【REBECCA】 1951/04公開 アメリカ 130分
監督：アルフレッド・ヒッチコック
出演：ローレンス・オリヴィエ、ジョーン・フォンテイン、ジョージ・サンダース、ジュディス・アンダーソン
マリアンはリビエラの旅行で英国紳士マキシムと出会い、彼の後妻としてイギリスの屋敷にやってくる。だがその屋敷には、マキシムの死んだ前妻レベッカの、見えない影が全てを支配していた... （allcinema ONLINEより）
「午前十時の映画祭 Series2」第39週で上映された作品をDVDで観ました。
アルフレッド・ヒッチコック監督の渡米第一作となったゴシック・ロマン。
“レベッカ”とはどんな女性なのかと思いきや、この世にいない人でした。死んだ人が主人公というのも面白い設定ですね。全く姿は出てこないのに、もの凄い存在感にはびっくり。イニシャルの付いた持ち物の使い方もうまいです。
50年代の作品なのに今観ても引き込まれる面白さはさすが!
観ていくうちに映画のジャンルが変わっていくのも面白いです。最初はロマンスで始まり、その後サスペンス、ミステリー、法廷もの、そしてホラーの要素も入ってくる盛り沢山の作品。そして、二転三転するストーリーで思いもしなかったオチで締めるという130分引き込まれっぱなしでイッキ観しちゃいました。
ヒロインのジョーン・フォンテーンが美人。カラーじゃなくてモノクロだから余計美しさが引き立ってる。前半のロマンス部分では明るく可愛いイメージだったのが、結婚してからはちょっと自信なさげでおばちゃんメイドにびくびくしてたりとか、マキシムの前でははしゃいでたり顔色伺ったりといろんな表情や演技が楽しめました。
話し方から身のこなしまでといかにも英国紳士なローレンス・オリヴィエ。まぁやることがカッコいいね。それほど好みではないけれどイケメン様。マキシムのいい感じの強引さにヒロインは惹かれたんだろうなー。前妻のことで突然怒り出すというオマケつき。
ホラーな部分で大活躍のおばちゃんメイドが怖かった。監視してるような目が怖い。前の奥様とともにお屋敷にやってきたのだけれど、新しい奥様には厳しい...というか“私は認めてません”的な表情が怖い。仮装パーディでの一件ではゾッとした。
でも、本当に怖いのは少しずつ語られる“レベッカ”の行動だったかも、、、。
★★★★.3
 |
ヒッチコック サスペンス傑作集 BCP-058 [DVD] |
| ローレンス・オリヴィエ,マーガレット・ロックウッド,ジョエル・マクリー,ロバート・カミングス,ジョセフ・コットン | |
| 株式会社 コスミック出版 |
 |
レベッカ [DVD] |
| ローレンス・オリヴィエ,ジョーン・フォンティン | |
| ファーストトレーディング |
トータル
コメありがとう♪
ヒッチコック大好き★
レベッカはしかしぜんぜん覚えてないのよね。
昨日は「ヒューゴと冒険のなんとか～ 観て来たよー
またレポするね！
ヒッチコックは面白いね～昔の作品でもほんと面白かった。
新作の感想楽しみにしてまーす^^
以前、ローレンス・オリビエに凝って、ビデオで一気に鑑賞したことがありました。
この映画でも素敵でした。
また、見たくなってしまいましたっ。
ローレンス・オリビエは名前くらいしか知らなくて...一気観したことあるんですかー。
いかにも英国紳士!って感じですね。
素敵でした。
朝十3回目は追加ないみたいなので、まためぐってきたら今度は劇場で観たいなぁ。
明日は劇場で「鳥」観賞予定。（バードウォッチングじゃないですよ。）
やはりヒッチコック作品は面白いですね。
「鳥」はこちらでは終わっちゃいました^^;
あれも面白いですよね。記事アップのためにもう一度観ようかな。
＞バードウォッチングじゃないですよ
(笑)