2020年2月5日の日経平均株価は、前日比で234円上昇して23319円で引けました。
週の初め頃に危惧していた新型肺炎の影響で、下落する可能性を2月3日の当ブログでも指摘していたのですが、先週末の終値(23205円)を上回っている状況です。2月5日の米国株式相場は大幅続伸。ダウは483ドル高の29290ドル、ナスダックとS&P500は最高値更新したので、本日の日本株は続伸して始まりそうです。
何があったのでしょうか。
2月4日付・日本経済新聞夕刊には「FRBの緩和期待膨らむ」との見出しで、「押し目買いスタンスを続ける」という強気派の米投資運用会社担当者のコメント記事がありました。
米連邦準備理事会(FRB)による「予防的利下げ」への期待などから、「絶好の買い場」ととらえる考え方です。
2月5日付・日本経済新聞朝刊には「VIX先物取引」では、「新型肺炎が早い時点で収束に向かうとのシナリオを織り込んでいるようだ」との記事がありました。
米国株の予想変動率(VIX指数)は2月3日時点で17.97と警戒水域の20に迫る(足元では15.3程度)が、将来のVIX指数の水準を予想して売買する「VIX指数先物取引」では、期近物の3月限や4月限の値が足元の水準より低いからです。
2月5日の早朝に放送されたテレビ東京系の経済番組「モーニングサテライト」では、「中国人の新型肺炎の感染者数は日に日に増えてはいるが、増加率が鈍っている」との指摘がありました。
但し新型肺炎に関しては色々な報道がされていて、不透明なことが多いです。
「中国の当初の対応が遅かった」という指摘があり中国当局も認めているのに対して、ある日本人医師は「中国の当初の対応は問題なかった」との記事があったり。
明確な治療方法も分かっていなくて、ワクチンも開発途中です。しかし「インフルエンザに毛が生えたようなもの」との考え方も。
感染者数の増加率は鈍っているが増えているのは事実で、観光産業・航空会社・百貨店(インバウンド)などの業績懸念だけでなく、中国で製造している自動車産業・半導体関連・電子機器、現地に出店している流通業界(ユニクロ、イオンなど)などサプライチェーンへの影響も、これからじわじわと経済指標に出てくると思いますので、しっかりと見極めていかないとダメだと思います。
週の初め頃に危惧していた新型肺炎の影響で、下落する可能性を2月3日の当ブログでも指摘していたのですが、先週末の終値(23205円)を上回っている状況です。2月5日の米国株式相場は大幅続伸。ダウは483ドル高の29290ドル、ナスダックとS&P500は最高値更新したので、本日の日本株は続伸して始まりそうです。
何があったのでしょうか。
2月4日付・日本経済新聞夕刊には「FRBの緩和期待膨らむ」との見出しで、「押し目買いスタンスを続ける」という強気派の米投資運用会社担当者のコメント記事がありました。
米連邦準備理事会(FRB)による「予防的利下げ」への期待などから、「絶好の買い場」ととらえる考え方です。
2月5日付・日本経済新聞朝刊には「VIX先物取引」では、「新型肺炎が早い時点で収束に向かうとのシナリオを織り込んでいるようだ」との記事がありました。
米国株の予想変動率(VIX指数)は2月3日時点で17.97と警戒水域の20に迫る(足元では15.3程度)が、将来のVIX指数の水準を予想して売買する「VIX指数先物取引」では、期近物の3月限や4月限の値が足元の水準より低いからです。
2月5日の早朝に放送されたテレビ東京系の経済番組「モーニングサテライト」では、「中国人の新型肺炎の感染者数は日に日に増えてはいるが、増加率が鈍っている」との指摘がありました。
但し新型肺炎に関しては色々な報道がされていて、不透明なことが多いです。
「中国の当初の対応が遅かった」という指摘があり中国当局も認めているのに対して、ある日本人医師は「中国の当初の対応は問題なかった」との記事があったり。
明確な治療方法も分かっていなくて、ワクチンも開発途中です。しかし「インフルエンザに毛が生えたようなもの」との考え方も。
感染者数の増加率は鈍っているが増えているのは事実で、観光産業・航空会社・百貨店(インバウンド)などの業績懸念だけでなく、中国で製造している自動車産業・半導体関連・電子機器、現地に出店している流通業界(ユニクロ、イオンなど)などサプライチェーンへの影響も、これからじわじわと経済指標に出てくると思いますので、しっかりと見極めていかないとダメだと思います。