素晴らしいアーティストさんたちにご出演いただき、とても濃厚で情緒豊かなイベントとなりました。
ご来場いただいたみなさま、出演してくださった皆様、本当にありがとうございました。
そして、この日をもって、Bs.綿貫直人、Gu.Issei、及びサポートドラムのYou-Daiが卒業しました。
あの会場でのご報告の仕方は正直間違ったやり方だったとのちに猛省しました。
なんにも知らないお客様や対バンさんたちには寝耳に水の報告だったと思いますし、SexRexの解散ライブと銘打ったわけでもなかったのにそんな空気満載にしてイベントをぶち壊したかのようになってしまいました。
ですが、脱退する3人のラストステージを見届けようと遠方からも沢山のお客様方がいらっしゃっていたのを観て、これは3人にMCしてもらわねばと思ってしまった。それが軽はずみだったと思います。
彼らが脱退することはイベントより前に決定しておりましたが、一部のメンバーの29日のイベント終了までは発表しないでくれとの希望をうけて近日までそのままにしてしまったのもよくなかったと思っております。
脱退を知って動揺するお客様と、びっくりぽかーんとしてしまった初めてのお客様と、脱退をすでに知っていて涙涙のお客様と、いろんな空気が入り交ざってしまった。
イベント終了後、浅草KURAWOODの店長からもご叱責をいただき、胸がすくむ思いでした。
共同イベントなのに、完璧に身内ノリにしてしまった。
それなのにそれなのに。
アンコールをずっとしつづけてくださったお客様がいらっしゃった。
「今日はアンコールはしません」とお伝えしていたのにもかかわらず、照明が変わってもBGMが流れてもアンコールしつづけてくださったお客様が。私がステージに再度出てゆきマイクでご挨拶だけさせていただきました。
感激でした。ありがとうございました。
大人な挨拶をしてきれいに去ったBs.綿貫直人、Gu.Issei、こみ上げる思いをどうにも我慢できなかったサポートドラムのYou-Dai、そしてそんな3人を応援してくださった皆様、すべての皆様のお気持ちを私なりに受け止めて背負っていく覚悟です。
応援して下さった皆様本当にありがとうございました。
3人もメンバーが抜けてしまえば、それはもうSexRexじゃないというお声もちらほらいただきます。
ですが、当日久しぶりにライブを観に来てくれた先代ギタリスト、もんちょの一言が、やっぱり胸に響きました。
「SexRexって名前は残して下さいね。でないと僕がいた場所が、意味が消えてしまうんで。」
笑顔でそう言ってくれた彼が、どんなに反発くらってもやっぱりこのバンドの名を冠してゆこうと決意させてくれました。
私は、私の信じる道をゆきます。
応援してもらえたらうれしい。
どうか、今後ともSexRexをどうぞよろしくお願いいたします。