顎骨腫瘍体験記

顎骨腫瘍という病気になった20代の女の子の治療日記です。
腫瘍摘出時に歯と顎を失いましたが、完治を目指し治療中です。

歯茎を作る手術について

2009-01-02 21:18:09 | Weblog
顎骨腫瘍摘出後の顎堤形態異常という状態により、1/6に口腔前提拡張術によって、歯茎を作る手術を行います

手術は外来で、局所麻酔で行う場合もあるそうですが、私の場合は手術をする範囲が広いこと、歯茎を作る手術を1度で終わらせられるように、なるべく多くの粘膜を切り、できるだけ限界まで下に下げて縫い治すことなどから、全身麻酔を使って手術をすることになりました

今まで痛いことを散々経験したため、歯医者さんがキライになっているので、眠らせてしまった方が先生も手術しやすいから、という理由もあると思いますが 笑

主治医は「今まで受けてきた手術と比べると、今回はたいしたことのない手術だよ。」とは言ってきますが、やはり手術は恐いです

何度受けても、手術室に入り手術台に横になる瞬間とか、点滴から麻酔薬を入れられる瞬間の緊張感と恐怖感には慣れません

話は変わって、「何度も入院して手術を受けるのは大変なので、今回の手術と一緒に、移植した骨が出っ張っている部分を、キレイに整えてもらえますか?」とお願いしました

9/8「2度の手術を振り返って」11/23「CTの結果」にも書いてありますが、移植した右下の部分の骨が、外側にふくらんでいる状態でいます

すると主治医が、「それは今回はできない。」とのこと

さらに「一度にやって欲しいという気持ちはわかるけれど、いっぺんには治すことはできない。時間はかかるけれど、それは仕方がないことなのね。どうせいずれはインプラントの手術をするんだから、そのときにやろうね。」と言われてしまいました

早く元に戻して欲しかったのになぁ…一気にまとめて治して欲しかったのになぁ…

私の願いはなかなか叶わないようですきっとそれだけ、再建術って難しいんだろうね

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