フローズン・ライター

【BELOW ZERO】 2011年劇場未公開 カナダ 91分
監督：ジャスティン・トーマス・オステンセン
出演：エドワード・ファーロング、マイケル・ベリーマン、クリスティン・ブース、セイディ・マドゥー

［Story］
締切が迫っているホラー作家のジャックは、アイデアが浮かばずスランプ状態にあった。そこで彼は自らを追い詰めるため、古びた精肉工場の冷凍庫を借りて閉じ籠もることにするのだが...

エドワード・ファーロング主演によるシチュエーションスリラー。
2011年にアメリカ、イギリスの映画祭で上映され、映画ファンサイトで話題になったという作品だそうです。
こういうのを聞くとなんか嬉しいな～エディがんばれ!!

あまり怖くはなかったけれど、なかなか面白かったです。
物語はシンプルなものなんですが、現実とお話の世界が混じり合ってどこまでが現実でそうでないのかと不思議な感覚で観られました。
後がない崖っぷちの脚本家はエディ本人を表しているかのよう...汗。

中から開かない部屋に閉じ込められて脚本を仕上げなければならないという設定は現実と物語の世界で同じ。
ただ物語の世界はホラーな世界で扉にの向こうでは、怪しげな精肉店の男がまるで動物を解体しているように人間を.....。
この謎の精肉店の男には『サランドラ』(77)などのカルト映画では有名のマイケル・ベリーマン。
この方がまた不気味なんですよね。出演作品は未見ですが、この方自身がホラーです。
上半身裸に血が飛び散ったエプロン?姿が不気味...。
この男には息子がいるんですが、生きているのか死んでいるのかわからないようなホラーメイクが雰囲気出てました。
食事の肉やソーセージは...まさか?? なぜか解体中に涙を流すオヤジが意味深...。

何度も書き直すので、少しずつ物語の世界も変わっていきます。
冷凍庫の中での極限状態での執筆は、観てるこちらも冷えてきた～。
物語の世界の映像はホラーな雰囲気がよく出ていて、軽めのホラーが好きな方には楽しめるんじゃないですかねぇ。

★★★.6

 

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	エドワード・ファーロング,マイケル・ベリーマン,クリスティン・ブース,ディー・ハンナ
	アメイジングD.C.