57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

カート練習再開しました!

2019年12月22日 | 日記

カート練習を再開しました。姉の『お見送り』など、色々と心が弱ってしまうこともありましたが、なんとかやり過ごせているような、今日この頃です。
12月14日の土曜日はいいお天気。
昼12時のレンタルカート走行枠。
僕が乗るのは21号車。気温は11℃。

この日は10台が一緒になって走ります。コースは結構混み合っていました。
しかし、多くのカートドライバーたちと一緒に走るのは、やっぱり楽しい!
途中、コースアウトしたカートをコースへ押し戻してあげたり(もちろん、若い女性だったからです、ムフッ😁)
カデットクラスの小学生とバトルを楽しんだりと、盛り沢山な内容でした。

そんな中でも、カート走行について、新たな発見、気づきもありました。
カデットの小学生の後ろについて走っていた時のこと。
6コーナー、ダブルヘアピンの入り口、カデット君は、かなり減速してコーナーに入っていました。
「ここで追い抜きをかけるのは危険」と思って、僕は少し車間を空けました。
その時、何気なく、遠くの空を見たのです。

冬の澄み切った硬質な青い色。アスファルト路面と、コース脇の枯れ草。
カートで走っている自分。

「遠くの景色を見てリラックスする」

こんなカンタンなこと、なぜ今まで気づかなかったんだろう?

少し、自分を客観的に見ることで、何かまた、新しい感覚を得たようでした。

カートでサーキットを走るのは不思議です。
走っている最中は何も考えていないのです。
と言うか、無我夢中になります。
ただ、走ること。
単純に「次のコーナー、次のコーナー、……😅」
と、強制的に集中させられるのです。
暮らしの諸々の出来事、モヤモヤした感情。
それらが吹き飛んでしまいます。
こう言うのを、きっと『非日常』と言うのでしょうね。


***写真、動画及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2019
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姉を見送ってきました

2019年12月06日 | 日記
先週、姉の葬儀が無事終わりました。旅立ちを見送ってきました。
昨年8月末、末期癌で余命3ヶ月と宣告されてから、カウントダウンが始まり、そして『そのとき』を迎えました。
病院のベッドに横たわる姉と対面。
すやすやと、ほんとうに気持ちよさそうに眠っている姉の顔。
口角が、ほんの少し持ち上がって、まるで微笑んでいるかのようです。
「ああ……、苦しまずに逝ったんだな……。」
姉の穏やかな顔を見て、その部分でのみ、
「よかったな」と思いました。
そのあとの、通夜と葬儀。
兄弟、親族、久々に集まって、
「これ、ホンマに葬式かいな?!」
というほどワイワイ、賑やかに姉を送り出しました。
「たかが癌ごとき、ナンボのもんじゃい!!」と男勝りで、強気の姉でしたが、
それにふさわしい和やかな光景に思えました。
最後のお別れ際、みんなで棺の中へ花を入れていきます。
真っ白な、真っ白な花、いっぱいに埋め尽くされた、姉の最後の姿。
そのあまりの美しさに、ふと、涙がこぼれました。
「こっちは、こっちで、いちにち、1日を、なんとか生きてゆくよ
こちらの事は気にしないで、気を楽にして、
行ってらっしゃい、さようなら」

***
葬儀から一週間、本当に姉を送り出したんだなぁ〜、という実感が、今、ようやく湧いてきています。


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