子供の広場、そして熊山一家は北上します。

　ある晴れた日の昼下がり、この日のランチも外でとることにしました。
職場が自宅近くとなり、この日向かったのは熊子の住む住宅地すぐそばの
釧路湿原に近い美しい原と言われる場所です。湿地帯を大規模に埋め立て
した住宅地なんです。釧路の人口の約1割が住んでいます。

画は全てサムネル画です、クリックしてね。

　その美しい原には大規模運動公園があります。テニスコートや競技場、
そして野球場もありますが、この日は子供の広場を眺めることにしました。
最近は聞こえなくなった子供達のキャーキャー言う声が遠くから聞こえて
きます。


　お天気がいいので結構な親子連れが来ています。小さな小川もあり気持ちが
いいです。


　仲良し親子があっちにもこっちにもいます。先日、「高齢者のうつ病」と
いう題名の重い講義を受けてきましたが、とても面白い保健医事参与の話で
あり、本筋から離れた話となり、ストレスの話が中心でした。

この世の中でね最もストレスが無い人種が子供である、特に0歳から3歳まで
　の子供にはストレスが無いのだそうです。
なんでも泣いてだだこねて要求して甘える、母親は愛しいわが子ですから、
　泣かせないように要求を受け入れる。
　それがいっときのストレスの無い人間の唯一の時代だそうです。
その時の母親はストレスを大変受けますが、それをうまく過ごすことを適応、
　出来ないでいることを適応障害というそうです。

　最近、子殺し、親殺しが多くあり、今もテレビを賑わしていますが、その
殆どがこのストレスに対する適応障害から来ていると参与は言います。
人は成長するにつけ様々な経験を積んでストレスを受け入れるダムを大きく
して行くそうです。そのダムを上手に作れないでいると、そういつまでも、
いつまでも子供のままだそうです。


　ここに集まっている親子を見ていると、いろんな出来事があるでしょうが
一つ一つを乗り越えて、親子共々成長していくのだろうな、そう思いました。

　そしてね、高齢者になると、その作り上げたダムを徐々に小さくしていくそ
うです。そう幼児返りです。

　私も今は大きな大きなダムを形成し、どんな無理難題を吹っかけられても
受け入れて、生きていけますが、そうだな、この先20年後は幼児返りしてね、
我が怪物君たちにだだこねるバーちゃんになってやると、そっと呟いてね、
ニンマリしたのでした。

今年もいよいよ最北端の地への北上を開始しますので、しばらく
　ブログはお休みになります。おみやげたんまり持って帰るでよ、しばし、
　お待ちんしゃいね、では、行ってきます。