかっただけですから、ひたすら身を縮めて壇上で

ミスマッチな立場に耐えていました。

私のいる席には国会議員、県会議員、市会議員などのお歴々が並びになっています。

お隣にいるご婦人と私だけが市井の人で後は政界のお偉方なのです。

お隣のご婦人とて市では有名人らしく、国会議員さんとも既知の間柄のようです。

会長の挨拶、会の貢献者に記念品の送呈の後、祝辞の一番手に私が指名されました。

パーティーでの挨拶くらいしか考えていなかったので、しどろもどろの体たらくでしたが

ご来場者の受けはまずまずだったようでしたが赤面ものの一幕でした。

私の席から撮った写真です。

 

*この2枚の写真は重複していますがなぜか消去出来ません。

 


古民家の宿  「梅 庵」 3

2015-10-15 12:04:52 | 国内旅行

玄関の三和土から廊下は真っ直ぐに客室の三室を通り突き当たりで右に曲がりトイレへと続いています。

この廊下と庭を隔てるガラス戸も木製だしガラスは昔のわずかに波を打っていて外の景色が歪んで見える

年代物です。

ここがロケに使われたのも頷けます。

朝食の準備が整いました。

8時半にお願いして置いたのですが、私が朝6時頃風呂に行ったときには、調理場ではもう包丁の音がしていました。

2時間半も前から朝食の調理が始まっていたのです。

奥さんがご飯をよそってくれました。

ご飯を炊いた土鍋は我が家でも使っている「いっぴん」(TV番組名)でも紹介されたものです。

我が家のは3合炊きですが、梅庵のは五合炊きのようです。

きんぴら牛房の細さとご飯粒の大きさを比べてみて下さい。

ご飯粒の方が牛蒡の刻みより大きいです。

昨夜饗された株の酢漬けはもっと凄い技でした。

蕪を碁盤目に切っているのですがその細さは0.5mm核ほどでそれが蕪の下部2mmくらいのところまで

切り込んでいるのです。

丸みのある蕪を同じ間隔で縦横寸分の狂いもなく下まで包丁を入れるなんて神業に近い凄腕の持ち主です。

以前は都心で料理屋を営んでおいででしたが、忙しいのが嫌になりこの古民家を改築して一日一組限定の宿を

始めたそうです。

広い庭の草刈りなどには、この宿の愛好者がボランティアで駆けつけるそうです。

私にはそんなお手伝いは出来ませんが心の籠もったお料理は全部食べるように心がけているので

帰宅後は確実に体重が増加してしまうのが悩みです。

味噌汁に入っていたなめ茸は極小サイズ5mm位の大きさです。

なめ茸とかジュンサイは小さいほど高価なのです。

腕前だけではなく素材にも拘っているのです。

 

 


古民家の宿  「梅 庵」  2

2015-10-14 11:56:42 | 国内旅行

 

梅庵の贅沢は貸し切りだけではありません。

お食事が素晴らしいのです。

ご主人の包丁裁きはさすがプロ!と言った冴えがあります。

小ぶりの冬瓜をくり抜き、冬瓜が容器になっています。

中には当然冬瓜が入っていますが、くりぬいて切り出したものは形が揃わないから使いません。

もう一個別の冬瓜を使って調理しているのです。

餡かけの餡に実に微妙な味が染みこませてあります。

冬瓜自体には味がないから餡に絡ませて素晴らしい味に仕上げているのです。

近頃はあまりお酒は飲まないのですがこうゆうお料理ではつい一杯やりたくなります。

和食には日本酒がとてもよく合います。

上の写真の上端中央辺りにかすかに槍の穂先が見えますか?

1間半ほどの槍の穂先は10cmほどですから銃刀法の適用外でしょうが錆びていても

これで突かれたらひとたまりもありません。

イチジクのワイン煮はデザートではありません。

とてのおしゃれな一品でした。

その後ろにあるのは月山で採れたワラビだそうです。

こんな見たこともない巨大なワラビを出して客を驚かす茶目っ気も主(あるじ)は持っているのです。

地鶏のガラで出汁をとった鶏鍋です。

鶏は赤鶏だそうです。白濁したスープはコラーゲンたっぷりです。

具を食べ終わった後はこの汁でおじやを作ってくれました。

 綺麗なガラスの器に盛られた柿には紅葉した葉も飾られていました。 

おじやは一端鍋を引き上げて調理場で溶き卵仕立てになっていました。

お腹がいっぱいでおじやもこの一杯だけ、イチジクも食べきれず一切れ残してしまいました。 

 

 

 


古民家の宿 「梅庵」

2015-10-13 07:41:56 | 国内旅行

この宿は木下恵介の伝記映画にもロケ地として登場したほど、昔の民家の面影がしっかり残っています。

サッシュも昔のままの木製で冬はすきま風が遠慮なく吹き込みます。

個展も無事に終了したので骨休めに訪れました。

玄関を入るとたたきになっていて、いつも火がたかれています。

大きな囲炉裏のある部屋がリビング兼食堂です。

このケヤキを胴切りにした火鉢はサイドテーブルも同じ木から作られています。

この部屋は主室の次の間です。

奥が寝室になります。

襖の陰にあって見えませんが二間の床の間があります。

この3部屋がすべて私たちの専用空間です。

オーナー夫妻は別のスペースで暮らしていて、客室はこの3室のみです。

つまり一日に一組の客しか泊まれないのです。

宿泊人数も4名まで、どうしてもという向きには5名まではokだそうですが、

私たちはいつも2名で専有しています。

屋根は藁葺きですから夏は涼しく春秋も快適です。

冬もエアコンはあるし、布団には炭団の行火も入れてくれますから少しいつもより厚着をしていれば

新鮮な空気を呼吸できて健康には良いと思います。

トイレな水洗でシャワレットになっています。

お風呂は大きくて24時間利用可能ですが、別棟になっているので深夜は熊などに襲われる危険があるから

避けた方が賢明です。

付近を散歩したいときにはご主人が長靴と杖を貸してくれます、蝮に噛まれるのを防ぐためです。