レンタルカートをどうやったら、速く走らせることができるのか?
サーキットを走ることに少しづつ慣れてくると、すぐに次の目標が、実に具体的に目の前に現れてきます。
だから面白いんですね、カートっていうモータースポーツは。
今よりもタイムを削る方法とは?
やはり、そのヒントは上級者の走りにあるようです。

参考までに、この上下2枚の連続写真をご覧ください。
神戸スポーツサーキットの最終コーナーです。
8月30日のレンタルカート スプリントレースの模様。

ゼッケン9番の選手にご注目。
上体が右側、つまり『コーナーの外側』に傾いているのがわかります。
これ、コーナー外側のタイヤに、自分の体重を思いっきりかけているのです。
これが、『左右の荷重』です。
この時、ドライバーはどんな風景を見ているのか?

これはボクの車載カメラ映像です。
左側に最終コーナーのクリップポイントの出っ張りがありますね。
ここは複合コーナーになっていて、なかなか曲者のコーナーなのですよ。
目の前にウォールが迫ってきます。怖いんですよ、ここ。
それでも右側に荷重移動させるということは……。
自分の体を壁にぶつける感じでコーナリングしている、という
『必殺😎😎レンタルカート上級者テクニック』なのです!!
なお、このときのゼッケン9番は水田選手と思われます。このレースのヒート2、トップチェッカーですね。

******
カートを練習してゆくと、必ず意識させられるのが『荷重移動』というキーワード。
ボクのような初心者は、まず最初、ブレーキング時の『前後の荷重』を意識するようになります、
神戸スポーツサーキットの場合、まず最初に荷重移動を強く意識するのは、高速の4コーナーでしょう。
まず、最初に『攻めてみたくなる』コーナーなのですよ。

これもボクの車載カメラ映像です。
4コーナーのクリッピングポイントから立ち上がってゆくところ。
(ちなみに、前を走っている方は、体をコーナーの内側に傾けています。左右の荷重を意識していないことがわかるのです。)
コーナリングは分解して考えます。
①コーナー手前のストレート部分でブレーキング
②体が前につんのめるような感覚がある。
③このとき、フロントタイヤに荷重がかかる
④ステアリングで舵を切る。
⑤定常円旋回
⑥クリッピングポイントを過ぎたところでアクセルオン。
⑦コーナーから脱出。
ただ、コーナーを回るだけ。
その、わずか1秒ほどの間に、これだけの要素があるのですね。
ドライバーは、カートに慣れてゆくにつれて、自分の背中とお尻で、
『今、タイヤがどんな状況なのか?』
を感じられるようになります。
例えば、上記の③
荷重移動で、フロントタイヤに『思いっきり』荷重がかかった状態。
フロントタイヤは、路面にギュッと押し付けられています。
この瞬間を逃す手はありませんよ。
この一瞬が、タイヤの持っているポテンシャルを120%引き出す、一番オイシイ部分だからです。
レンタルカートでタイヤロック&スピン
コーナリングを練習するとき、この荷重移動を『体で感じられるか?』
が一番重要なのです。
タイヤを体で感じるためには、まずは、リラックスして、ゆっくり走って、
ひとつひとつの要素を、しっかり確認しながら走ること。
そうすると『走りの質が向上する』のです。
ただ、サーキットをがむしゃらにエンジン全開で走りまくるだけでは、
『大切な気付き』を得ることは少ないでしょう。
ボクのように不器用で、才能も、素質もない、おまけにお金もない(ボロカスやなぁ〜)😂😂😃
そんなドライバーは、やはり、よく考えて、
1LAP、1LAPを絶対に無駄にしない、そういう意識が必要だと思います。
還暦レンタルカート59秒、神戸スポーツサーキット HD 720p
毎回、ボクはサーキットを走るとき、
『今日は4コーナーのブレーキングポイントを確認しよう』とか、
『7コーナーからのライン取りを変えてみよう』
など、必ず、練習のプランを立てるようにしています。
これは社会人になってから、教えられた
『PDCAをまわせ!!』という手法なのです。
まずアイデアや計画(Plan)を立て、実行し(Do.)評価し(Check.)改善する(Action)
まさかレンタルカート を乗るようになって、PDCAサイクルが役に立つとは、思ってもみませんでした。
(社会人の時は、全く役に立たなかった手法です。なぜなら、半年や1年はかかるPDCAサイクルを、回せ!!と厳命したはずの上司が、翌日には、もう結果を求めてきたからです。愚かさの極致ですね😂😿🤣)
まあ、社会人になるといろいろ理不尽なこともありますね。
でも、カートなら、思う存分やりたいプランを実行することが可能です。
そして上手くいかなかったら、その原因を考えて、また、改善していけばいいのです。
今後とも、焦らず、時間をかけて、いい練習をしていきたいと思います。今日はこの辺で。
本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
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サーキットを走ることに少しづつ慣れてくると、すぐに次の目標が、実に具体的に目の前に現れてきます。
だから面白いんですね、カートっていうモータースポーツは。
今よりもタイムを削る方法とは?
やはり、そのヒントは上級者の走りにあるようです。

