お正月「親御さんの本音、婿・嫁さんの本音」

もうすぐでお正月ですね。
年末年始は実家に帰省される方も多いと思います。
家族を持っている人は夫・妻の両家の実家に行き、配偶者の実家に行く際は特に気苦労も多いと思います。
先日の日経新聞におもしろい記事が掲載されていました。
以下は帰省する際の親御さんの本音と、婿・嫁の本音です。
（それぞれ1位～3位はポイントとコメントを書いています。）


★親御さんの本音
1位（127P）　大げさな手土産はいらない
　・毎回食事の用意をするのが大変なので、みんなで食べられるシューマイやかまぼこなど惣菜をもらえると助かる（50代女性）
　・お互い気を使うので手土産はいらない（70代女性）
2位（104P）　一緒に過ごせて楽しいが、別れた後とても疲れている
　・料理の準備や片付けの手伝いを嫁に頼めず、全部自分でやってしまい、どっと疲れる（60代女性）
　・日ごろは夫婦2人でのんびり暮らしているので、人が集まると疲れてしまう（60代女性）
3位（97P)　長い滞在は遠慮して欲しい
　・2日以上滞在するなら1泊は近くのホテルに泊まって欲しい（60代女性）
　・準備が大変なので、いつまで滞在するかはっきりと伝えて欲しい（60代女性）
4位　迎えるための大掃除が一苦労
5位　長時間の孫の相手は大変
5位　帰省前に挨拶の電話を入れて欲しい
7位　自宅に集まるよりも一緒に旅行したい
8位　積極的に家事を手伝って欲しい
8位　食事の準備が大変なので1日くらい外食したい
10位　お年玉を用意するのが大変


★婿・嫁の本音
1位（117P)　何もすることがなくて暇だ
　・義母に「手伝わなくて良い」と言われるが、逆にじっとしているのもつらい（20代女性）
　・嫁の実家にいても何もすることが無く手持ち無沙汰だ（30代男性）
2位（101P)　料理が多すぎて食べきれない
　・小食なのにたくさん並んだ手料理を残さず、無理して食べなくてはならないのが辛い（20代女性）
　・食べないと具合が悪いと思われる（40代男性）
3位（93P）　自分達に構い過ぎずゆっくりして欲しい
　・義父が気を使いすぎてかえって居心地が悪い（40代男性）
　・義母が私の好物を作ってもてなしてくれるのはうれしいが、本当はゆっくりして欲しいと思う（50代男性）
4位　寝転がってくつろぎたい
5位　家事など何をすればよいか具体的に指示して欲しい
6位　手土産を選ぶのにいつも苦労している
7位　寝る時間など生活リズムが合わない
8位　部屋をもう少しきれいにして欲しい
9位　同じ愚痴や不満をあまり聞きたくない
10位　すすめられるお酒を飲みきれない


親御さんの1位「大げさな手土産はいらない」、婿・嫁さんの6位「手土産を選ぶのにいつも苦労している」となっており、本音で話し合えない義理と建前が見え隠れしていて面白いですね。
親御さんの2位「一緒に過ごせて楽しいが、別れた後とても疲れている」、婿・嫁さんの3位「自分達に構い過ぎずゆっくりして欲しい」もミスマッチですね。
親御さんの8位「積極的に家事を手伝って欲しい」、婿・嫁さんの5位「家事など何をすればよいか具体的に指示して欲しい」も歯車がかみ合っていないです。

自分の実家に帰省するのと配偶者の実家に帰省するのでは居心地が違うでしょうし、なかなか本音で話し合えない状況が想像出来ます。
もう少し腹を割って話し合えると良いのでしょうが、昔も今もなかなか難しいですね。
私はバツイチなので、気楽ですわ～☆