絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

ムスティエのギャラリー

2009-03-31 06:05:23 | 海外旅行
今度見つけたのはちゃんとしたギャラリーでした。焼き物を展示していました。
ここで出品者とおぼしき人と展示作品についてあれこれ話をしていたら、なんとこの方は日本にいて、陶芸を日本でやっていたと言うことでした。
先様は私が日本人だと見当を付けて話しかけてきた事の理由がのみこめました。
私はこの人が出展者だと思いこんでいたのでどうも話が噛み合わないと思ったら、単に客として見に来ていたのでした。
当面日本を再訪する予定はないとのことで、日本で再会を期待していた当てが外れました。
ムスティエはエクサンプロバンスから100km以上奥まっていますから今後私が来ることはまず無いでしょうから、この方とも又会うことはないでしょう。
展示品で気に入った小さな鶏の置物があったの値段を聞いたら全て非売品とも事でした。
ミラノで買ったハンチィングが大分板に付いてきたでしょう?


ムスティエの見所

2009-03-30 07:41:31 | 海外旅行
山と山の間の空間に良く見ると星が浮かんでいます。山の頂上からワイヤーで吊されているのですが、見えるでしょうか?
この星がサージさんも知っていたムスティエの看板みたいな物です。夜になると光るのかも知れませんね。
カボチャのいろんな形の物が飾ってあるのも面白いと思いました。
村の中を歩いているのは観光客ばかりですが、年配者が多いのは平日だったからかも知れません。日本でも平日の観光地は女性のグループとリタイアした人で占められているのと同じ現象です。せっせと働く人とノンビリ遊ぶ人、平和な風景です。
日本の高速道路が昨日から土日と祭日に1000円になったらしいですが、この政策に何千億円もの税金が使われるというのは解せません。土日は今でも出掛ける人が多いのだから旅館などには恩恵はありません。平日に行くのは馬鹿らしいからとかえって平日の客が減る可能性もあります。日帰りで弁当持参の客が増えても地方の観光業者は潤いません。ガソリンの消費だけは確実に増えますからエコ対策としては逆行です。
客の少ない平日に割り引くのなら経済活性化に寄与すると思うのですが、自民党の先生方の考えていることは見当はずれだと思います。
それと東京圏と大阪圏は除外というのも分かりません。
フランスの高速道路は大都市圏は逆に無料になっています。パリから60km圏は全て無料です。これは混雑緩和対策だそうです。










ムスティエの画廊

2009-03-29 06:36:21 | 海外旅行
ムスティエの古い町にも画廊があったので絵描きの端くれとしては見過ごす訳にはいきません。早速入ってみました。飾ってある絵はご覧の通り土産物の域を出ない売り絵ばかりでした。
売り絵と言うのは絵描きが情熱を注いで描いた作品ではなく、手慣れた題材を小綺麗に仕上げたもので人間が印刷機の代わりをして生産された物です。
土地柄から南仏の風物を描いた物が多く、観光記念に買う人もいるのでしょう。
ここは画廊というより大型絵葉書販売所でした。

ムスティエの土産物

2009-03-28 00:40:53 | 海外旅行
ムスティエは観光をメインに暮らしを立てているらしく、土産物もバラエティーに富んでいます。
私が気に入ったのは縄跳びの握りがいろんな動物をかたどっているものでした。
娘夫婦がハンドルネームにしている熊と猫も有ったので早速土産に買いましたが、娘夫婦は至極気に入ったようでした。
肉製品・乳製品はフランスなら何処でも作っているのですが、わざわざ売っているところ見るとここのはひと味違うのかも知れません。
南フランス特有の色鮮やかな陶器もありました。日本の楽焼きみたいな柔らかい焼き上がりなので持ち帰るときはかなりしっかりガードしないと帰国して開けてみると割れたり角が欠けてしまったりします。(実は私は何回も失敗しているのです。)でも色が綺麗で形も面白いからつい又買ってしまうのです。  










ムスティエのレストラン

2009-03-27 00:04:55 | 海外旅行
ムスティエの町に着いたのがちょうど昼ご飯の時間だったから、町の入り口にあったレストラン兼土産物屋に入った。店内はほぼ満席で子供連れも多い。
レストランにはバギーバイクも並んでいたから、オフロード走行を楽しんで人たちも来ているらしい。
食事はジャガイモがメインのヘルシーメニューにした。
旅も終わりに近づき少し疲れが溜まって来ているから消化の良い物が腹に優しい。




