57歳から始めるレンタルカートの世界

唄う物書きアマミヤユキト57歳で人生初のレンタルカートデビュー。

2020 SL神戸シリーズ 第5戦 SSクラス 決勝

2020年09月15日 | 2020年レース
2020 SL神戸シリーズ 第5戦 SSオープン 決勝

9月13日の日曜日、神戸スポーツサーキットでSL神戸シリーズ第5戦が行われました。
当日、僕は体調不良で、サーキットに行けませんでした。本当に申し訳ない気分です。
SSクラスでは、応援している中村海斗くんが、今シーズン2回目の優勝。
彼の走りを録画で見ていますと、
『競り合いに強くなったなぁ〜!』と感じました。

海斗くんの走りを、僕は4年前から見ています。彼の走りは、アーティスト的なのです。
彼のライン取りの美しさ、滑らかさは特筆すべきものがあります。
そのため、いったんタイムトライアルでトップに立つと、もう、誰も追いつけない、という走りをします。
しかし、ライバルたちも着実に力をつけてきています。
昨年、全日本ジュニアカデットクラスのチャンピオン、松本琉輝斗くん。今年SSクラスにステップアップしました。
前回のSLレースでは優勝しています。
まだ小さな体にもかかわらず、成人用のSSクラスのマシンを、実にうまくコントロールしていますね。
さらに、今シーズン全日本ジュニアで、神戸、中山と、2戦連続優勝した佐藤こころちゃん。

この二人を抑えて、優勝する、というのは並大抵の努力では、成し遂げられないでしょう。
このレースで僕が印象に残ったのは、2つ。
まずは序盤、高速4コーナーでの、松本くんとのバトル。
一旦は松本くんがインを刺しましたが、立ち上がりで海斗くんが抜き返しました。
ここは二人の走行ラインが交錯しています。ほんの一瞬でも、タイミングがずれると、接触、2台共にリタイアです。
お互いの技量を認め合っているからこそできる、華麗なバトルでした。
もう一つは、終盤、最終コーナーで、中村海斗くんが追い抜くシーンです。

神戸スポーツサーキットの最終コーナー。
実はココ。
『めちゃくちゃ怖い』のです。
僕のレンタルカートでの経験値から言うと、
最終コーナーのクリッピングポイントで、一瞬だけアクセルオフ。
そのあとすぐにアクセルオン!!
ピットのコンクリートウォール目掛けて、なんと、加速してゆくのですよ。
この時ハンドルは、ストレート方向へ、じわっとキープ。
カートは力強く曲がっていきます。
『アクセルで車を曲げる』
と言う典型的なコーナーなのです。
海斗くんは、この怖い、怖い最終コーナーで、ライバルを見事にパスしてゆきました。
優勝をもぎ取りましたね。おめでとうございます。

リザルトは以下の通りです。



本文の著作権は天見谷行人に帰属します ©️Yukito amamiya 2020
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