57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

『1,000分の6秒』最速ラップ更新!!

2018年07月30日 | 目指せ!最速ラップ
7月26日に、神戸スポーツサーキット(以下KSC)に走りに行ってきました。
レンタルカートの『淑女たち』綺麗に並んでますね。


経験者はご存知でしょうが、ピットに戻ってきた時、こんなに綺麗にピタッと、整列させるのは予想以上に難しいのですよ。レンタルカート上級者たちが乗った後は、とても綺麗に整列しています。
この日は、一番前に置いてあった1号車に乗ります。エンジンはYAMAHA MZ200仕様です。

フロント周りを見ると、結構色々と経験している車のようですね、はははっっ😃
レンタルカートレースがあった日曜日から4日後です。さあ、コンディションはいかがでしょうか?
***
この日のラップチャートはこちら。

この日は10時30分からと、11時30分からの2スティントを走りました。
以前からどうも最終コーナーのラインどりがおかしいぞ、と気づいていました。
そこで、この日はそれを集中的に修正します。
通常『アウト・イン・アウト』のラインどりのところ、僕の最終コーナーのラインどりは『アウト・イン・イン』
になっていることに気がついたのです。
KSCの最終コーナー。
よく見ると何か気づきませんか?

(ダウンロードしたコース図。点線がコースの中心線です)
そうです。『カーブがとんがっているのです』
なんとも嫌らしい、マニアックなカーブ形状ですね……(^◇^;)
***
そのカーブの頂点でクリップを取った後、意識的に外側に膨らむ感覚で、ラインどりを修正していきます。
自分の体重をリアタイヤに思いっきり載せておいて、アクセルオン。ステアリングを”じわっと”切ります。
ピットウォールは目の前だ!来る! せまる! 迫る!!
正面からぶつかる感じ。
正直、これ、めっちゃくちゃ怖いです。
***以下余談。
ちなみに、僕は以前、ウェットコンディションで最終コーナー、ドリフト状態で侵入。リアは滑ったまんま。そのまま背中からタイヤバリヤーへ”ドスン!!”
幸い、バリアーが衝撃を食い止め、ネックガードとプロテクターをつけていたため身体は無事でした。しかし、さすがにかなりの衝撃で、しばらくぐったりしてました。それでもレンタルカート・ビレルN35は本当にタフなヤツですね。何事もなかったかのように再スタート出来ました。
***
この日は1コーナーにある、電光掲示板を見る余裕がありました。1分1秒台が出たのを確認して、第1スティント終了。ピットインしました。

11時37分からの第2スティント。
前回すでに1分1秒台が出ていたので、ちょっと気分的に余裕ができました。
そこで、2コーナー、ノーブレーキにチャレンジ。もちろんアクセルオフだけです。
メモにもある通り、タイヤが鳴いているのは聞こえていました。しかし、ドリフトせず、グリップ走行できました。
また、ダブルヘアピンのラインどりも、今回はコース中央を狙ってみました。
結果としては上々の出来。
4月21日の自己最速1:01.252-を1,000分の6秒上回る
「1:01.246」
を記録しました。
何より嬉しいのは、5ラップ連続で1分1秒台、この日合計で10回、1分1秒台を記録していることです。ラインどりが安定してきているようです。
***
タイヤのコンディションを見てみましょう。
写真は第一スティント終了後。
左フロント、良好です。

左リヤ。タイヤに亀裂、およびスリップ痕があります。さては、日曜のレースで、相当酷使したかな?

右リアも同様にスリップ跡があります。

右フロントは良好です。

ベストラップを叩き出してくれた1号車。

よく頑張ってくれました。本当にありがとう!!

***写真、動画及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2018
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2018年7月22日 KSC Fastest Cup 第4戦 エキスパートクラス ヒート2

2018年07月27日 | 2018年レースレポート
2018年7月22日 KSC Fastest Cup 第4戦 エキスパートクラス ヒート2

前回の続きです。
ロケットスタートのこゆきさんは第一ヒート、見事トップチェッカー!

