57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

SL神戸第7戦 TIA/MZ200クラス

2017年10月25日 | 2017年レースレポート
2017年 SL神戸シリーズ 第7戦 TIA/MZ200クラス 第2ヒート


風邪で寝込んでおります。その間にも皆さん、頑張ってますね。たからづかカートフィールド
で取材させてもらった福井大貴くん。

10月15日に
神戸スポーツサーキット
で開かれたSLシリーズ
のTIA/MZ200クラスで優勝してますね。おめでとう!
ハードレインのコース状況で、ヒートワン1位、ヒートツー、2位、で総合優勝は見事なものです。

勝てるレースにしっかり勝っておく、という姿勢がいいと思います。
***
なお、このTIA/MZ200クラス。僕が今最も注目しているクラスなのです。
レーシングカートとレンタルカートの中間に位置するカテゴリー。
シャシーはレーシング仕様。


エンジンはレンタルカート用の4サイクルMZ200。

そしてタイヤは全天候型。そしてレンタルカート用のタイヤよりハイグリップなのです。
これら、レースに必要な機材一式は全て主催者からレンタルされるわけです。
サーキットにレーシングスーツとヘルメットを持っていけば参加できる。
こんな美味しいレースはないぞ!!




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頑張れ海斗くん!ジュニアカート選手権 FP-Jr cadets

2017年10月18日 | 2017全日本選手権
2017 ジュニアカート選手権 FP-Jr cadets 西地域第5戦 決勝



10月1日の琵琶湖での全日本格式のレース。
僕にはもう一人注目の選手がいます。
ジュニアの弟分、カデットクラス(10歳以上13歳未満)
に参戦の中村海斗選手です。僕の地元、兵庫県出身。



ゼッケンは44番、おお、『JAF』のステッカーがカッコいいですね。
中村さんご一家、お父さんはごく普通のサラリーマン。一般家庭です。土曜日などは、海斗くんママが、練習走行に付き添ってます。



その姿は「これぞ、アマチュアレース」。
豊富な資金力をもった、強豪チームを相手に、海斗くん、そして海斗くんパパとママが懸命に『全日本』を戦う姿。
思わず応援したくなりますね。
もちろん、海斗くんを僕が注目するのは、かれが「飛び抜けた才能」を持ち合わせているからです。
「速さは決して『資金力だけではない』のだ」ということを、わずか10歳の少年が、証明して見せているのです。
さて、琵琶湖での決勝当日、時系列を見て見ましょう。
まずはタイムトライアル。
海斗くん、なんとトップタイム。いわゆる『一番時計』です。


そして予選。海斗くんは2位、フロントロウにつけています。



次は、泣いても笑っても決勝。ここで海斗くん、しぶとく2位をキープ。リタイアすることなく、しっかりポイントをゲットしました。



僕が中村海斗くんに出会ったのは今年の5月。それからわずか5カ月余り。出会うたびに成長する、その姿。
ホームコースの神戸での地方レース。向かう所敵なしの状態。
当然有力チームはほっときません。
シーズン中盤、全日本第三戦の神戸では彼は『エナジージャパン』のレーシングスーツを着ていました。
「すごい! ワークスチームに入ったんだ」
その神戸でのレース、彼はカデットクラスであっさり優勝。キチンと結果を残しました。


現在小学四年生の彼は、カデットクラス、全国ランキング2位につけています。


プレッシャーを与えるつもりはありませんが、最終戦の鈴鹿東西統一戦での結果いかんでは、ランキングトップ、チャンピオンも夢ではありません。(優勝は25ポイント。鈴鹿の東西統一戦はその1,5倍のポイントが与えられます。)
僕たちはものすごい才能を目撃していることは間違いありません。


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貴重! 坂上真海選手のオフショット!

2017年10月15日 | 特集 坂上真海選手
以前神戸で行われた全日本レースの時、ある、おばあちゃんとお話しさせていただきました。
なんでも、お孫さんが、今、目の前のサーキットで走っているとのこと。
そのおばあちゃんが、じつにうらめしそうに
「ほんとうに、あのマミちゃんは、うちの孫を追いかけ回して、もぅ~!!」と歯ぎしりして悔しがっているんです。

他のチームの親御さんを悔しがらせる。
それは坂上真海選手が、本当の速さと強さを兼ね備えた選手であることの何よりの証です。


レース当日のピットはもうピリピリムード
「私に近寄らないで!!」
「私に話しかけないで!!」
というオーラを背中から120%放出している坂上真海選手。


まあ、そんな坂上真海選手も、中学三年生の女の子です。
サーキットでのランチライム。上の写真とはまるで別人。


ここで、蔵出し。
素顔の坂上真海の姿がこれだ!!



