57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

SL神戸シリーズ第4戦、前日レポートその①

2018年06月28日 | 2018年レースレポート
6月23日~24日(日曜日)神戸スポーツサーキット
にて『TOYOPET SLカートミーティング』
神戸シリーズ第4戦が開かれました。
今回僕は、前日の土曜日から取材させていただきました。ではレポートしていきましょうね。
レース前日の土曜日は、午後から土砂降りの雨となりました。
パドックで、いつもの可愛い笑顔を見つけました。
僕が追っかけしている、横山さんご一家の輝翔(あきと)くん。

笑顔がイイね!
テントの中で友達とはしゃぐ姿は、やっぱり、無邪気なお子ちゃまですね。
あきとくんの乗るマシンはこれ。

かっこいいでしょ。
ステアリングにはちゃんとラップタイマー
という、車載コンピュータまで搭載。
もう本格的なレーシングカーそのもの。
タイヤはこの時点でスリックタイヤを履いてます。
でっかいロールバーもついてて、もし、ひっくり返っても安全なように配慮されてます。
(僕、個人的には、キッズだけじゃなく、すべてのカートに装備するべきだ!! と”強く”主張させていただきます)

さて、いつもお世話になっている横山さんパパにご挨拶。


「こんにちわ、調子はどうですか?」

「うん、いいよ。 絶対勝つよ!」

と力強いコメントをいただきました。


あきとくんのマシン、よくみると、いつもとちがいますねぇ~。すると横山パパ、

「うん、フルモデルチェンジ! フレームの色も違うでしょう。明日の決勝は、新しいフェアリングで走りますよ!」
と楽しそう。

今日は練習用のフェアリングをつけてます。
しかし、レース本番用に、カラーやデザインを変えたフェアリングが、すでに用意できているそうです。どんなマシンなんだろう? 今から楽しみ。


パパは、今、エンジンを下ろす作業中。

「えっ、エンジンおろしちゃうんですか?」
 
「うん、これ自前のエンジンなんですよ。明日の決勝は”デリバリーエンジン”ですからね」
とのこと。
そうなのです。
レースの公正さを期すために、エンジンは主催者が用意するのです。
そして、レース当日の朝、参加者に抽選でエンジンが配られる、という運営方法になっています。
ついでにタイヤも外します。キッズクラスはブリヂストンのワンメイク。

今日の午前中のドライ路面をつかって、タイヤを一皮剥いたそうです。

うん、うまく皮むきしてありますね。
キッズのレースでも、使うのはレース用コンパウンドの高性能なレーシングタイヤ。
かわいいキッズのレースと、あなどってはいけませんよ、みなさん。
実際のレースの現場での作業は、それこそ、スーパーGTやF1レースと、なんら変わらないわけです。

ちょうどお昼時。
お腹も減って来たので、休憩室で昼食。僕が持参したおにぎりをパクついていると、西田未来くんと、西田ママさんに遭遇。

西田くんはいま、カデットクラスで3連勝!!!(◎_◎;)
まさに絶好調。ノリに乗れている選手なのです。
コーチ役にはなんと、全日本FS-125クラスに参戦中の、伊東黎明選手(チームEnergy JAPAN
が直接指導してくれているのです。
未来くんの右側の青年ですよ。
こりゃ、心強いぞ!!
ランチしながら、西田ママさんと、未来くん本人とも、お話しさせていただきました。

「今、SLレースのポイントランキング、トップでしょ。すごいですね」
すると西田ママ。

「いやいや、まだまだですよ。もっとタイムを安定させないと」
と、決して「これで、満足」というわけではなさそうです。
西田ママ曰く、このブログでもご紹介している、中村海斗くんの走りを目標にしているそうです。

「だって、ぴったりコンマ1秒を、時計みたいに正確に走れるんですよ、海斗くんは。すごいですよね」と西田ママ。

確かにそれは僕も確認済みでした。例えば海斗くんは

『神戸スポーツサーキットを46秒5-で走ってみて』
というと、ぴったりそれに合わせて、何周でも46秒5-が出せる選手なのです。この正確さは驚異的です。

さて、お食事終わって西田さん、午後のセッションへ。
ここでちょっと、お引き留めして、西田未来くんの正面写真をパチリ。

ほんとに、まだ、幼さを感じるあどけない少年。小学校5年生です。
さあ、レース頑張ってね!!