ムスティエの家並み

2009-03-26 08:55:23 | 海外旅行
ムスティエの街は時代を300年くらいタイムスリップした感じの街でした。
世界遺産に登録されているかどうかは知りませんが、日本で世界遺産に名乗りを上げているところに比べても遜色ないどころか是非登録して欲しいと思いました。
ヨーロッパの町や村は何処を見てもこのムスティエのような古い家がごろごろありますからヨーロッパ中が世界遺産になってもおかしくはありません。古い街並みの中に突如現代建築が現れたりと言うこともありません。住民誰もが古い物を大事にしているのは素晴らしい事です。
私の住んでいる市にも古い建物がかなり残っていますが、持ち主もお役所も保存して行こうなどと言う考えは微塵も持っていません。私はせっせとそれらの建物をスケッチしていますが、いずれは取り壊されて味も素っ気もないコンクリートの建物に変わってしまうことでしょう。
ばらまき給付金は古い建物の保存にでも使えば貴重な祖先の遺産が残すことも出来るのに・・・

Lac de st. Croix

2009-03-25 00:09:34 | 海外旅行
ムスティエの手前にある湖です。展望台があったから立ち寄ったのですが、景色は特筆する物はありませんでした。
私のピカソ(シトロエンの車種・レンタカー)の隣にプリウスが停まっていました。観光客は我々の他には中年の夫婦しか居ないから、その人に貴方の車ですか?私も日本ではプリウスに乗っています。と話しかけると、とても喜んでくれて、プリウスクラブだね!なんて言い、写真を撮り合って分かれました。

ムスティエに向かう

2009-03-24 06:06:34 | 海外旅行
今日はムスティエ(Moustiers st.Mario)に向かいます。サージさんに話したらムスティエって山の間に十字架が下がっているところだろう?以前行ったことがあるよ。と言うことでした。
シオタからA50をマルセイユに向かい、マルセイユの少し手前でA50に入りエクサンプロバンスの手前でA8に入ります。A8をセントマキシムで地方道D560、バノスでD554-D71-D13と複雑に道が変わります。つまりムスティエはすごい田舎にあるのです。ムスティエの途中にワイン醸造所がセールをやっていました。試飲でもしようかと立ち寄りましたが酒気帯び運転は拙いと思い返して眺めるだけにしました。
カジノという店がありましたが、これは賭け事をする店ではなくスーパーマーケットです。チェーン店でフランスの各所に見かけます。
ここで飲み物と果物を仕入れました。フランスにはコンビニは有りませんから、こうゆう店か屋台の売店、たばこ屋さんなどが田舎道のドライブ中に立ち寄る店になります。


ブリジットの家を訪問

2009-03-23 06:05:37 | 海外旅行
ブリジットは去年サージ宅を訪れた際、同席してくれたローランド(サージ夫人)のお友達です。
二人とも恰幅が良くて大きさではブリジットが勝っています。
ブリジットもローランドも磊落な性格で話していても楽しいです。
ブリジットの家を訪問するのは初めてです。きのう昼食を食べたバンドールに住んでいます。
夕食をご馳走になりました。メインディッシュはジャガイモをベーコンと一緒に煮た物です。ベーコンの塩味がジャガイモにしみこんでいて美味しかったです。
廊下に貼ってある剽軽な顔をした人はアインシュタインです。この家にも何時か私の絵を飾って貰おうと思います。











ツーロン港鳥瞰

2009-03-22 00:00:46 | 海外旅行
エロディーの部屋からの眺めです。ツーロン港はフランス海軍の本部がある場所で軍港としての機能が充実しています。この画面の右側奥に海軍本部があります。
エロディーと夫さんは各々車を持っていました。
夫さんのはアルファロメオ、エロディーのはプジョーでした。エロディーが双子の世話から離れてナース業に復帰するのは少し先のことでしょうがその時は二人の赤ちゃん用のチャイルドシートが必要ですね。
私は今年のクリスマス頃にエロディーの子供達と再会する予定です。人見知りを始める頃だから泣かれてしまうかも知れません。







