絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

ブラックベリーが熟し始めました。

2017-06-29 18:55:42 | Weblog

ブラックベリーが緑色の実から次第に赤いのが増え、やっと黒く熟した実が見え始めました。

この木イチゴは欧州では店先において売っていますが、日本ではブルーベリーくらいしか売られていません。

ブラックベリーは酸味が強く、種も粒が大きいので生食にはむかないからかも知れません。

私も生ではあまり食べたくはないです。

ブラックベリーと同量の砂糖を瓶に入れておくと、砂糖の浸透圧で美味しいシロップが出来ます。

イタリアで買った種を漉し取る機械を使うと果肉と種を分離でき、美味しいジャムを作れます。

木イチゴ類は毎日少しずつ熟すので取り入れの楽しみが8月半ばまで続きます。

この作業を楽しいと感じるか、面倒くさいと感じるかは人それぞれでしょうね。

毎日200gとか500gとか摘み取って冷凍保存し、まとめて加工するのですが、

毎年30kg位になります。


80になって最初のブレック・ファースト

2017-06-25 15:16:04 | Weblog

朝食の時間は8時半なのに、厨房では6時頃からなにやら支度している音が伝わってきます。

普通、旅館の朝食は板前さんは手がけずに仲居さんなどが用意するのが通り相場ですが

梅庵ではご主人が丹精した朝ご飯を用意してくれます。

ご飯は土鍋で選び抜いた米を使って炊いて居ます。

こんなに美味しい白米を食べたのは久しぶりです。

私は家では朝と昼は牛乳とヨーグルト、野菜で済ませます。

夜は玄米ご飯か麺類に野菜と多めの肉か魚の簡素な食事ですから、なおさら梅庵の心のこもった食事が

ありがたく感じます。

80歳になった記念に梅庵のご夫妻と記念写真を写しました。

この家は木下恵介監督の伝記映画のロケに使われた事があります。

その映画は一番近くても宇都宮でしか上映されなかったので私がtvから録画したブルーレイディスクを

お送りしました。厳密には著作権法に触れるかも知れませんが、この場合は許されるのではないでしょうか?

ご夫妻もそろって70代だそうですから、いつまでここにご厄介になれるか分かりません。

今のうちにせっせと通いたいと思っています。


70歳代から80歳代への移行日でした。

2017-06-25 06:40:34 | Weblog

80歳になる節目を里山の宿「梅庵」で過ごしました。

梅庵は茅葺き屋根の古民家を利用して一日一客のみを宿泊させてくれる私のお気に入りの宿です。

入り口の土間には一年中火を絶やしません。煙の成分が茅葺き屋根を腐食や虫の食害から守る作用があるからです。

梅庵では客に供した料理を記録していて毎回違う趣向の料理が食べられます。

季節感、地元の食材も必ず出てきます。今夏は真竹の煮物、日光の鱒が付きました。

蒟蒻の刺身も味噌ダレがとても良く合って居ます。

芋焼酎「一刻者」でひっそり乾杯!

大根と胡瓜の酢の物の刻み方は何時も感服させられます。

1mmほどの細さでしたの方では包丁を止めて居ます。

写真は箸を付けた後なので乱れていますが、包丁の冴えはお解り戴けると思います。

メインディッシュは米沢牛のすき焼きでした。

初めての食材です。ご亭主自ら焼いて下さいました。

松阪牛より脂が少なく、私にはこちらの方が美味しいと思いました。

すき焼きの後、うどんを入れてフィニッシュです。このぬめっこさのうどんは多分えなにわ饂飩だと思われます。

デザートは小玉スイカ、この皮の薄さには驚きです。

昔のスイカは皮が厚く、祖母はスイカの皮でぬか漬けを作って入れたものです。

 


