旬恵庵 「あら垣」
勝どき駅、A1口より徒歩1分。勝どきサンスクエア2F。
カウンター席のみの小さなお店ですが、絶品天麩羅がいただけるとの情報でディナー訪問。
(ノブロー) 店はご主人と奥様(?)2人で切り盛りされてるだ。今日は貸切だよ。
おまかせ天麩羅(旬)@5,000(税別)を皆でいただくだ。
先附 酒肴逸品
表面を軽く炙った徳島県産阿波尾鶏のたたき。
口に含むと香ばしさと肉のしっとりとした旨味が相まって頬が緩む。
天然魚お造り
金目鯛、ヒラメ。煎り酒、塩ポン酢が用意されるので、
煎り酒にワサビ、塩ポン酢にもみじおろしをといていただこう。
ねっちりとした身の旨味と甘みが口に広がり、日本酒とは相思相愛の仲である。
天麩羅
待望の天麩羅は、銘々に揚げたてをサーブ。
山口県宇部の車海老からスタート!
寡黙なご主人ですが「最初はお塩で」と言葉を添えてくれた。身が甘いよ~。
卓上には大根おろし、天つゆ、塩の用意あり。天つゆも出汁が効いていて美味いのだ。
(ノブロー) ご主人!うめえだぁ 天麩羅どんどん頼むだあ~。
以降は天つゆ、塩はお好みで。
鹿児島の柔らかいスミイカ、岩手の小ぶりで肉厚などんこ、車海老の脚と唐辛子(赤・青)
松島のハゼ。青唐辛子は香り高く、赤唐辛子は食感を楽しめる感じかな。
天麩羅はどれも絶妙な火の通り加減で中はしっとりふっくら。
ご主人の技量が光り、繊細な美味しさが味わえます。
(ノブロー) ごま油の香りが鼻孔をくすぐるだ。みな食うてるだか。オラ、ハゼ気に入っただ
活き車海老は二尾目、私はやっぱり塩が好み。
江戸前はいま痩せているためピンチヒッターで対馬の穴子一本揚げが登場。
別注文ではホクホクとしたむかごをいただいた。
口替わり中鉢 酒肴逸品
さて、天麩羅の合い間には、とろろにプチプチ食感が楽しいいくらの醤油漬けも。
完飲できる美味しさです。ハスイモが添えられていました。
天丼、赤出汁、香物
天麩羅茶漬け、香物とのチョイスできたけれど、丼ものが食べたい。
小さなご飯の上に鎮座するのは、ご主人がお玉の上で丸く形を整え、綺麗に揚げた
海老のかき揚げ。タレをくぐらせたこの色味は興奮に値しますねえ~♪
かき揚げさっくり。甘~いタレが食欲を刺激してあっという間に完食。
これならあと1杯食べれそう。期待値どおりの味で非常に満足度が高かった。
こちらは天麩羅茶漬けの抜き。
同席者が追加されていたので、写真に収めさせてもらいました。
ご主人の手もとを拝見していたら美味しい出汁にお茶を合わせベースを作っていたよう。
うんまそう。天麩羅茶漬けも間違いないと確信したな。
自家製シャーベット
ヨーグルトと梨のシャーベット。話によると、マシーンがないので、ご主人が力技を駆使し、
作っているのだとか。さっぱりとした甘さが口に優しかった。
(ノブロー) 日本酒も吟味された品揃えで、うめえんだ。
会計は、料理の追加と日本酒の大量注文を加算し、
1人当たり11,000円(千円未満四捨五入)
旬の食材を使い、真面目な仕事ぶりが伝わるおまかせ天麩羅の数々。
現在不定休ですが、最近は月曜休みのことが多いというので、訪問されるときは
事前確認が賢明かもしれませんね。
あら垣 (アラガキ)
東京都中央区勝どき1-7-1 サンスクエア 2F
TEL 090-8478-5120
営業時間/ 12:00~14:00 18:00~21:30
定休日 月曜日 -店舗情報「食べログ」より-
※お店の方々をはじめ、同席者の方々に感謝。満足度数は、当然別格