リカリズムな日常

6拍子に彩られた破天荒な毎日

2008 仙台ジャスフェス

2008年09月17日 | ライブレポート
仙台は、SexRexここんとこないくらいボロボロなライブでした。

・・・・って、こういうこと書かなきゃいいのにね。
てか、書いちゃだめなのかもしれんが。


野外は得意とする環境だったから対して心配してなかった。それがいけなかったかな。
やればやるほど空回りしてゆく感じがどうにも苦しかったな。

ステージングはどこにもたどり着けない迷路のようなのに、
お客さまはどんどん集まる。テレビの人もカメラ持ってやってくる。
必死に自分の内を探しても、逆にスパーンと諦めてみても、
仲間との音に身を委ねてみても、どこにも落ち着く場所がない。

結局、ラストの成り上がりの情熱でやっと少し取り戻せたくらいでした。


・・・・たまにはこんなライブもいい。
こっからどうするか、よ。


とはいえ、メンバー4人は言葉にするのに大分時間がかかるくらいのへこみっぷり。
そりゃそうだ。集まってくれたお客様を満足させられなかった。
こんなにズタボロになることはない。

サポートメンバーであるなべさんやゆうだいさんの意見はとても客観的。
それにちょっと救われて、なんとか牛タンを美味しく食べられるくらいにはなったけれど。


悔しい~~・・・・。


明日予定がつまっているゆうだいさんはもんちゃんを乗せてそのまま帰路へ。
お疲れ様ーと手を振って、なべさんはジャスフェスを堪能しにストリートへくり出し。
我々、拓、直人、リカの3人は耐え切れずビールを購入。
アルコールのリラックスを借りてぽろぽろと本音を語り合い、でも結局やっぱり言葉にしたって癒せないわけで。


仙台の街はどこもかしこもミュージシャンだらけ。
ストリートライブだらけ。

どの音もどの音も、この日ばかりは辛かったです。


公園の中のメインステージらしきあたりにはざっと見渡しても5~6組はライブしてる。
楽しむ気にはなれないのに、やっぱり気になってみちゃう。

ビールも半分なくなったころに、ぼ~っと見ていたボーカリストの背中に目がとまる。
R&Bのリズムに合わせて軽快にステップ踏みながら観客をあおっている。
彼女の背中、まるで抵抗のないフィルターみたい。
バンドの音を全部吸い取って歌にして吐き出してる。
漂うリズムの波を邪魔しない。それどころか変換させてより鮮やかなものにしてる。
お客さんも無理なくその波に乗って思い思いにからだを揺らしてる。

ああ、私もあんな風に歌えばいいのかな、と酔っ払いの頭でぼんやり考えてました。


一緒に表現する人が多いと、こすれあう摩擦力がどう作用するかで爆発したり不発したり流れたり止まったりする。

SexRexは粘土のようなマグマのような、そういう摩擦力が存在するからな。。。
もう一度、練り直さなきゃ。







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2 コメント

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大丈夫☆ (ドンちゃん)
2008-09-18 14:50:40
リカさん、大丈夫
これで、次はもっと良いライブができまよ/m_0150/}
なぐさめでもなんでもなく。

出来なかったらしょうがない、自分に力が足りなかったのかもしれない。
でも、そのステージに居たお客さんの中にはその日のsex rexのライブを見て、良かったと思う人ファンになった人、リカさんを見て素敵だなと思った人もいっぱい居ますよ
それに、みんなでへこんだらその時点で、既に練り直しは始まってるはず
またこれでsex rexパワーアップするなぁ
楽しみ楽しみ

リカさん、元気出していこっ
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ドンちゃんさま (リカ)
2008-09-19 01:13:00
なんて素敵な励ましの言葉・・・!
ありがとう
ほんとにうれしいわ。

元気でてきたーーー!!


そんな素敵な言葉を持ってるドンちゃんさんが素敵
惚れなおしてしまいました
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