絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

アロファロメオのエンブレム

2018-08-31 10:33:21 | Weblog

イタリアの車は各社とも凝ったエンブレムを付けています。

ドイツ車もBMW等綺麗なエナメリングのマークです。

でもこのアロファロメオのエンブレムは独特です。

ALFA ROMEO の文字の中に左に十字架、右には蛇が人間を呑み込んでいる図柄なのです。

蛇が人を呑み込んでいるところと言う説と呑み込まれている人を助け出しているという説があります。

蛇ではなくドラゴンだと言う説もあります。

十字架が正義、蛇が邪悪を表しているのかも知れません。

車は快適で便利な乗り物ですが、時にして凶器にもなると言うことを表しているとも考えられます。

 

 


S軒に戻って

2018-08-30 10:59:36 | Weblog

博物館からS軒までの道のりは凄く遠く感じました。

何でだろうと不思議でしたがs軒で水を飲んだとき分かりました。

軽い脱水症状だったようです。

出された水を一気に飲み干し直ぐにお代わりも飲み干したのです。

年を取ると脱水症状に気付きにくいとは聞いていましたが

自分もそうだったのです。

足が鉛のように重い感じはしたのですが喉が渇いた感じはありませんでした。

よく冷えた水を3杯飲んでやっと人心地が付きました。

牛の頬肉は柔らかくて美味しかったですが、脱水から脱して直ぐの私には量が多すぎました。

でも肉は完食してパンだけ一個持ち帰りました。

藤棚の下の日陰に置いておいた車はさほど熱くはなっていなくて良かったです。

S軒は駐車には寛大でゲートもないし利用の有無で代金を決めたりはしないのです。

と言うわけで充実した一日が過ごせました。


縄文展にまわりました。

2018-08-29 07:57:51 | 趣味

都立美術館から国立博物館までの3~400mの道のりが

3~4kmにも感じられるほど酷暑の行程でしたが何とか

博物館の一番奥手にある平成館にたどり着きました。

この暑さなのに館内は人で溢れています。

会期が終わりに近いからでしょう。

展示物を見るのに前の人の頭の隙間からやっと覗けるほどです。

お目当ての「縄文のヴィーナス」はしっかり見ることが出来ました。

縄文人の美的感覚の鋭さと、造形技術の高さには改めて敬意を表します。

力強く精緻な細工にも長けています。

日本の弥生時代にはローマではコンクリート造りのパンテオンが建造され

今も現存していることを考えると、その開きはかなり大きいのですが、

縄文時代に限れば、日本の土器の方が優れていると思いました。


レオナルドフジタ展

2018-08-28 11:02:18 | 趣味

S軒から上野動物園前を通って都立美術館にたどり着きました。

上野公園も炎暑に燃え上がっていましたから一歩踏み出すごとに体力を奪われるのです。

会場内はまあまあの人出でした。

ゆっくり見て回れるぎりぎりの人数です。

作品の質も良く、点数も多くて満足出来ました。

この写真の左はフジタが晩年を過ごした住居兼アトリエです。

パリの左下方向ヴィリエ・ル・ベクルにあります。

遺族からベクル市に寄贈され予約制で入館出来ます。

入館料は無料ですが、1度に1グループしか入れません。

交通も不便だし団体さんは入れないから私は三回訪れましたが

何時も予約無しで大丈夫でした。

市の担当者が付きっきりで案内してくれます。

内部は柵もなくフジタが住んでいたままの状態で展示されているから

盗難や悪戯防止の監視の意味合いもあるのです。

画面の右は藤田夫妻が眠っている教会です。

フジタが作り内部の壁画も描いています。

こちらは有料です。

シャンパーニュのランスにあります。

有名なシャンパンのメーカーが援助して作られた教会です。

ここにも私は3回訪れています。

教会の前にあるシャンパン会社に行くとシャンパンの試飲が出来ます。

 

 


都立美術館と国立博物館を梯子しました。

2018-08-27 05:00:33 | 趣味

都立美術館はレオナルドフジタ展、国立博物館は縄文展です。

縄文展は会期末が近いので暑さにめげずにがんばりました。

朝のうちに台風がらみの荒天は納まったので

少しは空いているだろうと思ったのです。

公園内のS軒に車を置きレストランに行ったら

丁度昼時とて満席でかなり待つとのことなので

先に展覧会を見ることにしました。

駐車場はがら空きなので車はそのまま置かせて貰いました。


草津温泉

2018-08-26 07:03:46 | 国内旅行

軽井沢から鬼押し出し経由で草津温泉へ回りました。

天皇ご夫妻が軽井沢から草津へお回りになったと報道がありましたが

畏れ多くも我々と同じコースです。

     

草津名物「湯畑」です。

草津の湯は硫黄分が多いのでこうして湯花を採集しているのです。

草津の標高は意外にも1156mもあるのだと知りました。


ムササビに注意!