エロディーの家

2009-03-21 00:12:15 | 海外旅行
エロディー一家4人の住まいはこのアパートの4階(フランスではファースト階は0階と数えるから3階)です。乾燥室は双子達の洗濯物で一杯です。
若夫婦の住まいなんて日本では6畳一間のアパートか2Kの集合住宅(マンションなんてここでは書けません。(マンションというのは豪華なお住まいのことですからね。)
若夫婦の住まいは新築のアパートで外構工事は未だ終わって居ません。4階の彼女らのスペースは日本の若夫婦にはとても手の届かない大きさでした。居間、ダイニング、主寝室、子供部屋、台所、居間の横にはツーロン港を見下ろす展望の良いスペースが有り、夫さんの勉強部屋にするらしいです。おのおのの部屋のスペースも日本の公団住宅や民間マンションに比べるとかなりゆとりがあります。億ションの部類に近いです。
エロディーはナース、夫君はヘリコプターのパイロットで親が資産家と言うこともありません。
フランスでは普通の若夫婦がこの程度の住まいを持てるのです。金持ち日本なんて言われていい気になっているのはおかしいですよね?


居間


主寝室


ダイニング


こども部屋


台所

エロディーの赤ちゃん達

2009-03-20 06:12:33 | 海外旅行
サージ宅で一休みしてからお孫さんの顔を拝見に出掛けました。未だ生後20日位なので寝ている時間が多いから授乳時間に会わせて出掛けないとならなかったのです。
エロディー達の住まいはツーロンの郊外にあります。
双子ちゃんは二卵性双生児で男の子と女の子です。
3100g位で産まれて小さいので特殊なミルクを与えているそうです。
とても生後二十日とは思えないくらいしっかりした赤ちゃん達でした。





サージ宅訪問

2009-03-19 20:00:05 | 海外旅行
10年来のお付き合いのあるサージさんはやっと念願のリタイアをはたし、初孫も産まれて溌剌としていました。お宅を訪ねるとバイクを買ったよ、と自慢げに見せてくれました。125ccくらいの小さなバイクです。
サージさんは以前F1のレーサーをしたこともある腕前の持ち主だからバイクも1000ccクラスのを買ったかと思ったら堅実に小さなバイクでした。
サージさんの家の下になる斜面には新しい家が建ち並んでいます。眺望が少し悪くなったの不満げですが、マッチ箱に暮らす私としては贅沢な悩みに思えます。


ホテル・ロゼ・ティ

2009-03-18 06:05:11 | 絵画
今夜の宿はシオタのロゼティ、10年来の定宿です。
お得意さんだから何時も海の見える部屋を取っておいてくれます。
部屋から海を見た風景です。コートダジュールの穏やかな海が見渡せます。
一階には(フランス流だと0階)レストラン兼バーがあります。
荷ほどきをしてから取り敢えずバーに行きブランディーを頼みました。これ又お得意さんの特権でブランディーグラスになみなみと注いでくれました。バーテンの好意は嬉しいのですが、ブランディーはグラスの底2cmくらいのラインまでが良い感じなのですがこれではグラスを揺らせてブランディーの薫りを立たせることが出来ません。グランディーの酔いも手伝って、バーにいた地元のお兄さんたちと仲良くなれました。フィアンセを紹介されたりと楽しい一時を過ごせました。






ムール貝のワイン蒸し

2009-03-17 06:06:44 | 海外旅行
バンドールでの昼食にはまたまたムール貝になりました。
安くて美味しいからついオーダーしてしまうのです。
日本でもムール貝は獲れるのに値段と言ったら馬鹿みたいに高く手が出ません。
それも大粒のムール貝を茹でたのだったり鍋にひとつ入っていたりでお味もイマイチです。中粒(親指大)が美味しいのに・・・
東京湾にも岸壁にべったり張り付いているし繁殖力旺盛なんだから養殖して安く市場に出て欲しいものです。
尤も日本ではムール貝は似たり貝などと言われて食用としては馴染みが無いからかも知れませんが、アサリに負けない出汁が出るんです。漁業関係者はもっと啓蒙活動をするべきです。
バンドールのレストラン街は活況を呈していました。レストランはほぼ満席、道行く人も華やいでいます。