6月の恒例行事・・・なんて大げさな物ではありませんが

2017-06-14 09:45:01 | 趣味

① 梅と杏

館林の友人宅の梅の実が実るのを待ち構えていて、スーパーに地元産の梅が出回るやいなや

館林に駆けつけます。

友人宅の畑の梅の木二本が我が家専用みたいになっているのです。

友人宅に立ち寄り、これから梅を戴きに行くことを伝えました。

梅の木は隣町の邑楽の畑に植わっているのです。

ところが今年は梅の木に梅が見当たりません。

付近には梅の葉が産卵し枝も折られたりしています。

息子さんが高いところのも採れるように梯子を持ってきてくれましたが、

高いところも綺麗に盗まれています。

ここの梅はナンコウバイで大粒で肉も熱く良い梅だったので残念です。

友人宅に戻り、泥棒が使用したらしい竹の枝を見せて事の次第を報告しました。

友人の奥さんがそれでは庭の梅を取れば? と勧めてくれました。

庭には正月用に出荷する花梅の木が数本あります。

近年、花市場の競りがコンピュータになり、自慢の良い梅枝を出しても

雑な作りの梅と同じ値しか付かないので息子さんは意欲が失せ出荷を減らしているので

庭の花梅にも沢山実が付いているのです。

枝から獲った青梅は梅酒用と梅シロップ用に仕込みました。

一昨日は完熟して枝から落ちた落ち梅と、これも熟した杏の実を戴いてきました。

40kg位あった杏はジャムにしました。20Lの大鍋を二個使いました。

完熟梅は型の良いのは梅干し用に漬け込みました。

残りは梅ジャムです。

2 メロン摘果の奈良漬け

この後、20日頃には、春日部のメロン農家からマスクメロンの摘果を戴けるはずです。

ワタの部分はサラダにします、皮の部分は奈良漬けの材料になります。

蓮田の清龍酒造から酒粕は調達済みです。

③ 蛍とカブトムシの羽化

下旬には蛍とカブトムシの羽化も始まります。

④ 来なければ良いけど

それと、あまり嬉しい行事ではないですが私の誕生日も来ます。

とにかく6月は忙しいのです。

昨日はお医者さんから「ロキソニンゲル」と言う筋肉痛治療薬を処方して貰いました。


雑魚の唐揚げ

2017-06-14 05:59:13 | Weblog

雑魚という魚は居ません。

小鮒、クチボソ、タナゴ、その他雑多な魚たちをそう呼ぶのです。

雑草と同じ発想で、草たちにはそれぞれに名前が付いていて、虫たちの卵のゆりかごになったり食料になったり

土壌の流出を抑えたりと、それぞれが大切な存在なのですから、雑という一文字で十把一絡げにしたくはありません。

私の食卓に上ったこの小魚たちはもう亡くなってしまったE君が、元気なときに近くの沼で獲って私に呉れた形見の魚たちです。

もったいなくてずっと冷凍庫に保管していましたが、悪くなってしまう前に思い切って食べることにしたのです。

佃煮にするか、かき揚げにするか、唐揚げが良いか、悩んだのですが魚の形が一番崩れないだろうと思い、薄く片栗粉の衣を纏わせて

唐揚げにしました。

もう二度とE君の獲った魚は食べられないと思うと、勿体なくて一匹一匹じっくり味わいながら戴いています。

  


山葡萄の若葉を食す

2017-06-13 16:15:14 | Weblog

山葡萄でナチュラルな葡萄酒を作れないかと考え、山葡萄の苗を2本植えました。

山葡萄は生命力が強いからぐんぐん伸びて小さな葡萄の花芽が沢山付きました。

ところが収穫の秋になっても葡萄の房は期待に全くそぐわないか細さでした。

小豆粒くらいの葡萄が1房に2~5粒付いているだけでとてもワインになる量にはならないのです。

そこで今年は山葡萄の新芽を食す事に方針を変えました。

若葉はそれ自身が程よい酸味を持っていて軽く湯がいてマヨネーズを付けたら風雅な一品になりました。


ニューファミリー

2017-06-12 05:23:07 | 趣味

新しいペットが合流しました。今までも金魚は友人が孵化させたのを分けて貰って

もう10年くらい、90cmの水槽を占領していますが、これらの金魚は和金と琉金で

尾まで入れると15~20cmの大物に育っています。

今回我が家にやってきたのは、ジモティーで戴いたオランダ獅子頭、デメキンなどの泳ぎなあまり上手でない

つまり優雅な泳ぎ方をする、高級金魚です。琉金も居たのでその子は大型水槽に合流させ、そのほかのは60cmの水槽に入れました。

水槽や濾過器も付いてきたのですが苔などの汚れがなかなか取れないくらいの頑固な汚れだったので我が家のややましな水槽に移しました。

   


金メッキ体験

2017-06-11 17:38:08 | Weblog

ミラクルという市の施設で金メッキ体験をしました。

また、若者に混じってのお勉強です。

小学生にも分かるように説明されるから、私にも理解は出来ますが、

少しまだるっこい感じもします。

まず紙にデザインをかきます。

模様は繋がっていなければなりません。

塗った部分以外は後で薬品で溶かすのですから。

デザインしたのを銅板に書き写します。

マジックで描いた部分だけが溶けずに残りました。

クロムメッキをしてから最後に金の溶けた液体に入れて金メッキです。

その前の下処理を含めて、薬品が危険だからと、これらの工程は講師陣がやってくれます。

数分で金色になってきます。メッキした金は純金ですが暑さは1ミクロン程度だそうです。

金メッキされた作品。

ペナペナだから講師がラミネートしてくれました。

これからもいろいろな体験講座が用意されています。

出来るだけ参加したものです。

幾つになっても新しい体験や知識を得られるのは楽しいですからね。