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有楽斎の戦  茶室如庵

2020-08-26 16:46:12 | 本・読書

またまた こんな本を見つけました

織田信長の弟 織田有楽斎

 

 

 

織田有楽斎の本能寺の変から 徳川の時代まで

その流れの中の有楽を書いた 時代小説

 

先日読んだ 小堀遠州の弧蓬の人の中にも出てくるお道具

楢柴肩衝の伝来が詳しく書かれていて いろいろ勉強になりました

 

小説としては やはり 葉室麟さんが読みごたえがあって

読んだ後 何度かまた読み返し 心がふんわり ほっこりします

 

この本の中で 織田有楽斎が作った茶室 如庵が出てきます

この茶室 国宝ですけれど 流転の茶室というか 何度も場所を変えています

初め 大坂城内で作ったのが炎上して その後 京都の建仁寺の塔頭正伝院に作られ

明治になり 東京の三井へ 益田鈍翁が愛用し その後神奈川県の大磯

昭和になり 名鉄の所有になり 現在地へ移築

 

名鉄犬山ホテルの前にある有楽苑に如庵を見に行ったことがあります

もう40年も前のお話  とても印象が深くて 

 

いつか私も茶室を建てようと ・・・そう思って買った本が是

 

表紙が如庵 この本を見るたびに 目に飛び込んでくるのが如庵でした

いつか見に行きたいと 思っていました

 

 

このでかい本は 会社の組合を通すと1割引きになるということで買って

重たいのを 抱えて帰りました 大昔のお話

嫁入り道具で こちらまで ・・・ 今でも たまに眺めています

 

如庵では 如庵会のお茶会があります

なかなかご縁がありませんけれど

東京は大師会 京都は光悦会

今年 光悦会を誘っていただきましたけれど

コロナで中止 ご縁がありませんね

 

私は裏千家ですけれど 昔からのお付き合いのお道具やさんが

表さんお出入りの 古いお道具やさんで 

お願いすれば 色々とお茶券は都合をつけていただけます

 

でもね 猫に小判で

もし行くなら 詳しい方の背中に隠れて

いろいろと説明していただかないと わかりませんから

 

ほんと 今年は何もかもが中止で まあ 仕方ないことですね


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