アンドラで昼食

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アンドラで昼食にしようと良さそうなレストランを探し歩いた。
スキーリゾートで観光客相手の店ばかりで、なかなかこれと言った私の琴線に響いてくる店が見つからない。
私は美味しい店を探す嗅覚が発達しているので、どこでも良いというわけにはいかないのだ。
裏通りで間口も狭いし店構えも地味な店を見つけた。ここは良さそうだと感じるものがあったから入ってみた。店はウナギの寝床みたいに奥行きが深い店だった。
客筋も地元の人らしいのが半分、観光客が半分という感じだった。
店は年配のギャルソンが２人で仕切っている。
話している言葉がよく分からないがスペイン語に近い感じだった。後で調べたら「カタロニア語」と言う言語だと分かった。
勿論フランス語もスペイン語も飛び交っている。私の拙い英語も通じるようだった。
まずはビールを一杯、頼んだ料理はご覧のようなもの、蕎麦の生地に包まれた料理でなかなか美味しかった。
ギャルソンは日本人が珍しいのか愛想良く持てなしてくれた。
これも後で調べたのだが、アンドラを訪れる日本人は年間約２０００人という事であったが入国のチェックもないのだからどうやって調べたのだろう？ちょっと眉唾な数字だと思った。