ぼくは、右回りの4コーナーで、こゆきさんの走り方に注目してました。
明らかにステアリングの切り角度が大きい!! 
しかも、4番のコーナーポストのところで早くもステアリングを切り始めています。

そのコーナリングスピードの速さは圧倒的!
もともと、神戸スポーツサーキット(以下KSC)の4コーナーは、僕のような初心者にとっては『スピンの名所』なのです。
アクセル全開で走れるようになったレンタルカート初心者が、まず一発目にチャレンジしたくなるコーナー。
それが4コーナーなのです。
コーナー侵入直前までアクセル全開。

(上の写真は僕のヘボな車載カメラ映像)
コーナリング中は、映画館の巨大スクリーンが、そのまま体を包み込むように”ぐる~ん”と回るような感覚。
ここをうまく回れた時の快感は、ちょっと中毒になりそうです。
(エヘン、オホン、ここで”司馬遼太郎さん風” に以下余談……。
カート初心者が陥る罠。ワナ、わな。
それが『ツッコミ勝負!!』を仕掛けてしまうことです。
僕も最初そうでした。
それが一番顕著に現れるのがKSCの4コーナーなのです。
極限までブレーキングを我慢して”奥ツッコミ”を目指してしまう。その結果、コーナー立ち上がりのタイミングが遅くなる。頑張ってアクセルベタ踏み! でも、悲しいかな、そこはレンタルカートのOHVエンジン。発電機や芝刈り機用の汎用エンジンです。吹け上がりは遅い。しかも、最高回転はたったの4,000rpm😭😭🤣
速いドライバーは、セオリー通り、立ち上がり重視『スローイン・ファーストアウト』に徹しているのです)
***
さて、ファステストカップのエキスパートクラス第2ヒート。今度はコースレイアウトが『Cコース』へ変更。

しかも20周回の長丁場。
ここで、耐久絶対王者の中島照弘さんが意地を見せます。

(中島さん、ご尊影でございます。m(_ _)m 後光が差してますね)
その模様は上の動画をご覧くださいませ。

リザルトは以下の通り。



殺人的に暑い中、皆様、本当にお疲れ様でした。


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2018年7月22日 KSC Fastest Cup 第4戦 エキスパートクラス ヒート1

2018年07月25日 | 2018年レースレポート
2018年7月22日 KSC Fastest Cup 第4戦 エキスパートクラス ヒート1


7月22日の日曜日、殺人的な暑さの中、神戸スポーツサーキットで、レンタルカートのレース
「Fastest CUP」および、耐久レースの「TAERO3h」が行われました。
僕はあまりの暑さのため、我が身の危険を感じ、午前中だけ取材させていただきました。

ドライバーの皆さんも、いかにも暑そうです。
でも、午前中のスプリントレースの後、引き続き耐久レースに参戦する方もおおいのです。
やっぱ、日頃から鍛えてるなぁ~、という感じです。
レース当日のスケジュールはこちら。

このレースは全員、同じレンタルカートをつかう、いわば『究極のワンメイクレース』


ズバリ、ドライバーの技量の差が、タイムとなって現れます。
朝イチのスケジュール、タイムトライアルの結果を見ようと、ドライバーの皆さん、掲示板の前に”ワラワラ”と群がります。タイムの早いドライバー順にスターティンググリッドが決まります。

下はエキスパートクラス(フレッシュマンクラスで2勝した上級者)のタイムトライアル結果。

耐久レース絶対王者の中島さんが8番手。そのあと9番グリッドに、いつも取材でお世話になっている安藤さん親子の息子さん、かなとくんがピッタリつけてますね。
***
神戸スポーツサーキットでは、タイヤバリアでコースを仕切り、レイアウトを7種類に変えることができます。

今回のレースではフレッシュマンがFコース。エキスパートクラスはFコースとCコース両方を、第1ヒート第2ヒートで走ります。
***
いよいよ、レース開始。エキスパートの皆さん、車に乗り込みます。

カートに乗り込むとこういう目線の高さになるのですよ。

全車エンジンスタート。

順番にコースインしていきます。

コース上のグリッドについて、さあスタート。

トップでストレートに戻ってきたのは、ロケットスタートに成功した女性レーサー、こゆきさんでした。

さあ、逃げ切れ!! みんながんばれ!!(次回へつづく)

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たからづかカートフィールドで走ってきました!

