12月19日の火曜日、坂上真海選手からメールが送られてきました。
彼女は生まれて初めてイアメパリラX30エンジン
搭載の車に乗ったのです。
「おはようございます😊
鈴鹿選手権が終わり昨日福岡に帰ってきました。
結果としては34台中
タイトラ22位
予選20位
決勝17位でした。」
さっそく、わたくし、アマミヤが、ど素人の初歩的な質問メールを送ってみました。
Q ①
エンジンはセル付きですか?
A; セル付きです
Q ②
タイヤはダンロップ製でよろしいですか?
それはCIK/FIA仕様でしょうか? あるいはJAFの SLタイプを使用したのでしょうか?
A; タイヤはダンロップのSLタイヤです。
Q ③
エンジンの出力が上がり、タイヤも変わりました。
体に受ける横G、首にかかる負担など体感的にはいかがですか? 今までとどのような違いを感じますか?
A; 水冷エンジンになり、横Gとか、だいぶ負担が増えました。教えてくれた人からも、もっと体力つけていかなきゃねって言われました(^_^;)
Q ④
エンジンは空冷から水冷に変わりました。
エンジンのメンテナンスは今まで通りお父様が担当ですか?
また、エンジンの初期トラブルなどは、起こりませんでしたか?
A: エンジンやマシンのメンテはメカニックがします。初期のトラブルなどは全くなく、そこはチームの方に本当に感謝してます。
***所属するAKILAND RACINGのサポート体制もいいかんじですね、
鈴鹿サーキットから正式なリザルトが発表されています。
ちなみに、ファステストラップはゼッケン77番、吉田聲選手51.414 ; 88.51㎞/h
これ、平均時速ですよ。
さて、ここで8月13日のレース結果を参照して見ます。このレースは坂上選手がファステストラップを出して2位表彰台をゲット。「鈴鹿選手権シリーズ カートレース IN SUZUKA」SS-Junior オープンCLASS 『シリーズチャンピオン』となった時の記録です。
坂上真海選手、この時、平均時速 82.76㎞/hなのです。
そして、いま、X30に乗った。
平均時速88㎞/h。その差、6㎞/h。
いったいその6㎞/hが、どれほど強烈なインパクトなのか?
今の僕には想像もできません。
「モータースポーツ」をちょっと齧ると、”ハタ”と膝を打って思いつくことがあります。
『最高速を競っても意味がない』
『平均速度こそ、競うべきなのだ』という”発見”です。
最高速度はアクセルさえ”ベタ踏み”すれば、初心者でも200~300㎞/h出すことは理屈上、可能でしょう。
しかし、適切なタイミングでブレーキングを行い、ステアリングを切り、コーナーを侵入。強烈な横Gを耐え抜き、アクセルオンで車体にトラクションをかけ、再び加速する。
レースとはこの一連の作業の連続。
これらが適切にできているのか?
それを知る最も簡単な方法、それが……。
『ラップタイム』と『平均速度』なのだ、と僕は思います。
(この写真、右リアタイヤが少し浮いてます。カートでは3輪走行テクニックも重要です)
レース本番となると、この上に、ライバルたちとの駆け引き、タイヤの磨耗具合、様々な要素を自分の技量でコントロールしなければなりません。
それを達成できたドライバーだけが、表彰台に上がれるわけですね。
さて、X30エンジンに乗ったマミちゃんが、どのように乗りこなしてゆくのか。
今後も見守っていきたいですね。
***本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2017
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彼女は生まれて初めてイアメパリラX30エンジン
搭載の車に乗ったのです。
「おはようございます😊
鈴鹿選手権が終わり昨日福岡に帰ってきました。
結果としては34台中
タイトラ22位
予選20位
決勝17位でした。」
さっそく、わたくし、アマミヤが、ど素人の初歩的な質問メールを送ってみました。
Q ①
エンジンはセル付きですか?
A; セル付きです
Q ②
タイヤはダンロップ製でよろしいですか?
それはCIK/FIA仕様でしょうか? あるいはJAFの SLタイプを使用したのでしょうか?
A; タイヤはダンロップのSLタイヤです。
Q ③
エンジンの出力が上がり、タイヤも変わりました。
体に受ける横G、首にかかる負担など体感的にはいかがですか? 今までとどのような違いを感じますか?
A; 水冷エンジンになり、横Gとか、だいぶ負担が増えました。教えてくれた人からも、もっと体力つけていかなきゃねって言われました(^_^;)
Q ④
エンジンは空冷から水冷に変わりました。
エンジンのメンテナンスは今まで通りお父様が担当ですか?
また、エンジンの初期トラブルなどは、起こりませんでしたか?
A: エンジンやマシンのメンテはメカニックがします。初期のトラブルなどは全くなく、そこはチームの方に本当に感謝してます。
***所属するAKILAND RACINGのサポート体制もいいかんじですね、
鈴鹿サーキットから正式なリザルトが発表されています。
ちなみに、ファステストラップはゼッケン77番、吉田聲選手51.414 ; 88.51㎞/h
これ、平均時速ですよ。
さて、ここで8月13日のレース結果を参照して見ます。このレースは坂上選手がファステストラップを出して2位表彰台をゲット。「鈴鹿選手権シリーズ カートレース IN SUZUKA」SS-Junior オープンCLASS 『シリーズチャンピオン』となった時の記録です。
坂上真海選手、この時、平均時速 82.76㎞/hなのです。
そして、いま、X30に乗った。
平均時速88㎞/h。その差、6㎞/h。
いったいその6㎞/hが、どれほど強烈なインパクトなのか?
今の僕には想像もできません。
「モータースポーツ」をちょっと齧ると、”ハタ”と膝を打って思いつくことがあります。
『最高速を競っても意味がない』
『平均速度こそ、競うべきなのだ』という”発見”です。
最高速度はアクセルさえ”ベタ踏み”すれば、初心者でも200~300㎞/h出すことは理屈上、可能でしょう。
しかし、適切なタイミングでブレーキングを行い、ステアリングを切り、コーナーを侵入。強烈な横Gを耐え抜き、アクセルオンで車体にトラクションをかけ、再び加速する。
レースとはこの一連の作業の連続。
これらが適切にできているのか?
それを知る最も簡単な方法、それが……。
『ラップタイム』と『平均速度』なのだ、と僕は思います。
(この写真、右リアタイヤが少し浮いてます。カートでは3輪走行テクニックも重要です)
レース本番となると、この上に、ライバルたちとの駆け引き、タイヤの磨耗具合、様々な要素を自分の技量でコントロールしなければなりません。
それを達成できたドライバーだけが、表彰台に上がれるわけですね。
さて、X30エンジンに乗ったマミちゃんが、どのように乗りこなしてゆくのか。
今後も見守っていきたいですね。
***本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2017
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