***写真及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2018
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須磨アルプス初登頂

2018年06月24日 | 神戸という街
須磨アルプス初登頂


昨年からハマってた山歩き。トレッキング。目標でもあった、兵庫県神戸市須磨区の『須磨アルプス』初登頂、そして自力下山に成功しました。

ガイドブックでは、初心者向けコースで、所要時間4時間、などと紹介されてますが、結構ハードなコースです。

実は、登山の中級、上級者たちがトレーニングの場所としているのが、須磨アルプスを含む「六甲縦走路」なんですね。
結局僕は午前9時30分にクライムON,して無事下山するまで7時間かかりました。
皆さんも、自分のペースでトライしてみてはいかがでしょう? やっぱり楽しいですよ!! 
次はいつ登ろうかな? なんて、もうすでにそんなことを考えてます。



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久しぶりのタイムアタック!

2018年06月18日 | 目指せ!最速ラップ
1ヶ月ぶりに走りました。
はしりたかったんですけどねぇ~。
ようやく走れました。
僕の体力、気力、それに何と言っても先立つ物。
お金がない!!(^_^;)
お財布がピンチでした。

(^◇^;)はっはっは!!

これは笑うより仕方がありません。
さて、気を取り直して久々のタイムアタック!!
時間は午後6時スタート。6月、梅雨の晴れ間を狙いました。
神戸の最高気温は26,7℃ 湿度53%


この日、僕は、実のところ
「サーキット行きたくないなぁ~」
と気分が沈んでおりました。
午前中から色々と雑用が重なり、夕方はもう、相当くたびれておりました。
「どうしようか?」
週間天気予報では、晴れは今日だけ。
貴重なドライ走行のチャンスです。
でも、自分の体調は万全じゃない。気力も湧かない。
そんな状態の時、果たしてどのようにタイムに影響するのか?

「それを試すのも、面白いかもなぁ~」

ということで、重い体を引きずるように、神戸スポーツサーキットへ。
午後5時過ぎに到着。
日曜日の晴れ間ということもあり、今日はお客さんがいっぱい。

受付を済ませ、トランスポンダー26番をもらいます。(この黄色い信号中継機器で1/1,000秒単位まで計測できるのです)


この日は、レンタルカートは午後6時から走行できます、とのこと。
それまでまだ30分ぐらいある。
さて、この時間をどのように有効に使うか?

ここまで来たら、レーサーになり切るしかないでしょう?
気分を切り替えてレーサーモードスイッチON

まずは靴紐をしっかり結びなおします。
そのあと、ゆっくりとストレッチ。
背筋や脚の裏側(僕はここが突っ張るのです。58歳。加齢現象ですかな……)
首、肩、腰、などをゆっくり息を吐きながらストレッチします。
この時間帯、徐々に気持ちが上向いてきます。
前回走ったのは5月8日。
1ヶ月以上のブランクがある。
果たしてどんな感じかなぁ~。
ストレッチをしながら、走行プランをイメージします。

「まずはアウトラップ、ゆっくり、ゆっくり走って、走行ラインの確認。
2週目。ブレーキポイントの確認。コーナー立ち上がりのアクセルオンのタイミングを確認。ここまででタイヤを温めておいて、3週目からいよいよ……。」
などと、徐々に集中して行きます。
ああ、なんだが妙に緊張する。
久々に手が震える。
とまあ、こんなありさまで、笑われそうなんですが、走る前にいろんなイメージトレーニングをします。
午後5時50分。
休憩室に入り、身支度をします。
リブプロテクターの代用として先日買った「小型船舶用ライフジャケット🤣🤣」を着込みます。


『まじか?! おい、その格好で走るつもり?』

いいもん。58歳なんだもん。
恥ずかしいことなんて、やり尽くしてきましたからね。
どうでもいいんです。
しかし、このライフジャケット、マジで、結構優れものです。
一番保護してほしい両脇の下も、ちゃんと分厚いウレタンが入っております。おまけに、両肩に反射板。
これ、釣具店で見つけました。確か¥4,300-ぐらいだったと思います。
コストパフォーマンスは抜群!!