2018年07月18日 | カートドライブテクニック
先日、たからづかカートフィールドで走ってきました。

マシンはおなじみビレルN35です。

宝塚の山々にかこまれた、このサーキット。

今回僕は、2スティント合計40周ほど走りました。

年季の入った電光掲示板。これ、以外に見やすかったです。
このサーキットは、大きく右回りのコースでスピードに乗せ、そのあと内側のヘアピンセクションがあります。

ここで僕はガクッとスピードが落ちてしまいました。
それを取り戻そうと、アクセルを開けるのですが、4サイクルOHVエンジンはなかなか、そう簡単に吹け上がってくれません。
一旦休憩を挟んで、こちらのサーキットのご主人に、ラインどりを教わりました。
すると、第2スティント、あっという間に2秒短縮。
マスター、ありがとう!!
ベストラップは37,520でした。

***
サーキットではキッズ二組が練習中。




練習を終えてママに押されて、パドックに戻ってきます。


次は、カデットの選手の練習。
ここでチームナガオの三澤拓真コーチに遭遇。

練習走行に備えてヘッドセットをつけます。


ドライバーもヘルメット左にヘッドセットをつけています。
いまや、小学生のカートレーサーたちでさえ、練習走行中、ピットと無線で会話してるのですね。80年代にモータースポーツにはまった僕ら世代には隔世の感があります。

さあ、準備OK、走ろうか!

未来を目指す子供達。緑の山の頂上に向けて、そのレーシングサウンドが解き放たれていきます。

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2018年 SL神戸シリーズ 第4戦 SSオープンクラス 予選ヒート

2018年07月12日 | 2018年レースレポート
2018年 SL神戸シリーズ 第4戦 SSオープンクラス 予選ヒート


6月23日の土曜日、神戸スポーツサーキットでの「SLレース」決勝の前日は……。
土砂降りの雨。
そんなお天気の中、パドックで僕が、”ぼぉ~っ”とうろついていると(あのね、言っときますけどね、こういうオトナにだけは、なってはいけませんよ、”よゐこ”のみなさん)

『おっっ、だぁ~れだ?!』

はい、昨年のカデットクラスチャンピオン、中村海斗くんでございました。

まだ、小学校6年生。ぼちぼち思春期に入ってくる頃。
親御さんとしては、なかなか、難しい年頃でしょうね。
そんな中村海斗くんパパの「短パン」にご注目。


ムムムッッ!!(ここは川平慈英さん風ですよ)
世界一有名な、あのリボンをつけた、ネコちゃんキャラクター。
ちなみに、海斗くんパパはこんな感じの人。


ギャップ『半端ないって!!』
しかも、とってもフレンドリーなところが、これまた、いい雰囲気のパパなのですね。

中村海斗くんの乗るマシンはこちら。

今年から「SSクラス」のマシンになりました。
昨年まで乗っていた、カデットクラスと違い、もう、大人たちとおんなじサイズのマシンです。
それを小学6年生が操るわけです。
もちろんウェイトハンデあり。
鉛のオモリを、シートの後ろにガッツリ積んでます。

ゼッケン44番の上にさりげなく貼ってある
『JAF』のステッカー。


ある種の感慨があります。
僕は昨年からレンタルカートに乗り始めました。
カートレースの取材も、同時期にはじめましたが、そりゃもう、右も左も分からない。
でも、取材を進めるうち、わかってきたことがあります。
この小さなステッカー。
その『重み』です。
『全日本選手権』を戦う選手だけに、貼ることを許された”ステッカー”なのです。
これを貼ってレースに参戦することが、どれだけ大変なことなのか!!
それが、僕のような第三者からみても、徐々に分かってくるようになりました。
いわばこの『JAFステッカー』とは、
”水戸黄門様の印籠”
みたいなもんですよ。
***
マシンを改めてみてみましょう。これイタリア製です。
いやぁ~、いつみても、綺麗!!
イタリアの職人さんたち
『いい仕事してますネェ~』と唸りたくなります。

ドライバーの体格に合わせて、ペダル位置、ハンドル角度、シートポジション、
、もう、ありとあらゆるところが細かに調整できるのですね。

海斗くんパパによると、ペダル位置はここ。

なんと、一番うしろ。シート寄りにセットしてあるそうです。
大人の場合、左のブルーのフレーム位置ぐらい前に足が来るんだそうです。
このシャシーを操って、小学6年生がレースで戦うんですね。
***
そのレース。動画でわかる通り、ある意味、実に面白い展開になりました。
観る方にとっては、エキサイティング、そして予選ヒート終盤。
海斗くんに激震が走ります。
いやぁ~、レースって何が起きるか、わかりませんね。


***写真及び本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2018
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