11月25日。僕がぼぉ~っとサーキットをうろついていると(こういう大人になってはいけませんよ、よゐこの皆さん)
こんな光景が目に入ってきました。
二人の男の子を連れたご家族。
おおっ、これはネタにできるぞ!
と、ここで突撃取材を敢行。
「あのう、お写真とか、撮らせてもらってもいいですか?」
”全然、大丈夫”とのこと。顔出しもOK👌👍
ラッキー!🤞とばかりに、山本さまにお話を聞きながら、写真を撮ります。
二人のお子さんは、今年5月にカートを始めたばかり。
「えっ、五月? 僕も5月1日に57歳でカートを始めたんですよ」
じゃあ、僕と同期だ。これはうれしいなぁ~。カートの魔力に取り憑かれてしまったのですね。
お兄ちゃんの方は、もう、KT100エンジン
を載せたカデットクラスの車に乗ってますね。
シャシーはエナジーをチョイス。
なお、この日の気温と湿度は以下の通り。
百円ショップで買った温湿度計が役立ってます。
こちらは弟さん「しゅうへい君」のキッズカート。
改めて見ると、なんとも華奢なディスクブレーキなんですが、よく止まるんですよね。
ステアリングには、キッズながら、ラップタイマーを装着。装備は万全ですね。
さあ、しゅうへい君もピットアウトしますよ。
頑張ってね。
***
この日は土曜日ということもあって、7、8組のチームが練習走行に来ていました。コースに出ると、もう、戦闘モード。レース状態になります。
ぼくは子供達の走りをニコニコしながら眺めておりました。そこで気がつきました。
お兄ちゃんの方は、それはもう、懸命に、必死に、ハンドルにしがみついて走ってます。
「僕もそうだったよなぁ~」
これ、初心者はみんなやるんです。
お兄ちゃん、ピットイン。
彼のひたむきさ、必死さ、が痛いぐらい伝わって来ました。
そこで僕はカートのそばにしゃがみ込んで、お兄ちゃんに話しかけました。
「OK、よく頑張ってるね、もうちょっと、リラックスしてみようか?」
そして僕自身が両手を上にあげて
「ハイ、お手て、ぶらぶらぶら~」
子供は素直ですね。
本当に見知らぬ「怪しいおじさん」のいうことをちゃんと聞いちゃうんですよ。
「今度は前で、手をぶらぶらブラ~」
「最後は横で、ぶらぶらぶら~」
OK! いいよ。
「じゃあね、体の力を抜いて、シートに寝そべってごらん」
シートに体をあずける、身を任せる。
僕自身『カートの上でリラックスする』ということができるまで、半年かかりました。
僕のアドバイスを聞いたおにいちゃん、ピットアウトして走り始めます。
おおっ、アドバイスした僕自身がびっくりするほど、『走りの質』が全然変わって来てます。
リラックスしてシートに寝そべることにより、リアタイアへの荷重、トラクションが、より一層かかりやすくなったのです。また、マシンの挙動も、いち早く背中に感じられたようです。
ピットに戻って、おにいちゃん、自分でもびっくりしたみたい。
ほら、シートの上でイメージトレーニングが始まってます。
身体と車が一体になる感覚。
子供達は、ほんのちょっとしたきっかけで、グンと伸びるんですね、成長するんですね。
いやぁ~楽しい!!
これだから、子供たちを応援せずにいられませんね。
もっとたくさんのご家族が、サーキットに来るといいのにね。
素敵な出会いをありがとうございました、山本さまご一家に感謝です。
***写真及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2017
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こんな光景が目に入ってきました。
二人の男の子を連れたご家族。
おおっ、これはネタにできるぞ!
と、ここで突撃取材を敢行。
「あのう、お写真とか、撮らせてもらってもいいですか?」
”全然、大丈夫”とのこと。顔出しもOK👌👍
ラッキー!🤞とばかりに、山本さまにお話を聞きながら、写真を撮ります。
二人のお子さんは、今年5月にカートを始めたばかり。
「えっ、五月? 僕も5月1日に57歳でカートを始めたんですよ」
じゃあ、僕と同期だ。これはうれしいなぁ~。カートの魔力に取り憑かれてしまったのですね。
お兄ちゃんの方は、もう、KT100エンジン
を載せたカデットクラスの車に乗ってますね。
シャシーはエナジーをチョイス。
なお、この日の気温と湿度は以下の通り。
百円ショップで買った温湿度計が役立ってます。
こちらは弟さん「しゅうへい君」のキッズカート。
改めて見ると、なんとも華奢なディスクブレーキなんですが、よく止まるんですよね。
ステアリングには、キッズながら、ラップタイマーを装着。装備は万全ですね。
さあ、しゅうへい君もピットアウトしますよ。
頑張ってね。
***
この日は土曜日ということもあって、7、8組のチームが練習走行に来ていました。コースに出ると、もう、戦闘モード。レース状態になります。
ぼくは子供達の走りをニコニコしながら眺めておりました。そこで気がつきました。
お兄ちゃんの方は、それはもう、懸命に、必死に、ハンドルにしがみついて走ってます。
「僕もそうだったよなぁ~」
これ、初心者はみんなやるんです。
お兄ちゃん、ピットイン。
彼のひたむきさ、必死さ、が痛いぐらい伝わって来ました。
そこで僕はカートのそばにしゃがみ込んで、お兄ちゃんに話しかけました。
「OK、よく頑張ってるね、もうちょっと、リラックスしてみようか?」
そして僕自身が両手を上にあげて
「ハイ、お手て、ぶらぶらぶら~」
子供は素直ですね。
本当に見知らぬ「怪しいおじさん」のいうことをちゃんと聞いちゃうんですよ。
「今度は前で、手をぶらぶらブラ~」
「最後は横で、ぶらぶらぶら~」
OK! いいよ。
「じゃあね、体の力を抜いて、シートに寝そべってごらん」
シートに体をあずける、身を任せる。
僕自身『カートの上でリラックスする』ということができるまで、半年かかりました。
僕のアドバイスを聞いたおにいちゃん、ピットアウトして走り始めます。
おおっ、アドバイスした僕自身がびっくりするほど、『走りの質』が全然変わって来てます。
リラックスしてシートに寝そべることにより、リアタイアへの荷重、トラクションが、より一層かかりやすくなったのです。また、マシンの挙動も、いち早く背中に感じられたようです。
ピットに戻って、おにいちゃん、自分でもびっくりしたみたい。
ほら、シートの上でイメージトレーニングが始まってます。
身体と車が一体になる感覚。
子供達は、ほんのちょっとしたきっかけで、グンと伸びるんですね、成長するんですね。
いやぁ~楽しい!!
これだから、子供たちを応援せずにいられませんね。
もっとたくさんのご家族が、サーキットに来るといいのにね。
素敵な出会いをありがとうございました、山本さまご一家に感謝です。
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