浅草の老舗「駒形どぜう」 再訪。
江戸通り沿いの同店は、本日の宿泊先からも近いため15時より別行動となった
オザシンさんと再び合流して向かいました。
1階桟敷席は予約不可のため、掘りこたつ式のテーブル席を予約。
お店に確認したところ、この場合、
・予約なので、お通し2品750円がつく
・テーブル席ではなく掘りごたつにしたので、部屋代として総額の10%がかかる
(地下テーブル席だと、部屋代はかからない)
(掘りごたつ席は、すべて喫煙席)
また、ラストオーダーは21時、営業終了は21時半くらいとのこと。
観光から戻る時間帯もあって、そんなには早くから入店できない。
並んでいたら正味利用できる時間が短くなってしまうよ。
予約でも仕方ないね。

予約の旨を伝え、通されたのは2階小部屋の掘りこたつ式テーブル席。
靴を脱いであがり、他のお客様とご一緒する形ですが、1部屋に2組です。
スペースも広いため気にならない。

前回、駒形どぜうを訪問したとき、浅草のピンガさんより
「どじょうの美味しい時期は梅雨時。
丸を頂くなら6月頃をお勧めします。卵も抱えてまるまると太ってますよ!」
というアドバイスを受けておりました。
梅雨の空模様に悩まされた観光ですが、この日の最後には
“梅雨で良かった”こともなくてはね!
事前にオザシンさんに「どじょうを召し上がることができますか?」と
お尋ねしたところ、彼にとっては初トライですが、興味があるとのこと。
それじゃあ、卵をもったどじょうをいただこう。これも、お江戸の思い出になるよ。
卓上には、ネギ、山椒、七味唐辛子、割り下、爪楊枝。
お通しは、魚卵の煮凝りとニンジンやインゲンを芯にした信田巻き。

どぜうさきなべ@1750×1
2010年のときは1700円でしたが、値上がりしたようです。

(ノブロー) ささがきごぼうは350円だで!生玉子(千年の卵)150円も変わらねえ。
嬉しいお値段、据え置きだな。
(みに) 生玉子は、つけたいわよねーー♪
ささがきごぼうは2つ、生玉子は4つの注文になりました。
まずは、さきなべで、どじょうはお口に合うかオザシンさんに試していただいたところ
抵抗なくいただけ、思いのほか気に入ってくださった様子。よかった、よかった。

とりつくね焼き(5ヶ) 温泉玉子付@950
地鶏使用、温泉玉子は別皿で。

くじら刺身@1600
薬味はニンニク、ショウガ。お好みで。 なかなか美味い。

たれ口(ふり袖しぼりたて原酒) 四合ビン@3000
アサヒ「熟撰」生ビール(中ビン)@650×3 で乾杯をしたあとは、原酒。
くさみのないほんわり柔らかなどじょうを生玉子につけて食しながら、
日本酒をくいっと飲むのだ。

どぜうなべ@1750×3
いよいよ「まる」です。 私達の小部屋を担当してくださっているお姉さんに
「卵を抱えている時期なんですよね!」と話しかけたところ、
「卵は6月20日頃から・・・」というお答えで、利用の日にち的に微妙。
ああ、夢が、希望が・・・崩れていく。。
そんな中、連れ(寝太郎さん)が食したどじょうがヒット!卵を持っていた様子。
オザシンさんは、どじょうをひらいてある「さきなべ」より頭や骨が入った「まる」の方が
さらにお気に召したとのこと。なかなかツウではないかっ。

江戸風玉子焼(千年の卵使用)@650
千年の卵を使用なさっているためか、ほんのり甘い。

(ノブロー) 四号ビン空いたで、たれ口、枡を注文しといてやっただよ。
一枡@800×4

オザシンさんは、ご飯@280とどぜう汁@350を。
私はいただいていないのですが、見た目は白味噌かな。
かなりこってりとした甘口のようだ。 これは好みの分かれるところかもしれません。

よもやま話に花が咲き、時計を見るとお店はそろそろ閉店のお時間。
お会計は、3人で合計22143円。
どぜう鍋満足度数は、★★★★ 積極的に好きです。
宿も近いし、まだ、早いよ。帰りたくないね~。
駒形どぜう
東京都台東区駒形1-7-12
TEL 03-3842-4001
営業時間/11:00~21:00
定休日 大晦日、元旦