BGMがどうしたとか言っているうちに、なんと!
新聞に、「日比谷線のある区域で、車内BGMとしてクラシックを流す試みをする」のだと。
何でも、うっかり間違って流してしまったBGMが評判良くて、「みなさまのお疲れを癒すため」本格的に取り組むかどうか考えているそうだ。
え~!
余計なお世話のような気がしますけど、どうなんでしょう。
東京を移動していると、BGMのない時間というのはむしろ貴重で、たまには耳を休めたいよ・・と思うのであります。
商業地域はまだ許すにせよ、その上電車の中までとはねえ。
車内ではほとんどの人がスマホいじってて、聞きたい曲などは各自で間に合ってるんじゃないでしょうか。
マイク好きの車掌さんがしゃべり過ぎるのを防ぐためにクラシック流すというのなら、よい考えかもしれないけど。
お試しの結果が気になるところです。
ところでBGMは何のため?
例を挙げて、考えてみましょう。
パチンコ屋→軍艦マーチ(勝てる気持ちになるため)
109のブティック→過激なラップ(仕事を忘れて、ワイルドな気持ちになるため)
居酒屋1→ジャズの演奏(都会的な気持ちになるため)
居酒屋2→演歌(ざっくばらんな気持ちになるため)
マニアックなシャンソニエ→擦り切れたレコード的な古いフランスのシャンソン(ヴィンテージな気持ちになるため)
医院→小川のせせらぎ(安心するため)
葬儀場→オカリナ演奏(むこう岸のことを思うため)…これはEさんから頂いた情報ですけど、こういう場合の奏者を「葬次郎」と言うそうです。タイタニックのテーマとかも合いそうだね。
それぞれ、ひっそりと背後から目的を叶えているように思います。
さて、昨日のライブ@シャンパーニュ
瀬間千恵様、80歳を超えていらっしゃるとの周知の事実。
この美しさは何だ。
シャンパーニュ・チーフの齋藤裕君との昨年の2ショット。
背は高いし、背筋は伸びてるし、難解な曲の歌詞は覚えてるし、全国各地に熱烈なファンはたくさん居るし、こういう方は人生100年に相応しい方だと思う。
バタバタしていて、瀬間様抜きの記念になってしまった昨夜の写真。
たまには、ピアニストが主役でもいいんじゃない?
後ろから唯文さん、わたくし、斉藤君、ピアニスト久保田廣和大先生。
黒テントみたいな、色濃いライブで楽しかったです。