右から2番目が坂上真海ちゃんですよ。
おお、男子禁制の女子会してますね。
ふふふ、現役女子中学生のプライベート写真をゲットしてしまったぞ。このおぢさんは……。
『ぶんし(ぴ==!!放送できません)ん砲』に売りつけてやろうかしらん。


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2017 ジュニアカート選手権 FP-Jr 西地域第5戦 決勝

2017年10月09日 | 特集 坂上真海選手
2017 ジュニアカート選手権 FP-Jr 西地域第5戦 決勝


10月1日、琵琶湖スポーツランド
でのレース動画が公開されましたので、転載させていただきます。

序盤から、トップ集団、凄まじいバトルですね。こんなすごいレースはなかなか見られませんよ。
タイヤが同じ、エンジンも同じ、燃料も、オイルも同じ。
これぞカートレースの面白さ。
まさにイコールコンディションだからこそ、のバトルが繰り広げられます。
***
結果
1位 伊藤琢磨選手
2位 野村勇斗選手
3位 嶋田隼人選手
そして4位
坂上真海選手


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タイムからわかること~坂上真海選手の走りを分析~

2017年10月08日 | 特集 坂上真海選手
僕が注目している、女子中学生レーサー、坂上真海選手。



先日10月1日、全日本、ジュニアカート選手権第5戦、琵琶湖 FP-jrクラスで大健闘。4位入賞18ポイントをゲット!!
ランキングでは、前回、瑞浪終了時の4位から、ひとつあげて西地域ランキング3位にアップ!

***
今回の琵琶湖でのレース。まずは、オフィシャルから公表されたリザルトを僕はじっくり眺めました。
そこには、ただ「順位」と「ラップタイム」などの『数字』がならんでいるだけ。
しかしです……。
その数字の裏側に、いろんなドラマが読みとれるのですよ。
では、時系列を追ってレース当日の模様を思い描いてみましょう。

①タイムトライアル結果


あれ~!!
坂上真海選手、11位に沈んでいます。
ベストラップは45,325-
トップ3人は44秒台を記録。
これはなにかあったぞ?

②予選ヒート(カートレースでは予選はF-1のような一発勝負ではなく、レース形式で決勝順位を決めます)



まじか?
坂上選手、ベストラップは45,153-
タイムトライアルより、コンマ17秒ほど速いタイムが出ています。
順位は3つあげて8番手。

③決勝ヒート



坂上真海選手、決勝は8番グリッドからのスタート。
そこから怒涛の追い上げ。
結果は4位入賞。
上位3人のレース所要時間はすべて15分17秒。
その1秒の中に、表彰台の3人が入る大混戦だったことがわかります。
そして4位に入った坂上真海選手は、所要時間、単独の15分21秒
5位の泉選手は15分22秒です。
*****

ここで僕は、直接、坂上選手本人にメールで取材することにしました。
以下、僕と坂上選手のメールのやりとりをそのまま掲載します。

⭐️アマミヤから質問

①タイムトライアルでは 45,325 で、11位という結果。この順位の原因はどこにあったと思いますか? 何か、重大なトラブルを抱えていた、のでしょうか?

②予選ヒート 結果は3つ上げて8位。 15週目にベストラップ 45,153-がでております。これはトップ5位の選手と遜色ないタイムです。しかもTTよりもコンマ17秒も速い。 そこで質問。TT後になにか車のセッテイングは変えたのでしょうか?

③決勝ヒート 予選8位から怒涛の追い上げで、なんと4位! あと一歩で表彰台、というところ。
この追い上げができた”勝因”は、ご自分でどう分析していますか?

⭐️坂上選手からの返信
おはようございます
タイトラのときはブレーキトラブルによりタイムを出すことができませんでした
タイトラ後ブレーキをなおし予選を走るとタイムを上げることができました
セッティングは大きく変えていません
決勝はとにかく完走することを考えていました。
琵琶湖のレースで実は予選、決勝二つとも完走したことがなかったのです
ポイントを取ること完走することを考えて落ち着いて走りました。統一戦に向けて少しでもポイントを取りたかったので
結果に納得はしていませんがポイントを獲得することができて一安心しています。統一戦でもしっかり走ってランキング入賞したいです。(以上、坂上真海選手本人より)

***
……ああ~っ!!
やはり……。ブレーキのトラブルを抱えていたのですね。
そのトラブルさえなければ……。
レースに『たられば』は絶対ダメですが、それでも、
朝のブレーキトラブルさえなければ。
表彰台さえ夢ではありませんでした。
しかし、結果は結果です。現実を冷静に受け止める。
それがレースです。
そして、数字の裏、ただの数字の羅列には、こんなドラマが隠されていたのですね!!
まさに『ラップタイム』は全てを物語ってくれるのです。



********
あとは、シーズン最終戦の鈴鹿ですね。
これは日本を東西に分けて戦っていた選手たちが、モータースポーツの『聖地』SUZUKAに結集。
東地域、西地域を通して誰が一番速いのか? 誰が一番強い選手なのか? その決着をつける、まさに「天王山」という戦いなのです。なお、レースが行われるのは『国際南コース』

実は僕、カートのブログに関わるまで、鈴鹿サーキットに「国際南コース」というものがあることすら知りませんでした。どんなサーキットなんだろう。モータースポーツファンとして、どうにも胸騒ぎがしますね。(つづく)
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