そしてレンタルのネックガードをつけます。マジックテープがもう効かなくなっているので、僕はいつもガムテープを持参して、がっちり貼り付けます。
フェイスマスクをして、ヘルメットをかぶって準備完了。

「よし、走ろう!!」

レーシング・グローブを左手に持ち、トランスポンダーを右手に持って、いざカートへ。
今回は25号車にのります。
ポンダーを車に取り付けて、その後でレーシンググローブをはめます。


スターターを回すと、簡単にエンジンはかかりました。
チョン、とアクセルを踏んで感触を確かめます。
すぐに左足ブレーキをちょんと踏んで、車はストップ。
僕はいつもこれを2、3回ピットロードでやるんです。(周りの皆さん、ごめんね)
どの程度踏み込めばブレーキパッドがブレーキディスクを挟み込むのか?
神戸スポーツサーキットのレンタルカートマシン、ビレルN35。

どれも全く同じスペックの車なのですが、やはり、タイヤの磨耗具合や、ブレーキの感触など、微妙に違いがあるのです。



その感触を、エンジン全開、タイムアタックの前に確かめておくことは、とっても大切なのです。
サーキット走行は僕にとって貴重な時間です。
特別な、それこそ夢のような時間です。
だから、1周回も無駄にしたくはないのです。
さて、いよいよピットアウト。

「1週目は、とにかく、ゆっくりゆっくり……。」
と思うのですが、やっぱり、久々に走るのは嬉しいんですね。ちょっとペース速かったなぁ~。
6時の時間帯に一緒に走った方は6名ほど。

途中でキッズカートが1台合流してきました。
この子が、どうやら、まだ、カートを始めたばかりのようで、コースのどこを走っていいのか、よくわからないみたい。
なんと、コースのど真ん中をフラフラ走っているのです。
それがダブルヘアピンでした。

ここはほとんど逃げ場がないんです。
僕はそこをなんとかイン側ギリギリを狙ってキッズをパスしました。
僕は左手を軽く上げて彼に挨拶。

「がんばって!」
「抜かせてくれてありがとう!」
「気をつけてね!」

この、ちょっとした、手をあげる挨拶。
実は、カート初心者にとっては『涙が出るほど嬉しい!!😂😂😂』のです。
だって、僕が、去年、さっきのキッズとおんなじ気持ちだったから。

必死になって、歯を食いしばって走っても1分15秒ぐらいしか出せなかったんです。
そんな僕の後ろからカート上級者たちのエンジン音が迫ってくる。
僕は左手を高く上げてコースの端っこに避けます。

『僕、遅いです。抜いてってくださ~い!!』

後ろからやってきた上級者たちは、軽やかなラインどりで僕をパスして行きます。
その去り際、彼らは、さっと左手を上げて

「ありがとう!」

僕にサインを送ってくれました。
これぞ「サーキットを走る者同士」の『あ・うん』の呼吸。

もう、その時の嬉しかったこと!!

『やった! 認めてくれた😂』

本当に涙が出るほど嬉しかったです。
今僕の後ろを走っている、さっきのキッズくん。
彼にはそんなことを感じる余裕さえないでしょう。
それでいいんです。
彼は今、ヘルメットの中で、汗びっしょりになって、ハアハア言いながら、歯を食いしばりながら、一生懸命走ってるんです。
僕もそうでした。

この日は、59秒台で走れる早い人と一緒に、バトル状態になったり、先ほどのキッズくんといっしょに、スピードを合わせて並走したりと、とっても楽しい走行でした。


「やっぱり、サーキットっていいなぁ~。レンタルカートって楽しいよなぁ~」
ちょっと体には無理しましたが、来てよかったなぁ~と思いました。

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プリメーラというクルマ

2018年06月14日 | 思い出のクルマ
Streettuner at Club Primera Meetup 2016


前回、懐かしい!!と涙しておりました『プリメーラ』
というくるま。
実は僕の人生初のマイカーがプリメーラでした。
確か、1991年だったと思います。31歳にしてようやくゲットしたマイカーでした。

