顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

泣きそう

2009-01-03 19:01:01 | Weblog
お正月なので親戚が集まる機会はありますよね中には1年ぶりに会う方とかもいますよね。

私自身、もちろん顎骨腫瘍の術後の顔を見せるのは、初めての人もたくさんいます
私のこの病気を知っているのは、身内でも両親と弟・妹、母方の祖母・祖父など、ごく一部の人だけなのです

病気のことを隠すつもりはありませんが、おおごとになるのがイヤだったので、あえて言う必要はないと思って、自分から話すことはなかったし、両親もそれ以上話すこともありませんでした。

私も病気のことを気づかれまいと、ごく普通に会話をしていたつもりです
でもやっぱり視線を感じるんです口元を見られているなぁ…って
口元を見られるのって、すごくイヤなのね歯はないし、顔は変形しているし、もう最悪

視線を気にしすぎかなとは思いつつ、気にしないようにしていたのですが、案の定「顔変わったよね?」・「前は方が良かったよ。」と言われたのが、ものすごくショックでした

さらには「なんか上の歯、出てない?前こんなだっけ?」とかも聞かれて、泣きそうになりました

歯がないことで、どうしても他の歯に負担がかかっていて、上の歯は前に出てきてしまうし、残った下の歯も全体的に左側に動いていて、やっぱり自分の顔は歪んでいるのだと感じ、改めて術後の後遺症がはっきり出ているのだなぁ…って感じて、やっぱり辛いです

どんなに頑張って治療をしても、もう以前のような元の状態には戻ることはありません頭では理解できていても、この事実をまだ受け入れたくありません
もうイヤだぁ

人から指摘されるたびに、手術をしたことを後悔するし、手術をする前の1年前の顔に戻りたいです

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