参考までに、この上下2枚の連続写真をご覧ください。
神戸スポーツサーキットの最終コーナーです。
8月30日のレンタルカート スプリントレースの模様。

ゼッケン9番の選手にご注目。
上体が右側、つまり『コーナーの外側』に傾いているのがわかります。
これ、コーナー外側のタイヤに、自分の体重を思いっきりかけているのです。
これが、『左右の荷重』です。
この時、ドライバーはどんな風景を見ているのか?

これはボクの車載カメラ映像です。
左側に最終コーナーのクリップポイントの出っ張りがありますね。
ここは複合コーナーになっていて、なかなか曲者のコーナーなのですよ。
目の前にウォールが迫ってきます。怖いんですよ、ここ。
それでも右側に荷重移動させるということは……。
自分の体を壁にぶつける感じでコーナリングしている、という
『必殺😎😎レンタルカート上級者テクニック』なのです!!
なお、このときのゼッケン9番は水田選手と思われます。このレースのヒート2、トップチェッカーですね。

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カートを練習してゆくと、必ず意識させられるのが『荷重移動』というキーワード。
ボクのような初心者は、まず最初、ブレーキング時の『前後の荷重』を意識するようになります、
神戸スポーツサーキットの場合、まず最初に荷重移動を強く意識するのは、高速の4コーナーでしょう。
まず、最初に『攻めてみたくなる』コーナーなのですよ。

これもボクの車載カメラ映像です。
4コーナーのクリッピングポイントから立ち上がってゆくところ。
(ちなみに、前を走っている方は、体をコーナーの内側に傾けています。左右の荷重を意識していないことがわかるのです。)
コーナリングは分解して考えます。
①コーナー手前のストレート部分でブレーキング
②体が前につんのめるような感覚がある。
③このとき、フロントタイヤに荷重がかかる
④ステアリングで舵を切る。
⑤定常円旋回
⑥クリッピングポイントを過ぎたところでアクセルオン。
⑦コーナーから脱出。
ただ、コーナーを回るだけ。
その、わずか1秒ほどの間に、これだけの要素があるのですね。
ドライバーは、カートに慣れてゆくにつれて、自分の背中とお尻で、
『今、タイヤがどんな状況なのか?』
を感じられるようになります。
例えば、上記の③
荷重移動で、フロントタイヤに『思いっきり』荷重がかかった状態。
フロントタイヤは、路面にギュッと押し付けられています。
この瞬間を逃す手はありませんよ。
この一瞬が、タイヤの持っているポテンシャルを120%引き出す、一番オイシイ部分だからです。
レンタルカートでタイヤロック&スピン
コーナリングを練習するとき、この荷重移動を『体で感じられるか?』
が一番重要なのです。
タイヤを体で感じるためには、まずは、リラックスして、ゆっくり走って、
ひとつひとつの要素を、しっかり確認しながら走ること。
そうすると『走りの質が向上する』のです。
ただ、サーキットをがむしゃらにエンジン全開で走りまくるだけでは、
『大切な気付き』を得ることは少ないでしょう。
ボクのように不器用で、才能も、素質もない、おまけにお金もない(ボロカスやなぁ〜)😂😂😃
そんなドライバーは、やはり、よく考えて、
1LAP、1LAPを絶対に無駄にしない、そういう意識が必要だと思います。
還暦レンタルカート59秒、神戸スポーツサーキット HD 720p
毎回、ボクはサーキットを走るとき、
『今日は4コーナーのブレーキングポイントを確認しよう』とか、
『7コーナーからのライン取りを変えてみよう』
など、必ず、練習のプランを立てるようにしています。
これは社会人になってから、教えられた
『PDCAをまわせ!!』という手法なのです。
まずアイデアや計画(Plan)を立て、実行し(Do.)評価し(Check.)改善する(Action)
まさかレンタルカート を乗るようになって、PDCAサイクルが役に立つとは、思ってもみませんでした。
(社会人の時は、全く役に立たなかった手法です。なぜなら、半年や1年はかかるPDCAサイクルを、回せ!!と厳命したはずの上司が、翌日には、もう結果を求めてきたからです。愚かさの極致ですね😂😿🤣)
まあ、社会人になるといろいろ理不尽なこともありますね。
でも、カートなら、思う存分やりたいプランを実行することが可能です。
そして上手くいかなかったら、その原因を考えて、また、改善していけばいいのです。
今後とも、焦らず、時間をかけて、いい練習をしていきたいと思います。今日はこの辺で。
本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
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