ミュージカル台本・演出・振付◆謝珠栄
脚本◆大谷美智浩
作曲・音楽監督◆林アキラ
出演(50音順)
伊礼彼方、上口耕平、川本昭彦、岸祐二、坂元健児、島田邦人、
樹里咲穂、西村直人、畠中洋、平野亙、吉野圭吾、良知真次
@東京芸術劇場・中ホール
TSミュージカル観るようになったのはSEMPOつながり。
川本さん(ヒットラーだった人)と今さん観たさに行った「AKURO」に感動してリピっちゃったりして、それからはあたし的にハズレのないTSは欠かさず行ってる。
アクロバティックな群舞と歌が好き。
2年前なら一人も知った人がいないキャストだけど、今となっては、この人この前見た~、この人はあれに出てたよね~、と知った人も多くなってきて楽しい。
基本的には役でしかその人を知らないので、役が変わると人変わるな感じで新しい発見に驚くことも多くて、それも観劇の楽しみ。
今回のミュージカルは、サカケン(坂元健児さん)オンステージ♪
す~っと耳にココロに入ってくる声。説得力があるっていうか。
歌はうまければいいってわけじゃないし、うまくたって好きかどうかってのは別なんだけど、あたしは坂元さんの声、好きです。
何でこうも耳にちゃんと入ってくるかって考えたら、曲が歌謡曲風なのかも。
カテコで歌った「一握りのセンチメンタル」なんてまさに昭和歌謡な感じ。
吉野さんは「AKURO」でせくしぃ~な男だわ~

、と思って惚れてしまったのに、去年観た「バンパイヤ」ではええええ~そんなのアリ~?!

なビックリな役。
いろんな役やるから次々に観たくなる。
今回は、一番最初にココロ奪われてしまった「AKURO」のアテルイのような熱血青年。
こんなとこで席運使うのもったいないんだけど今日のお席は最前列。
怖い顔して歌う吉野さんに見つめられた気がする。目そらせなくて

いや、これ妄想じゃないから。って、ここでも言うか!?
畠中さんは「ニューブレイン」でゲイの彼氏役ってことで知ってた。
スマートな方って印象だったのに、今回は大工のゲンゾウさん。
最年長らしくすっかりおっさんチックになってた。激しい動きも頑張ってたけど、カテコでは疲れきってたご様子。
いちおうあたしの一番の目的の川本さんは・・・そのまんまもっちゃんだった。
気づいてない人多いかもしれないけど、川本さんイケメンです。
それなのにちょこちょこ笑わしてくれる笑かし担当?
前髪かわいくしちゃって。
掃除のおばちゃん役(?)もステキ。
すごくいい存在感。
公演に向けて稽古する劇団員と、その公演の劇中劇という構成で、その二つのお話がクロスしていくっていうなんとも複雑なお芝居。
テーマはタイトルの通り「生きた証」ってことでいいのかな。
劇中劇のブラジルの日系人の姿で考えさせられる「生きた証」、それと最後そんな結末なの~(結構無理やりな感じ)ってことからも考えてしまう「生きた証」
なんだか難しいけど、、、、
「生きた証」を物理的なカタチとして残せる人ってそんなに多くはいない。
フツウの人はそうもいかない。
せめて誰かの心に残りたいもんだ。
な~んてことを考えてみたり。
テーマにはずれてるかもしれないけどね。
次のTSは「タン・ビエットの唄」
これも行きたいんだけど日程がRSRと被ってる、、、出るならそっち行きますんで
【今日のエンタメ費】9000円(S席・D列だけどオケピがあって最前列)
【2010年エンタメ費】12580円