ユキだるまのつぶやき

歌う仕事の日常とインディーズならではの話あれこれ

パリ祭@ヴィラージュ報告

2015-07-16 03:05:49 | 音楽

日野美子さんと初めてご一緒にイベントしました。

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(撮影:Nさん)
ほほほ。

パリ祭は民衆が自由を求めて立ち上がった記念日ということで知られていますが、その前に歴史に翻弄された一人の女性を忘れることはできません。

それはマリーアントワネットです。

オーストリアから政略結婚のために、フランスへ嫁がされた姫君ですが、時代背景、育った環境、襲い来る歴史の陰謀の波にさらされて、ショッキングな死に方を余儀なくされた時代のスケープゴードとも言えるでしょう。

実はそういう事はそんなに真剣に考えたわけではないのですが、今回のイベントはマリーアントワネットとフランス女性をテーマに歌いました。

ですから当時の宮廷で流行ったとされる、高さを競うカツラ(業界用語でヅラと言います)をメインにドレスアップ。

普段のライブとの違いをお楽しみ頂きました。

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手作りのお食事付きです。

わたくしの頭(撮影:左党さん)
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意外と被りやすいです。その気になれます。

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一部は美子さんと一緒に高級娼婦「マダム・アルチュール」を歌いました。

わたくしはソロで「パリのお嬢さん」(お針子さんの多い時代。彼女たちが娼婦になるケースが非常に多かった。)「辻馬車」(夫よりも恋が好きなフランス人らしい曲。ご主人様は馬車の下敷き)「愛の小径」(プーランク)を歌いました。美子さんもコミカルに。

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お約束の「パリ祭」も皆さんとご一に。

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2部は「同曲異訳」の曲を二人でそれぞれ歌いました。
「パリ・カナイユ」「再会(めぐり逢い)」「アムステルダム」
訳詞家によって、曲の受け取り方が違うので、全く違う訳詞が出来上がった例です。

わたくしはソロで「あんたはジゴロ」「ムッシュウイリアム(首切りに慣れているフランス人らしい曲です。)」

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「アコーディオン弾き」「地下鉄の切符切り」を歌う美子さん


最後にみなさんと「バラはあこがれ(古賀力さん訳)」を歌ってお開きにしました。

とても楽しいライブでした!

みなさまありがとうございました。

美子さん、お疲れ様でした!



さて。本日は月例自由が丘ライブです。雨もきっと止むでしょう。

7月16日(木) 自由が丘「サロンラマンダ」
 充実のソロライブです。 19:00~2回ステージ
 ピアノ上里知己 チャージ¥5000(ドリンク別)
 03-3724-9959 http://www.lamanda.co.jp/

みなさま、ふるってご参加ください。
お待ちしています。

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(チラシデザイン:富永さん)