2018-08-23 07:03:45 | 国内旅行

道路にこんな標識がありました。

動物関連の注意標識には鹿、熊、狸、キタキツネ、等は見たことがありますが、

ムササビの標識は初めてです。

横断に注意、とあります。

道路には横断歩道のシマシマ塗装はありませんが

ムササビ君の横断場所のようです。


七生寮で今年2回目の避暑

2018-08-22 07:25:55 | 国内旅行

七生寮の七は昔、府立第七中学校と言われていた頃の七を取っています。

今の都立墨田川高校です。

同窓会が所有・管理しています。

夏期には同窓生を中心に利用で来るのです。

中軽井沢・星野温泉の近くです。

商事は提供していませんが、調理場は有料で使えるし、

庭でバベキューを楽しむ事も出来ます。


矢切の渡し

2018-08-20 05:47:35 | Weblog

葛飾・柴又の寅さん記念館で開催されている漫画展に行きました。

都内では珍しい渡し船が柴又と千葉県矢切とを未だに運航しています。

日曜日のこととて乗船客もかなり居ます。

でもこの渡しは今でも観光客以外に通勤通学に多い現役渡し船なのです。

柴又帝釈天のイラストです。

漫画展については次回UPします。


北斎漫画

2018-08-19 07:13:21 | 絵画

北斎漫画展で無料配布されていたシールです。

原画のサイズは4~5cmです。

筆書きで細密画のように描いています。

このように拡大しても全く不自然さは感じません。

北斎の優れた描写力です。

吹き馬というのはなんなのでしょう?

馬を吹いて吹き飛ばす? 分かりません。

私に教養が無いからこの絵も分かりません。

狐と女神の取り合わせが何を意味するのでしょう?


象牙の在庫量?

2018-08-18 07:46:22 | Weblog

江戸下町の有名神社の参道に象牙細工屋さんがありました。

様々な象牙細工が並んでいます。

象牙の国際取引はワシントン条約により20年以上も前に禁止されています。

つまり20年間以上も、象牙は日本に輸入されていないのです。

象牙は日本では産出しません。

業界の説明では、象牙製品は全て在庫の象牙を使って作っているというのです。

高価な象牙を20年以上も賄えるほど在庫しているなんてあり得ないことだと思いませんか?

お役所では象牙業者の説明を鵜呑みにしてなんの疑問も抱かないようです。

お役所に信頼されている象牙業者は幸せかも知れませんが、

密漁され殺されているアジア象やアフリカ象にとっては不幸せなことです。

 


昔居眠り、今スマホ

2018-08-17 11:38:55 | Weblog

電車の優先席にお座りになっている非該当者の対応です。

前に該当者が立っていても気付かない振りをする方法です。

私は今までに一度だけ中年の方から席を譲られたことがありますが

それ以外は皆無です。 

札幌の地下鉄では優先席ではなく、専用席と表示しています。 

運輸事業者は札幌を見習う方が良さそうです。

殆どの若者の公徳心や道徳観念は劣悪なのですから。

韓国の地下鉄では普通席でも必ず高年者には席を譲る事が当然のように行われます。

私が次で下車するから、と辞退したら、韓国人の知人が座って下さい、

そうしないと彼が困るから、と諭されました。


富岡八幡宮・能の奉納 2

2018-08-16 14:23:56 | Weblog

富岡八幡宮は姉・弟の骨肉の争いで惨劇が行われた舞台です。

今の宮司が誰なのか知りませんが八幡宮はびくともしないで

江戸からの姿そのままに存在しています。

神輿の鳳凰の目にはダイヤが使ってあるそうです。

江戸っ子の見栄なのか、巨大な神輿は年に一度の出番を終えて納まっています。

帰りは道、桜肉料理の「みのや」で夕食にしました。

玄関には下足番のおじさんが居て脱ぎ捨てた履き物を棚に収め下足札を渡してくれます。

以前は馬肉と鯨肉は庶民の食べ物でした。

豚肉や牛肉より数ランク下の安い値段でした。

今は馬肉(桜肉)も鯨肉も高級料理に成り上がってしまいました。

この桜肉のロースは一人前2500円、卵も野菜もご飯も別料金です。

肉も一人前ではとても足りません。

昔の思い出を食べに来たようなもので、日常的に食べる料理ではありません。