チューインガムの香りが漂う、ロッテ・新宿工場が閉鎖へ

先日から報道されていますが、3週間ほど前の日経新聞に以下の様な記事が出ていました。

ロッテは首都圏の生産拠点を再編する。浦和工場（さいたま市）に82億円を投じてアイスクリームの生産ラインを増強。創業工場の新宿工場（東京・新宿）は閉鎖し、ガムの生産を狭山工場（埼玉県狭山市）に移管する。アイスや菓子は季節や人気で需要が大きく変動するため、品目ごとに拠点を集約して生産・配送の効率を高める。


ロッテは新宿区西新宿に本社ビルが有ります。西新宿と言っても、初台駅から2分程のところなので、イメージ的には「西新宿のはずれ」です。
創業者でロッテグループ会長で千葉ロッテマリーンズのオーナーである重光武雄氏の自宅も、比較的近くに有ります。高級住宅街の高台にある素敵な邸宅です。







上記写真は新大久保駅北側の新宿区百人町にあるロッテ・新宿工場です。外壁はボロボロに傷んでおり、昔（10年位前まで？）はは近くを通っただけで周辺に漂っていた「チューインガムの甘い香り」は今は有りません。
一時はロッテの本社機能を有していた新宿工場が寂れていくのは悲しいですが、工場閉鎖後はどのような有効活用がされるのか、こちらも楽しみです。