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S2000と茶の湯 日々是好日

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ぶつぶつと 私の備忘録

赤膚焼の花入れに つくばね 利休草 伊勢撫子

2021-07-03 21:35:37 | 茶花
 
 

今月から 広間のお稽古

床も大きくなりました

 

 

 

 

赤膚焼の古い花入れ

利休草とつくばねと伊勢撫子

 

 

つくば根は 緑でまだ小さいです

 

伊勢撫子は ピンぼけ

 

この花です


お軸は七夕 七夕は秋です

2021-07-03 17:37:23 | 床・軸
 
 

 

堀田宗達の七夕 画賛

この方は 遠州流 小堀家の識方 

お道具の鑑定や 管理をする方のようです

 

 

賛  ひととせに 一夜と思えば 七夕の
     あいみむ秋の 限りなきを
 
ひととせに の ひは悲 には爾
 
一夜と思えば の ばは者
 
あいみむあきの の きは支 のは乃
 
かぎりなきよを の リは里 なは奈 きは支 をは越
 
紀貫之の七夕の歌ですけれど 少し違ってます
貫之さんは
 
一年に 一夜と思えど 七夕の あい見む秋の 限りなきかな
 
語尾が少し違いますね

 

 

画賛の画は 梶の葉と短檠 


一文字の裂地は 笹

 

来月はお稽古お休みですけれど

秋の軸という事で 8月でも かけれそうです


お茶杓の銘は ? かささぎ

2021-07-03 13:25:10 | 茶席の会話・季節の言葉
 
 

かささぎの 渡せる橋に おく霜の しろきを見れば 夜ぞふけにける

 

百人一首の第6番目 大伴家持の歌です

 

新古今集では 冬の部に入っていますけれど

 

カササギが 羽を連ねて天の川に橋を作り 牽牛と織姫を合わせたという

七夕のお話です

 

おく霜は 天の小さな星の数々 の意味と

そのまま 冬の神殿の階段に積もった霜の意味と

色々と 解釈があるようですが

やはり 七夕伝説ののほうが ロマンがあります

 

 

階段とは 紫宸殿のこの階段とか 

 

七夕の時は 色々と 銘があってつけやすいようですね

 

今週は 床のお軸も七夕にかえました