プリメーラには排気量2リッターと1,8リッタータイプがありまして、僕は予算の都合上、1,8Lのほうを選びました。
外観を見てみましょう。
はっきりいって
『もっさりしてる』
『コッペパンみたい』

その外観と真逆に、いざ走らせると実にキビキビと走りました。
何より楽しかったのがワィンディングロード。
狙ったラインをピタリと外さずにトレースしてゆく心地よさ。

プリメーラはFF(フロントエンジン、フロントドライブ)です。

フロントサスペンションに贅沢な『マルチリンクサスペンション』
(これはスカイラインなどと同じ足回りだったと記憶しています)

もともとこの車はイギリス、ヨーロッパ向けに開発されたようです。
それが海外でいろんな賞を獲得し、日本でも販売しよう、という動きになったようです。
そのため、ぼくはプリメーラのテレビCMをみたことがありません(CMはつくられたようですが……)
ほぼ、口コミでその走りが評判を呼び、着実にファンを増やしていきました。
***
この車にたどり着くまで、紆余曲折がありました。
僕は筋金入りのHONDAファン。
なので、車が買えるだけの貯金が貯まったとき、真っ先に向かったのは、ホンダのディーラーでした。(当時はスポーツ志向のベルノ店、ファミリー層向けのクリオ店がありました。)
そこで試乗したのが二代目インテグラでした。
結果は『じゃじゃ馬』だなぁ~、これは一昔前のレーシングカーだよなぁ~。
そこで今度はクリオ店で、新発売の五代目シビック「フェリオ」4ドアを試乗。

当時から悪評の高かったシートの作り込み。これにはびっくりでした。
まるで小学校の教室の椅子じゃないか?!
がっくり肩をうなだれて、なんとなく目に止まったのが日産ディーラー。
そこに展示してあったのがプリメーラでした。

***

まったく、そっけないほど飾り気のないシートに座ると、

『おお~っ!! これこれ!!』

太ももから、お尻、背中を、しっかりと支えてくれる、やや硬めのセッティング。
ちゃんと芯のある硬さを持ったシート。
しかも、調整は当時珍しかった「ダイヤル式」

腰を支えるランバーサポートも標準装備でした。
シートの心地よい包まれ感は「絶品」でした。

リアのトランクはガッチリしてます。開けるのにちょっと力がいるほどです。
トランクを開けると、もうワンアクションあります。
リンク機能がありまして、さらに奥にガクンと倒れこむのです。
開口部をより広く使えるための工夫です。
ゴルフバック4個が見事に入りました。
僕は当時名古屋勤務でしたので、実家の神戸に帰るとき、東名阪、西名阪のワインディングを実に楽しく走りました。

ただ、これだけ素晴らしいプリメーラにも一つだけ欠点が。
燃費です。
1990年代、バブル景気の余波もあり、まだ、燃費の良さを売りにする車はそれほどありませんでした。
しかし、たかが1,8Lのエンジンにも関わらず、一般道ではリッターあたり6㎞程度。
高速道でようやく10km/リッターが出るという状態でした。
のちに僕はどうしてもHONDAエンジンが欲しくなり、プリメーラを手放すことになります。

今にして思えば、25年以上経ったいまでも、その『走りの質感』を思い出すんですね。
つくづく、いいクルマだったなぁ~、と思います。

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オートバックス土山店にスーパーGTカーがあったぞ!

2018年06月12日 | 日記
土山サーキットにいってきたついでに、オートバックス土山店ものぞいてみましょう
店内広いです。
なんと新車そのまんまが展示してある。

こちらはキッズコーナー。

そこにはこんなのりものがありました。


うん、これもマシンと呼んでしまおう!

そして、注目。
以前スーパーGT300クラスに出場していたレーシングカーが展示してありました。




ウィキペディアで調べました。その名は「ガライヤ」。


ど迫力のリアウィング。
タイヤはブリヂストン。

ドアは上に刎ねあげるガルウィング式



コックピットをよく見ると、なんと右ハンドル。左シフトレバー。親近感湧くなぁ~。
エンジンは日産のプリメーラなどに搭載されたSR20VEエンジンをチューニングしているようです。主要パーツもニッサンを流用しているとのこと。
それにしても『プリメーラ』とは、懐かしいなぁ~😂
涙の訳はまた次回に!

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